お風呂で確実に節約できるのは沸かすより溜める方法?!

#ガス料金 #プロパンガス #都市ガス
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お風呂

家庭で使うガスは、主にお風呂と料理です。
そのうち、圧倒的な割合を占めるのがお風呂で使用するガスです。
ですからガス代を節約したいと思うのであれば、お風呂の入り方を工夫することが重要となります。

ここでは、今日から出来るお風呂の節約術を紹介していきます。
ちょっとした工夫でガス代を抑えることが出来ますので、是非とも参考にしてください。

お風呂は溜めたほうが節約できる!?

“お風呂のお湯”

お湯をはる方法は主に、溜めると沸かすの2種類が挙げられます。湯船にお湯を溜める給湯式と、湯船に水を入れたあとに、ガスで水を温める風呂釜式です。
給湯式と風呂釜式では、ガス代や沸かす所要時間が変わってきます。

ここでは、200Lの水を15度から41度にする場合のガス代を計算して比較します。
ガス料金は、東京ガスの一般契約料金124.9円/㎥、45MJ/㎥(10750kcal/㎥)で計算します。

200Lの水を15度から41度まで温度を上昇させるためには、200L☓26度=5200kcalが必要です。
給湯器の熱効率は、80%程度と言われています。

5200÷(10750☓0.8)=約0.60㎥
0.60☓124.9円/㎥=74.94円

同様に風呂釜式のガス代を計算します。
給湯付き風呂釜器は、熱効率が70%程度と言われています。

5200÷(10750☓0.7)=約0.69㎥
0.69☓124.9円/㎥=86.18円

1回にかかるガス代 1カ月のガス代 年間のガス代
給湯式 74.94円 2248円 26976円
風呂釜式 86.18円 2585円 31020円

沸かす時間は給湯式は平均約8分、風呂釜式は約35分ですが、所要時間に比べると1回あたりのガス代はそこまでの違いはありません。
しかし、年間になると給湯式は毎日入浴して約4000円の節約につながります。

この点から分かることは、水からお湯にするよりもお湯を溜めたほうが所要時間が短くガス代の節約になるということです。

お風呂のふたを活用してガス代を節約

風呂のふた

浴槽にはふたが付いていますが、そのふたを活用することでガス代の節約ができます。

東京ガスの省エネデータによれば、お風呂に入る時にふた有りとふた無しでガス代は下記のようになります。

ガスは、東京ガスの一般契約料金124.9円/㎥を使用します。

1回のガス使用量 1回のガス代 年間のガス代
ふた有り 0.072㎥ 9.0円 3285円
ふた無し 0.120㎥ 15.0円 5474円

ふたをして毎日1回使用するだけで、年間2200円程度節約につながります。

しかも、湯沸かししてから4時間経過後の浴槽の温度を、ふたをするだけで温度低下を2度程度防げます。
家族が多ければ、お湯が冷めないうちにお風呂に入り終わることでかなりの節約につながります。

積み重なれば、年間で万単位レベルでガス代が変わってくるケースも考えられます。

ふた以外にも保温シートを浮かべると節約に!

保温シート

浴槽にふたをするのは勿論ですが、更にふただけでなく保温シートをお湯の上に浮かべるとより節約になります。
これによってお湯の温度が下がりにくくなりますから、ガス代の節約になります。

保温シートは100円ショップでも売っていますが、浴槽用の保温シートのほうが厚みがあり強度があります。
ふたと保温シートを併用することで保温時間も長くなり、入浴して数時間程度であれば追い焚きせずに入れるようになります。
→お風呂の節水グッズまとめ

時間をあけずに入浴して沸かし直ししない

入浴方法

浴室内が25度の場合、浴槽の水温はふたを利用しても1時間で約0.8度低下します。

200Lのお湯で200☓0.8=160kcal減少します。

一般契約料金124.9円/㎥を使用しますと、
160÷(10750☓0.8)=約0.02㎥
0.02×124.9円/㎥=約2.5円
4時間開けて入浴すると、年間で約3650円のガス代の無駄になります。

シャワーはできるだけ使用時間を決める

“シャワー”

お風呂のガス代を節約するのに欠かせないのがシャワーです。
頭や身体を洗う時、寒いからといってついつい出しっぱなしにしている方は多いのではないでしょうか?

お湯を出している時間が長ければ当然その分ガス代は高く付きますから、出来るだけシャワーの使用時間短くすることが大切です。
「シャワーの使用時間◯分」と決めるようにすれば、その時間内で済ませようと意識するものです。

5分もあれば頭と身体を洗うのはそう難しいことではないでしょう。

シャワーは、1分あたり約10L(0.01㎥)の水を消費します。
東京都水道局(23区)でひと月あたり使用水道量が60㎥だとすると1L=0.33円になります。

1分あたりの水道代は、10L×0.33=3.3円です。

ガス代は東京ガスのデータによれば、1分あたり3.8円になります。
ガスと水道代を合わせると料金の内訳は、下記のようになります。

シャワー使用時間 1回の料金 1カ月の料金 年間料金
1分 7.1円 213円 2556円
10分 71円 2130円 25560円

計算してみると分かりますが、1分間シャワー時間を短縮するだけで年間、2556円の節約になります

夏場など冷水でシャワーを1分節約した場合、1分間10Lとすると水道料金は年間で1188円の節水になります。

シャワー使用時間 1回の料金 1カ月の料金 年間料金
1分 3.3円 99円 1188円

シャワーの量を節水できる節水シャワーヘッドに付け替えるのも効果的です。
流速を高め、水量を下げる構造で、これに付け替えるだけで約20%程度の水をカットできます。

シャワーヘッドを使用して約20%の水をカットできると年間で約1606円の節約になります。

シャワー使用時間 1回の料金 1カ月の料金 年間料金
1分 4.46円 133.8円 1605.6円

節水シャワーヘッドは、安いものですと1000円台からあります。
高くても6000円前後ですので、家族全員で毎日シャワーを1分短縮しただけですぐに元が取れる計算になります。

シャワーを出来るだけ使用しないためにも、お風呂の湯で身体を流すのも良いでしょう。
またお風呂の残り湯で掃除や洗濯をするのも節約につながります。
→シャワーとお風呂はガス代どちらが高いの?

まとめ

入浴した女性

家庭のガス代で1番大きな割合を占めるお風呂。
1日の疲れを癒やしリラックスできる場所ですから、節約なんてしたくないと思うかもしれません。

しかし節約と言っても、そんな大それたことをするわけでもありませんから、今までどおり癒やしの場として使うことだって十分に可能です。
ちょっとした意識と工夫だけで節約に繋がります。

1日でみれば僅かなものかもしれませんが、年間で換算すれば中々大きな額の節約になることが分かります。
お風呂での節約が出来ればガス代を大きく節約することだって可能です。
今回紹介した方法を、ぜひぜひ今日から試し、ガス代の節約に励んでみてください。