アウトレットが得とは限らない?!お買い得品とハズレ品の見極め方

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アウトレットでお買い得品を見つけ出したい!アウトレットの意外な落とし穴を見分けるポイントを覚えて、お宝を発見できる審美眼を手に入れましょう♪

アウトレット服が安い4つの「ワケ」とは?

アウトレットを簡単に言うと『訳あり商品』です。訳あって売れ残ってしまい、その在庫処分のために低価格で提供しているんですね。

在庫処分と言えば不人気で魅力の無いものだと思いがちですが、アウトレット品になる理由はこれだけではありません。その理由とは何でしょうか?

お店で展示された商品

実際に手にとって操作したり、試したりできるサンプル品。実はこれも、最終的にはアウトレット商品として販売されます。機械でも服でも一度修理に出すようですが、長い間使用していたので傷がついていたりなど、品質には難ありです。

返品・傷物商品

開封したのに傷がついていたとか何とかで返品された商品。これらも処分せず、アウトレットとして販売されます。使うのに困るほどのダメージが入っていないかチェックしておきましょう。服なら前の縫製なども見ておくべきです!

アウトレット専用商品

アウトレット価格で陳列する商品を安定供給するために、低品質・低価格の商品も生産しているんです。安くてもその値段相応に品質が低い商品は、決してお得な買い物とは言えませんよね。

どの「ワケあり」が一番安い?タイプ別値引き率

アウトレット商品は「3~9割」程の値引き率で販売されます。ここまで幅広い値引き額になってしまうのは、先ほど上げた3つの理由があまりにも毛色の違うものだから。ワケありといっても許容されやすいものとされにくいものがあり、買ってもらえる可能性が低いものほど値引率が高くなる傾向にあるからです。

それではアウトレットの「ワケあり」タイプ別に、どれくらい値引きされるのかを確認してみましょう!

【タイプ1】在庫過多で売れ残った商品 → 3~5割引

売れる可能性を増やすために、仕入額以下でも処分することが多いようです。世間の人気は集まりませんでしたが、あなたのニーズにハマればかなりラッキーな商品です。

【タイプ2】お店で展示された商品 → 5~7割引

展示されている間についた傷の度合いで決まります。それでも一度修理してから配送するようで、使い心地は新品と変わりません。

【タイプ3】返品・傷物商品 → 5~7割引

タイプ2同様、傷の度合いで決まります。それでも不良品なので、あなたの許容できる範囲ならばお得といえます。

【タイプ4】値引きされていません。廉価版の商品です。

アウトレット価格の商品と並べてアイテム数を確保する・在庫を安定的に確保するために、最初から低い価格設定で作られたものです。安いように見えて実は定価の商品ですから、お値段相応の品質ということでお得とは言えません。

アウトレットで損をしないために覚えること

傷がついたことで大幅値引きされた正規品と、粗悪な品質で作られたアウトレット専用商品。同じ価格なら、どちらが得だと思いますか?アウトレットは、得するケースと損するケースが混在する棚からお宝を見つけ出す買い物になります。ハズレ商品を掴まないためにも、以下のポイントは気をつけましょう!

ポイント1:安すぎるものは買わない!

安い商品の場合はキズ、もしくは故障があって手放されたものがほとんど。使いものにならないハズレ商品の確率が高いので買わないほうが無難です。

ポイント2:高価な商品はアウトレットで得する可能性が高い

元が高価な商品は値引率が低くても値引き額が大きいため、お得に購入することが出来るんです。

ポイント3:新しいタグには要注意!

新しいタグの商品はアウトレット専用商品である可能性が高いです。値引きはされていないのに安い価格で、品質も相応。お得な買い物ではなく、単に安物を買っただけになります。品質と値段を照らしあわせて、本当にお買い得なものを見分けるスキルが求められますね。

アウトレットで買ったほうが良い商品・避けるべき商品

アウトレットで購入した方がいい商品は、やっぱり『高価な商品』になるでしょう。中古で売る予定がないものも狙い目です。もし売る予定があるなら、明らかで絶対的な付加価値を持っているものが良いですね。具体的にはこの2つです!

  • 家具
  • ブランド品

この2つは、絶対にアウトレットで買ったほうがお得です。特に家具は中古で売ることが少ないので傷の存在を気にする必要性が薄いです。ブランド品の場合は正規品であれば一応売ることは容易にできます。

逆に注意しなければいけないのが、電化製品。精密機械はハズレを引いたら全く使い物にならないリスクが大きいため、おすすめしません。保証も効きませんからね。

正しい知識と審美眼でお得な「ワケ」を見逃さない!

これらのことを参考にしながらアウトレットモールに出向いて、「ハズレ商品」と「アタリ商品」を見分ける練習をするのもありです。色々と新しい発見があり、審美眼が養われますよ♪ダメな商品って意外と分かるものなんです。是非、挑戦してみてくださいね!