肌にやさしい5つの『節約スキンケア』

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節約スキンケア

スキンケアを節約するのはお金の節約だけではなく、体への負担を減らし肌本来の力を取り戻すことにつながるんですよ。今回、5つのスキンケア節約方法をご紹介します。

基礎化粧品

例えば次のような方法があります。

  • 基礎化粧品を使わない。
  • ファンデーションはクレンジングを使わず、純石鹸を使う。
  • 一年以上経ってる日焼け止めを使わない。

これらのことを実践することで、肌本来の己治癒力を取り戻すことができるんです。

基礎化粧品を使わない

“市販の化粧品を使わないで節約”

「化粧品はエンターテイメント商品であって効くものではない。効くのならそれは医薬品」とまで言われています。

医薬品だと効能・効果が認められていますが、化粧品は医薬品ではないので「○○に効く」と言う言葉は売り文句では使えません。実際に何人もの医者が同じことを指摘しています。検索サイトで「化粧品 効かない」と入力してみるとその理由が分かると思います。

なのでエンターテイメント商品と割り切り、無理に高いのを買ってその効果を得ようとするのではなく「お化粧を施して、いつもの自分とちょっと違う顔になってみる」と楽しむ程度に留めるぐらいがいいのかもしれませんね。

クレンジングを使わず「純石鹸」

化粧を落とす際クレンジングをする方もいると思いますが、それがお肌の負担になっています。皮脂を余分に落とさず必要な角質層を残すことが必要ですが、クレンジングはその必要な角質層までも取り除いてしまう可能性があります。

純石鹸だけで充分に洗い落とせますし、純石鹸でやる肌の負担がクレンジングと比べて少なく、特に合成成分なしの100%無添加の純石鹸が望ましいです。

日焼け止めの注意点

日焼け止めに限らず、化粧品は開封した途端空気に触れ酸化などによる成分の劣化が始まります。

そうすると、成分の分離によって紫外線カット効果が失われるどころか肌の負担や刺激になります。日焼け止めは半年程度が目安です。

化粧水の節約方法

スキンケアは手作りが可能です。意外に思われるかもしれませんが薬局に販売している精製水やエタノールに、お好みのブレンドでグリセリン・アロマオイルなどを混ぜて作れてしまいます。

一本たった数十円で作れるのでとても安上がりです。また余計な添加物も一切なしで、特に敏感肌の方に優しいスキンケアが作れます。

ただしいくつか注意点が必要です。まず手作りの化粧水は、市販のと違って防腐剤がないため保存ができません。ですので1週間分の量を目安に50~100mLくらいの量で冷蔵庫で保存するのが必要になります。

また市販のと比べて効果が薄いので、化粧水のみを手作りし他は市販を買うのをお薦めします。そしてグリセリンとアロマオイルを入れすぎると、返って肌が悪くなります。

下にグリセリンとアロマオイルの特徴と注意点をまとめてみました。

グリセリンの特徴と注意点

グリセリンは植物や海藻中に含まれている、元々人間の体に脂質としてある成分です。保湿のみでなく吸湿性が高いのが特徴ですが、多すぎると本来肌にある水分を取り除き乾燥させてしまいます。

アロマオイルの特徴と注意点

アロマオイルは香りが良く癒やしの効果があります。ただし精油なので光で品質が劣化しやすく、刺激性もあるので疾患があったり妊娠中である場合、使用しない方が良いです。(それもあって手作りの化粧水は冷蔵庫の保存が良いです。)

レンジでスチーマー要らず

“電子レンジがあればスチーマーなんて必要ないんです。”

スチーマーは温かい蒸気で毛穴を開かせることで、お肌の汚れを落としやすくし保湿成分を奥まで浸透させる効果があります。でも効果は分かってるけど高くて買えないと思っている方はきっと多いと思います。

蒸しタオルでOK

そこでスチームの効果を、蒸したタオルで代用する方法があります。レンジで500Wか600Wで30秒から1分間温めればスチーマーと同じ効果があります。

そして蒸したタオルには毛穴ケアに必要な熱や蒸気と水分があるので、血流を促して肌の代謝効果を高める適温な熱を持ったり、角質を軟らかくさせることで毛穴が開いて溜まっている汚れと皮脂を取り除く効果があります。

ただし蒸したタオルを使う場合にもいくつか注意点があります。

  • 化粧をしている場合スチームが肌に浸透しないので、まずは丁寧に化粧を落とす必要があります。
  • タオルは火傷をする可能性があるので温めすぎないことが必要です。熱さの適温としては、自分が顔に付けて気持よく感じられるかどうかです。
  • 顔に刺激を与えないように塩素のない真水か軟水のミネラルウオーターを使いましょう。
  • 同じ理由で使うタオルは刺激時に刺激が洗剤や柔軟剤を使用しないようにしましょう。
  • 毛穴を開きすぎると逆効果なので、蒸しタオルは週に2回に留めてください。

スプーンが「美顔器」代わり?

美顔器もスチーマーと同じように高価で手に入りにくいものです。そこでスプーンで代用する方法があります。

冷蔵庫で冷やしたスプーンをスキンケア後に顔や首に当てるだけで、たるみの解消効果があったり冷やすことで毛穴が引き締まる効果や、血液とリンパの流れを促進させる毛細血管の刺激効果もあります。

冷やしたスプーンの意外な効果

“スプーンがあれば美顔器なんて必要ない?”

また飲み会の後や徹夜明けでむくれた顔や目のクマにも効果があり、その日の顔の調子で力加減を調整しやすく単に美顔器の代用だけでない気軽に顔をケアする効果がスプーンにはあります。

スプーンのカーブはどの顔の部分にもフィットしやすく、角もないので摩擦が出る心配はありません。

スプーンでのケアの仕方は柄を持って丸い掬う部分を内側から外側へ肌へパタパタと叩きましょう。特に夏は朝は火照っているため、ぬるま湯で洗顔するとより効果的です。

ちなみに冷凍にすると火傷になりかねないので冷蔵庫で冷やしましょう。またいつでも冷蔵庫にスプーンを常備しておくと良いです。

0円デトックス方法

毒素とは、普段の生活で溜まる体に悪影響を与える物質のことです。通常の生活で自然に溜まりやすく、例えば以下のような原因が考えられます。

  • 慢性的な便秘。
  • デスクワークが多い。
  • 時間が不規則で食ことも外食が多い。
  • 人間関係などでストレスが溜まっている。

他にも様々な理由がありますが、この中から思い当たる方もいるのではないでしょうか? 毒素が溜まると、ニキビができやすくなったり自律神経に影響が出たりと悪いことずくめです。

しかしその毒素は代謝などで排出できますし、反対に毒素を出すと次のような良いことが起きます。

  • ダイエットの効率が良くなる。
  • ホルモンバランスと免疫力が良くなる。
  • 肌に潤いとツヤが戻る。
  • 生活習慣病を予防になる。

そこで、タダで出来る毒素を抜き出す方法を2つ紹介します。

「睡眠デトックス」

“睡眠は最高のデトックス”

睡眠時間はできるだけ早い時間にきっちり眠りましょう。実は睡眠というのは毒素を取り除く貴重な時間なのです。反対に寝る時間が不足していると、毒素もあまり輩出されず頭がすっきりしないのです。

「水を口に含むデトックス」

高い効果を得られる方法です。細かい手順が必要なので紹介しますね。

一口程度での水を口に入れて10分ぐらい待つ。(その間飲み込まないように注意)10分経ったら吐き出します。10分の時間は少々きつく感じられるかもしれませんが、その間読書をするなどして時間を消費しましょう。

そして吐き出したものを見ると、ネバネバとした白いものが混ざっていることがあると思います。その正体がなんと毒素なのです。このようにうがいを繰り返しやることで、ネバネバが少なくなってきます。ちなみに一日3回が目安です。

いかがでしたでしょうか?家にあるものが美顔器やスチーム代わりになるので、電気代もかからず、肌がキレイになりますね。スキンケアの節約方法は案外シンプルなものが多いです。無理せず自分のできるところから初めてみましょう。