スマホやパソコンの充電がコンビニでできるようになる!?東電EPなどが認証実験
スマホやノートパソコンなどの通信機器全盛の今では、外出先で充電を行うことは珍しいことではありません。もちろんこれに対応するために、すでに客席にコンセントを備えているファストフード店などは少なくありません。
とはいえ、今回東京電力エナジーパートナー、ソニービジネスソリューション、関電工の三社協業によるespot(エスポット)と呼ばれる認証型公衆電源サービスは同じ充電サービスでも内容が一味違うようです。
認証型コンセントを使った新しい充電のスタイル
プレスリリースによれば今回3社が行う公衆電源サービスは主にコンビニや飲食店、それに空港などで、24時間いつでもスマホなどの通信機器に充電できるサービスです。
このサービスの実証実験が東京23区の36ヶ所で8月23日からスタートしました。料金は20分100円で、コンビニの場合だと、まず精算を済まし、その後イートインスペースに設けられた認証型コンセントを使って充電します。
従来のファストフード店などと違うのは認証型コンセントを使う点で、これが今回のサービスの重要なポイントなのです。精算はespotカードと呼ばれる5度数/500円のプリペイドカードで行いますが、スマホ利用によるクレジットカード払いにも対応しています。
Espot(エスポット)サービスで使われる認証型コンセントとは?
認証型コンセントはソニーが2012年に開発したもので、今回ソニーが事業に参加するのは、この認証型コンセントを提供するためです。認証型コンセントは認証という名前のごとく、差し込み口に機器を繋ぐと即座に機器の種類を認定することができます。
これを使うと電気料金が分かるだけでなく機器の種類認定できるため、充電に使用される機器の種類を特定することができるのです。
こうして得られた情報を、ポイントカードやクーポン配信など今後のマーケティングに広く活用し、新しいビジネスモデルを模索するとともに、この事業を本格化させるための検討材料にしていこうとしているのです。
今回の実証実験で対象になるのは来店する客や、あらかじめ募集したモニターなどですが、これらの人々に一定期間利用してもらい、サーバーで利用実績を管理して、本格的な事業のための検証が行われるのです。簡単に言えばテスト販売のことで、この実績によって今後の方針が決められるのです。
エスポットの設置場所と利用方法
エスポットの設置場所はコンビニや商業施設に設置されています。ここでその一部をご紹介しておきます。
エスポット設置場所
新宿区
- ローソン西新宿4丁目
- ローソン新宿中央
- ローソン高田馬場駅通
- ローソン西早稲田駅前
- ローソン下落合2丁目
江東区
- テレコムセンタービル
- 青梅フロンティアビル
- 有明フロンティアビル
品川区
- ローソン大井町銀座通り
- ローソン品川大井1丁目
- ローソン西五反田高齢者複合施設
目黒区
- ローソン自由ヶ丘
- ローソン目黒大鳥神社前
渋谷区
- ローソン千駄ヶ谷4丁目
- ローソン元代々木町
エスポットはこうして使う
espotカードの場合
①espotカードを用意する(持っていなければコンビニレジで購入する。5度数500円)
②機器とエスポット端末をケーブルで接続。(スマホや携帯の場合はUSBを使用)
③エスポット端末の切り換えスイッチを押す。ピーという音でオレンジ色が点滅。
④10秒以内に円の中心にエスポットカードをかざす。ピーという音でグリーンが点滅する。
(注)
カードをかざすのに10秒以上過ぎた場合はモード切替スイッチを押す。
クレジットカードの場合
あらかじめスマホ(携帯)、充電ケーブルを持参する。
①エスポット端末に表示されたQRコードをスマホ(携帯)で読み取る。
②機器とエスポット端末を充電ケーブルで接続(USBとコンセントは同時に利用可)
③接続されたサイト案内により手続きを進める。初めての場合は「会員登録して支払」を選択。
④決済が終わって3秒以内に「モード切替スイッチ」を押す。
中央の円がグリーンの点滅に変わり充電スタート。
エスポットサービスの20分100円は高くないか?
コンビニでスマホなどの充電ができるのは極めて便利なことです。何しろ1日1度は必ずコンビニに行く、という人も珍しくない世の中ですから、これで恩恵を受ける人は多いはずです。ただ問題は20分100円という料金です。
なぜなら今では無料で充電できるファストフード店を初め、「電源カフェ」と呼ばれる場所も少なくないからです。
つまりコンビニでわざわざ100円払って充電しなくても、行きつけのカフェだとタダでできる、という意見も少なくないのです。
でも世の中カフェに行く習慣がある人ばかりではありません。そういう人にはカフェでほしくもない飲物にお金を使うぐらいなら、100円でできるコンビニのほうがよほどまし、と考える人も多いに違いありません。
エスポットサービスに関するツイッターの声は?
参考までに、ここではこのニュースを読んで後でツイッターで囁かれた意見を見てみましょう。
ツイッター口コミその①
東電などによるコンビニの有料コンセントは良いなあ、関電もしないかなあ。
ツイッター口コミその②
そうそう、充電するためにコーヒー代払うぐらいなら、充電そのものにお金を使いたい
ツイッター口コミその③
10年前ぐらいの発想なら悪くはないが、電源カフェが当たり前の現代では
残念だが合うとは思えない。
ツイッター口コミその④
2005年に事業計画したサービスがようやく出たなあ。
ツイッター口コミその⑤
マックやファミマのイートインだとコンセントついているものなあ。
ツイッター口コミその⑥
100円払うぐらいなら飲物買った方がいい気が。
ツイッター口コミその⑦
ボリすぎな上に、20分もコンビニで何しろというのか。
ツイッター口コミその⑧
100円で20分なら、モハブ持ち歩くわ。
ツイッター口コミその⑨
20分100円って有料ならば使う人いないでしょ。
5分で充電できますとかの超高速ならば需要がある可能性はあるけど
まずコンビニにそんなに長く滞在しないし、なんかズレてるよな
こうゆうとこに経営センスのなさが現れるね。
まとめ
住民票が取れるなど、コンビニには買い物以外の便利なサービスがたくさんありますが、今回新たにスマホやノートパソコンの充電サービスが付け加えられました。
しかし、サービス自体は時代にマッチしたものとして認められていますが、20分100円という料金には賛否両論が集まっています。
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