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プロパンガスボンベが爆発するとどうなる?実例と安全対策について

プロパンガスボンベ

プロパンガスボンベは、金属製のため頑丈に出来てはいますが、取り扱いには注意が必要です。万が一噴出したガスに引火すると、場合によっては爆発して大事故になることもあります。爆発事故の実例を挙げながら、適切な使用環境や安全対策について解説します。

プロパンガスボンベが爆発するのはどんな時?

爆発

爆発は、通常以下に挙げる3つの要因によって分けられます。

1.火薬やガスなど、爆発性のあるものに引火する
2.ボイラーのように爆発性でないものが、加熱によって破裂して爆発する
3.化学変化や気圧変化で爆発

プロパンガスの場合は、1に該当します

「燃焼」と「爆発」が違う点は、燃焼の速度が急激で速く、大音量の爆発音がして、周囲に火が拡散し飛び散ることです。

プロパンガスボンベ爆発事故の実例

それではプロパンガスボンベが爆発すると、どのような事故になるのか実例で見てみましょう。

つま恋ガス爆発事故

1983年11月22日に発生した事故です。静岡県掛川市のレクリエーション施設で発生しました。
バーベキューハウスの室内に充満したプロパンガスに、製氷機の火花が引火し爆発しました。鉄骨平屋の1,000平方メートルの建物は全壊し、客および従業員14名が死亡、27名が負傷しました。

LPG充填工場での事故

旭川市にあるLPG充填工場で、1988年8月19日に起こった事故です。
ボンベの検査を行っている最中に、工場内に充満したプロパンガスに引火し爆発しました。プロパンガスの残っていたボンベにも引火、爆発し、工場が吹き飛びました。
これにより2名が死亡、3名が負傷しました。

福岡のマンションでの爆発事故

2014年11月10日に発生した爆発事故です。福岡市飯塚市のマンションで、たばこの火がガスに引火し、爆発しました。
広範囲でガラスが割れるなどの被害があり、近くの保育園園児や職員など80名が避難しました。
幸いにして死亡者は出ず、5名が負傷して病院に運ばれました。

この他にも、高層マンションや飲食店、店舗などでもプロパンガスが原因の爆発事故が起きています。

プロパンガスは空気よりも僅かに重く、ガスが漏れると足下に溜まる性質があります。

無臭のガスであるため、通常のプロパンガスには腐ったような匂いが人工的につけられており、ガス漏れがすぐに分かるようになっています。しかし、この匂いに気づかず火を使ってしまうと、大きな火災に繋がる恐れがあります。

あの臭いプロパンガスの成分は何?

爆発事故が起きると、勢いよく周囲に火災が広がり、ガスの放出で広範囲に渡る建物やガラスを破壊します。爆発に巻き込まれてしまった場合、爆発の衝撃が強いと死亡事故に繋がる可能性もあります。

 プロパンガスボンベの適切な使用環境

プロパンガスのボンベは、日当たりの良い場所を避け、40度以下の気温で使用するよう定められています。

直射日光に長時間(一般的に6時間が限度とされています)当たると、中のガスが膨張し、容器の圧力が上がっていきます。40度ぐらいの温度ではボンベが爆発するようなことはありませんが、ガスが噴出することはありますので大変危険な状態です。

そのため、40度以下の直射日光が当たらない場所にプロパンガスボンベを設置する必要があります。

プロパンガスボンベの爆発を防ぐ安全対策

点検

プロパンガスボンベには、爆発を起こさないための安全対策がいくつか施されています。

プロパンガスボンベの点検

プロパンガスボンベは定期的に検査するよう定められており、販売元や事業者が点検します。平成元年4月1日以降に製造されたボンベについては、以下の周期で定期的に点検することが義務付けられています。

製造経過年数20年未満 製造経過年数20年以上
25L以下の溶接容器の定期点検 6年ごと 2年ごと
25L以上の溶接容器の定期点検 5年ごと 2年ごと

ガス容器には4.8L入りの2kg容器、12L入りの5kg容器、24L入りの10kg容器などがあり、容器の容量や経過年数によって定期点検のサイクルが異なります。
プロパンガスの充填期限や保安点検について徹底解説!

プロパンガスボンベには転倒防止の鎖がけを

プロパンガスボンベは、液化石油ガス保安規則により、転倒や転落による衝撃を防止するための措置をすることが義務付けられています。

具体的な措置例としては、プロパンガスボンベの上から4分の1(または下から4分の1の場合もある)のところで、ガスボンベの重さに耐えうる強度のチェーンを壁面等に固定する方法が挙げられます。
大きな地震が来た時に、プロパンガスの転倒二次災害が起きないよう、プロパンガスボンベの転倒処置はしっかり行いましょう。

また、プロパンガスのメーターには震度5以上の地震を関知しガスを止める装置が付いており、ガスが簡単に漏れないようになっています。

安全弁が付いている

プロパンガスボンベには安全弁が付いています。火災などで容器内の温度と圧力が上昇し、一定の圧力以上になると安全弁が作動してガスを放出します。これによってボンベが破裂する危険を回避します。

もし火の気があった場合は、ガスボンベから放出されるガスに引火しますが、容器自体は爆発しません。

プロパンガスボンベ内部で爆発することはない

プロパンガスは、酸素と混合して初めて爆発しますので、ボンベ内部で爆発燃焼することはありません。ボンベ内部の圧力が高くなった場合は、安全弁で圧力を逃がします。ただし崩壊した家屋の下敷きになるなど、押しつぶされるようなことがあれば、破裂する可能性はあります。

ガス漏れがあると思ったらすぐに避難する

プロパンガスボンベにはいくつかの安全対策が施されており、地震や火災が起きても爆発しないように設計されています。大地震が起きてもマイコンメーターによってガスがストップし、簡単に漏れない設計になっています。

ただし、ボンベが破損した場合は別です。家屋が倒壊して鉄骨が直撃しボンベが変形してしまった場合などは、一気にプロパンガスが漏れて拡散していきます。

万が一プロパンガスが漏れていれば、引火すると大炎上に繋がるため速やかに避難すべきです。

もし、使用しているプロパンガスボンベからガス漏れしているような匂いがしたら、すぐにLPガス販売事業者に連絡し点検してもらいましょう。設備に異常があれば、早急に修理してもらうべきです。

プロパンガスボンベは爆発しないよう設計されているとは言え、災害などによる万が一の事態も考え、このような対処方法を頭に入れておくと安心です。

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