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ガス自由化

プロパンガスボンベ1本でどれくらいの期間もつ?何が出来る?

プロパンガスのボンベ

プロパンガスボンベには20kgと50kgサイズがあります。家族4人のご家庭でコンロと給湯器を使用した場合、一般的に50kgサイズのボンベで1ヶ月半ほどもつとされています。ケース別にプロパンガスボンベ1本でどれくらいの期間もつのか、詳しく計算してみました。

家族4人の場合プロパンガスボンベ1本でどれくらいの期間使える?

プロパンガスのボンベ

ガスボンベ1本でどれくらいの期間持つのかは、コンロのみの場合、コンロと給湯器の場合、コンロと湯沸かし器の場合など、各家庭により異なります。家族4人の場合、それぞれの条件で一般的にどのくらいの期間使えるのか、おおまかな一例をご紹介します。

コンロのみの場合 20kgのガスボンベで約2カ月~2カ月半
コンロと給湯器の場合 50kgのガスボンベで約1カ月半
コンロと湯沸かし器の場合 20㎏のガスボンベで約1カ月

ガスボンベのサイズはガス会社が使用状況に合わせた大きさのガスボンベを設置してくれるため、大きさの指定などはしなくても大丈夫です。

ガスボンベ1本の重さと使えるガス量の関係

電卓を持つ女性

ガスボンベの重さに対し使用できるガスの量は、計算式で確かめることが出来ます。

プロパン(C3H8)の炭素原子の量は「mol(モル)」と表現されます。mol(モル)とは、簡単に言うと原子の集団を表す単位のことです。鉛筆12本のまとまりを「1ダース」と言いますよね。それと同じ感覚で、6.02×1023個の原子の集団を「1mol(モル)」と言います。

モルの重さ(1モル44g)と気体の体積(1モル22.4L)を元に、ガスの重さと使用できるガスの量と体積を計算してみます。

プロパンガスボンベ1m3の重さは何キログラム?

計算式 プロパンガス1m3の重さ
44(g/mol)×1000(L/m3)÷22.4(L/mol) 1964(g/m3)

プロパンガス1m3の重さは、1964(g/m3)となり、1.964kgでした。

20kgプロパンガスボンベのガスの重さ、量、体積を計算

20kg容器の容量は、

プロパン20(kg)の体積=20×22.4L/mol/4410.1818…(m3)

となり、およそ10m3です。よって、20kgのボンベに入っているプロパンガスの重さは、

1.964kg×10m3=19.64kgです。

20kg容器の重さは一般的に18.5kg~23.0kgです。上で出したプロパンガスの重さを足すと、ガスを充填した状態での総重量は、38.5kg~43.0kgです。

計算式 プロパンガス1m3の重さ
20kgボンベに入っているプロパンガスの重さ 1.964kg×10m3 19.64kg
ガスが充填された20kgボンベの重さ 19.64kg+18.5kg~23.0kg 38.5kg~43.0kg

50kgプロパンガスボンベのガスの重さ、量、体積を計算

同じ計算方法で50kgのプロパンガスボンベについても計算します。50kg容器の容量は、

プロパン50(kg)の体積=50×22.4L/mol/4425.4545…(m3)

となり、およそ25m3です。よって、50kgのボンベに入っているプロパンガスの重さは、

19.64kg×25m3=49.1kgです。

容器の重さは36.5kg~47.0kgなので、ガス50kg充填した状態での総重量は、86.5kg~97.0kgです。

計算式 答え
50kgボンベに入っているプロパンガスの重さ 1964g×25m3 49.1kg
ガスが充填された50kgボンベの重さ 49.1kg+36.5kg~47.0kg 86.5kg~97.0kg

以上を表にまとめると、下記のようになります。

容器の重さ ガスの重さ ガスを充填した状態での総重量
20kg 18.5kg~23.0kg 19.64kg 38.5kg~43.0kg
50kg 36.5kg~47.0kg 49.1kg 86.5kg~97.0kg

プロパンガス1本で何回お風呂を沸かすことが出来る?

お風呂の浴槽

毎日お風呂を1回沸かした場合のガス使用量を計算してみます。

お風呂を毎日1回沸かした場合に必要な1ヶ月のカロリー

水を沸かすためには、エネルギーとなる「カロリー」が必要です。お風呂を1回沸かすのに必要なカロリーは、一般的におよそ5,400kcalほどです。そのため、1カ月に必要なおおよそのガス使用カロリーを計算すると、

計算式 1ヶ月に必要なカロリー
5,400kcal×30日 162,000kcal

となり、1カ月に必要なガス使用カロリーはおよそ162,000kcalです。

20kgプロパンガスボンベ1本で何回お風呂を沸かせるか

プロパンガス1m3が燃焼した時に発生する熱量は、およそ24,000kcalです。

また、お風呂を1回沸かすために必要なカロリー5,400kcalには、プロパンガスが0.225m3が必要です。

20kgプロパンガスボンベの体積は、上述の通り約10.18m3です。お風呂を沸かすには何回分あるのかを計算してみると、

計算式 20kgプロパンガスボンベでお風呂を沸かせる回数
10.18m3÷0.225m3 約45.24回分

となり、20kgのプロパンガスボンベ1本で約45.24回分のお風呂を沸かせることがわかりました。

シャワーを毎日30分使うと月にどれくらいプロパンガスを使う?

シャワーを浴びる女性

シャワーを毎日30分使用した場合に必要な1ヶ月のガス量を計算します。

シャワーのガス量を計算するには、

1.1分でどれだけのお湯を使用するか
2.水温
3.設定温度

この3つの条件が必要です。

最近は節水シャワーが主流になっています。節水シャワーを10分使用した場合、一般的に85Lのお湯を使うと言われています。

そのため、130分のシャワーに必要なお湯の量は、

85L×3255Lとなり、30分で255Lのお湯を使用することになります。

毎分のお湯の量を計算すると

255L÷30=8.5L

となり、1番の「1分でどれだけのお湯を使用するか」の答えは8.5Lでした。

30日の計算はこうなります。

255L×30日=7650L

30日で7650Lのお湯をシャワーで使うことがわかりました。

平成27年度の東京都の平均水温は16.6℃ですので、2番の「水温」は16.6℃と仮定します。3番の「設定温度」は40℃にしたと仮定した場合の上昇温度は

40℃-16.6℃=23.4

となり、23.4℃でした。

23.4℃×8.5L198.9kcal/分となり、1分間に使用するお湯に必要なカロリーは198.9kcal/分です。

1日に30分ですので

198.9kcal/分×30分=5,967kcal/

となり、1日で5,967kcal/日のカロリーが必要になります。

30日の場合は

5,967kcal/日×30日=179,010kcal/

ガス給湯器の熱効率が80%の場合、

179,010kcal/月÷0.8223,776kcal/

となり、30日で223,776kcalの熱量が必要になります。

計算式 答え
30分のシャワーに必要なお湯の量 85L×3 255L
1分のシャワーに必要なお湯の量 255L÷30 8.5L
1ヶ月に必要なお湯の量 255L×30日 7650L
お湯1分間の使用に必要なカロリー 23.4℃×8.5L 198.9kcal
お湯30分間の使用に必要なカロリー 198.9kcal×30分 5,967kcal
1ヶ月に必要なカロリー 5,967kcal×30日=179,010kcal→179,010kcal÷0.8 223,776kcal

ここで、1ヶ月のプロパンガス使用量を計算します。プロパンガスの発熱量は、ガス1m3に対し24,000kcal/m3のため、この数値を入れて計算します。

計算式 答え
1ヶ月のシャワーに必要なガス量 223,776kcal/月÷24,000kcal 約9.324m3

上記の通り、月30日で毎日30分使用するプロパンガスの使用量は、約9.3m3だということがわかりました。

20kgプロパンガスボンベの容量は10.18m3のため、

10.18m3÷9.3m3=1.0946…

となり、20kgプロパンガスボンベ1本で約1ヶ月もつことになります。

ガスコンロを毎日30分使うとガスボンベ1本でどれくらいもつ?

ガスコンロ

一般家庭で多く使われている2口ガステーブルコンロの場合、ガス消費量は1時間あたり0.64kgです。

つまり、30分では0.34㎥のガスを使用します。

1ヶ月毎日30分使用した場合、30分×30日=900分となり、合計900分ガスを使用する計算になります。

900分を時間に換算すると15時間のため、

0.64kg/h×15h9.6kg

30日で9.6kgのガス量が必要です。

20kgボンベ1本に換算すると、

20kg÷9.6kg=約2.08となります。

計算式 答え
1ヶ月に必要なガス量 0.64kg×15h 9.6kg
20kgガスボンベでどれくらい持つか 20kg÷9.6kg 約2.08ヶ月

2口ガステーブルコンロを毎日30分使用した場合、20kgのガスボンベで約2カ月持つことがわかりました。
⇒都市ガスとプロパンガスでガスコンロを間違えると大きな危険が!

ガスファンヒーターを毎日12時間使うと月にどれくらいガスを使う?

木造11畳用ガスファンヒーター「リンナイ:RC-S4002E」の場合で計算します。1日12時間使用した場合、1ヶ月だと何㎥のガスを消費するのでしょうか。

まず1kWにつきどれくらいのプロパンガスを消費するのか算出しておきます。

1kW=860kcal、プロパンガス1㎥あたりの熱量24,000kcalとすると、

860kcal÷24,000kcal/㎥=約0.036㎥

となります。プロパンガス1kWを0.036㎥の消費量として計算します。

計算式 ガス消費量
1時間のガス消費量 4.07kW(3,500kcal/h)
12時間のガス消費量 4.07kW(3,500kcal/h)×12h 48.84kW(42000kcal/h)
1ヶ月のガス消費量 48.84kW(42000kcal/h)×30日 465.2kW(1,260,000kcal/h)
1ヶ月で何m3のガスを消費するか 1465.2kW×0.036㎥ 約52.74㎥

1日12時間ガスファンヒーターを使用すると、月30日で約52.74㎥消費することがわかりました。20kgのガスボンベが約5本も必要になることが分かります。

プロパンガスは、ガスボンベが大きいため長期間もつイメージがあります。しかし、ガスコンロや給湯器、ガスファンヒーターなどさまざまな用途で使用すると20kgのガスボンベ1本では足りません。

複数のガスボンベを設置したり、50㎏のガスボンベを設置する必要があります。また、ガスが足りなくなる前に新しいガスボンベに交換してもらうようにして調整しましょう。通常、プロパンガス会社がきちんと管理して交換してくれます。

今回の計算結果を見て、意外とプロパンガス1本の消費ペースが早いと思われたかもしれません。プロパンガス代は一般的に都市ガス代より高く設定されていますので、ガス代が高くなりすぎないよう気をつけながら使用していきたいですね。

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