シャープアクオステレビの最新型と旧式の電気代の違い

シャープのアクオスはいろんな端末に活用されていますが、やはりアクオステレビに関しては別格だと言えるでしょう。しかし、アクオステレビと言っても性能がどんどん進化していますので、それに掛かる電気代についても大きく異なってきていることが一般的です。
日本人の当たり前の考え方からすると、最新型の方がよりエコで電気代も安くなるイメージを持ちます。それでも、最新型でも様々な種類があるわけですし、1つ1つの機種を具体的に見てみないと電気代に関しては一概に言えないでしょう。
ここでは、最新型の電気代に関する傾向を述べると共に最新型と旧式のアクオステレビの電気代の違いについても具体的に説明していきます。
シャープアクオステレビの最新型と旧式の電気代は違う?
日本人の多くに人気のシャープアクオスですが、結論から言うと最新型と旧式の電気代には同じスペックのものでいうと大きく違いはあります。
また、一般的にシャープのアクオステレビでは最新型に変わるたびにすべての機種で省エネモードがブラッシュアップされているのです。
さらに、最新型における電気代について旧式のものと比較しますと若干の特徴のある傾向もあるのですが、ここではその傾向について述べると同時に通常版のシャープアクオス最新型と旧式の電気代についてチェックしてみましょう。
最新型では画面サイズに比例して旧式よりも電気代が安く
シャープのアクオステレビの最新型は一般的に画面サイズに比例して消費電力がコントロールされていて、その結果として電気代の伸び率が落ち着いて旧式の同じタイプのものと比べると電気代が安くなるものも多いでしょう。
従来の液晶テレビというものは、性能が向上する分だけ従来の同型機種と比べますと電気代がかさんでいくのが一般的でした。しかし、近年は技術が進んだこともあって、各社がこぞって最新型における消費電力のコントロールに成功しています。
そんな中でも、特にアクオステレビの場合は機種が新しくなっても経済性を常に著しく高めていることから、この点が国内外のユーザーはもとよりエンジニアに注目される大きな理由と言えます。
アクオステレビのシリーズの中ではやはり通常版のアクオステレビにおける消費電力効率の向上が目覚ましいと言われ、数年経過して買い替えの際にその電気代が非常に安くなったことを強く実感されることも少なくないでしょう。
通常版のシャープアクオス最新型で電気代を計算してみる
さて、ここからは通常版のシャープ最新型のアクオステレビの電気代を実際に計算していきましょう。
このアクオステレビのスタンダートモデルには、いくつかの画面サイズが存在していますが最新型で最も大きいのは55V型になります。
55V型について、公式にはこのサイズの年間における消費電力は【86キロワットアワー】となっており、通常の1キロワットアワー当たりの電気代単価を高くても25円としますと年間で2,150円の電気代の支払いが生じます。
しかし、1つ小さい型である50V型になると年間の消費電力が【72キロワットアワー】になります。消費電力によって適切な画面サイズを逆算してみますと、上述の【86キロワットアワー】であれば60型のサイズが実現可能なはずです。
つまり、アクオステレビのスタンダート版について最新型機種の間では、画面が大きくなるほど電気代がかさみやすくなるという事実もあるでしょう。これは、旧式のテレビと比べると最新版の電気代が比較的安いアクオスでは意外な点になります。
アクオステレビのハイスペック最新型と旧式にて電気代計算比較
アクオステレビの最新型には従来のスタンダード版の最新型以外にも、新しいラインナップもいくつか存在しています。そのほとんどは4kに対応したタイプになっていて、画面サイズも最小でも46V型以上と非常に大型化しているのです。
そして、ここでは全く新しいラインナップ商品のうち、アクオステレビ【クアトロンプロ】と呼ばれる商品を使って、旧式モデルとの電気代比較を進めてさらに検証していきましょう。
シャープアクオス最新型のAQUOS クアトロンプロはエコ機種
アクオステレビの最新型モデルのうち、【クアトロンプロ】はハイスペック機種でありながらもエコを考慮したタイプとして評判が高いものです。
【クアトロンプロ】はハイエンドモデルの4kタイプではなくてそれ相応の液晶パーツも使われていませんが、4kに限りなく近い画質を持っているので最新型モデルでは非常に注目度が高いでしょう。
電気代ですが、46V型サイズになると【83キロワットアワー】の年間消費電力を持っていますが、旧式の32型サイズと比べた場合は4キロワットアワー(電気代で約100円分)ほど【クアトロンプロ】の方が若干お得になっている現状になります。
これを画面サイズの最も大きい60V型で考えてみると【116キロワットアワー】の年間消費電力になりますが、同様に従来に32型サイズと比較すると60V型にしては16キロワットアワー(電気代で約400円分)もリーズナブルになる計算です。
つまり、【クアトロンプロ】の電気代は旧式と比べても電力消費率が明らかに低くなっているのが分かるでしょう。
シャープのアクオスの最新型で旧式より電気代が高い機種も!
しかし、アクオステレビの最新型の電気代をチェックするのであれば、ハイエンドモデルタイプも見てみなければなりません。
最新型は既にご承知のとおり、4k液晶を搭載した最先端タイプです。その名も【4K NEXT】と【4K液晶テレビ】と呼ばれる2タイプになりますが、実際のところ電気代については旧式モデルと比べても高めになると言われています。
ここでは、これらの電気代も実際に計算していくと同時に、商品の概要なども併せて説明していきましょう。
AQUOS 4K NEXTの電気代
最初はアクオステレビの【4K NEXT】です。アクオステレビの最新型では名実ともにハイエンドスペックになり、現在は60V/70V/80V型の3つの画面サイズがラインナップとして出ています。
60V型の年間消費電力ですが、【196キロワットアワー】になりますので旧式の32型と比べてみると、60Vのレベルであれば100キロアットアワーを超えるくらいで落ち着けるはずなので96キロアットアワー(電気代で約2,400円分)は余分に消費することになるでしょう。
また、80V型の年間消費電力になると【287キロアットアワー】になれば、上と同じ条件で適切な電気代を換算すると、130キロアットアワーが相場とすれば年間消費電力が150キロワットアワー(電気代で約3,750円分)も多くなります。
ただし、【4K NEXT】はその名のとおりに次世代テレビを意識して開発されたこともあって、旧式モデルとの電気代比較となると若干無理があるかも知れません。
AQUOS 4K液晶テレビの電気代
次に【4K液晶テレビ】の電気代をチェックしていきます。このシリーズは画面サイズのラインアップが最も多いことでも有名です。ここでは最新型のうち、40V型と60V型のモデルを参考にしてみましょう。
まず、40V型の【4K液晶テレビ】における年間消費電力は【96キロワットアワー】になり、例のごとく旧式32型の年間消費電力を参考にして最新40V型の理想的な数字を割り出すと68キロワットアワーになります。
このパターンでは、28キロワットアワー(日本円で約504円分)の電気代割増になるでしょう。
また、60V型になれば年間消費電力も【164キロアットアワー】になりますが、同様の条件による対比にて年間消費電力を逆算すると103キロワットアワーになり、61キロワットアワー(日本円で約1,525分)の年間消費電力の増加に転じるのです。
よって、4kテレビはまだまだ維持費が非常に高い時期であることは間違いなく、どのような機種を選ぶのかについてかなりの時間を掛けることが必要となります。
シャープアクオスの最新型へ旧式から乗り換える際のポイント
これまでアクオステレビの最新型と旧式の電気代についての違いをご説明してきましたが、結論から言うと乗り換えにはかなり慎重に進めなければならないと言えます。
また、ここでは乗り換える際の基本的に気を付けるべきポイントをご紹介していきましょう。
画面サイズが大きくても年間電気代が同じくらいの機種が無難
近年におけるアクオステレビの特徴を語るうえで見逃せないのが、画面サイズの巨大化が非常に著しいということです。つまり、これからの最新型のメインは大画面になり、従来の日本的な非常に狭い空間にあった大きさのものが購入しにくくなっていると言えます。
そのため、旧式で自分の部屋にマッチしたサイズを使用していたのに、最新型ではぴったりのサイズがなくなったという時代も遅かれ早かれ訪れるでしょう。
よって、これから最新型のアクオスを引き続き購入していこうとされる方は、年間に支払う電気代がそれほど変わらないものを意識して選ぶことが重要です。
4kテレビはこれからも進化していくのは間違いありませんが、現状では旧式から乗り換える方で同じ条件にぴったり合う理想的なエコなテレビを使うにはまだまだラインナップが少なすぎることも知るべきと言えます。
現在は継続してテレビをつける方も多いので、この点を理解して商品選びを進めてください。
自分に合った4Kが欲しい場合はメーカーを問わずに機種考慮
これまで、アクオステレビを購入する前提で最新型と旧式の電気代を比較してきましたが、自分に合った4kテレビをどうやっても欲しいというのであればアクオスにこだわらずにほかのメーカーの4kも考慮してみましょう。
電気代に関しては実際のところ、他メーカーシリーズの機種によってはアクオスよりも安いものも存在しています。
つまり、それが自分にとって今まで使ってきたアクオステレビの旧式と比較しても十分に代替できるレベルにあると判断できるのならば、他のメーカーの機種を選ばない理由はどこにも存在しないのです。
また、最新型の場合は価格も非常に高いのは仕方ありませんが、どうしてもアクオステレビにこだわりたいのであれば年間消費電力が落ち着くまで購入をもう少し待ってみることも意外に重要かもしれません。
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