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100年続く街 藤沢市のスマートシティ開発50%まで進む

高層ビル群

スマートシティ(注1)はいま世界的な潮流と言えますが、日本でも政府のスマートジャパン構想を受けて、各地でスマートタウン造りが着々と進んでいます。今回はその一つである神奈川県藤沢市のサスティナブル・スマートタウン(以下Fujisawa SST)をご紹介します。

藤沢市で建設をすすめている「Fujisawa SST」はサスティナブル・スマートタウンの名前のごとく持続可能な「100年続く街」がテーマになっています。このFujisawa SSTの中核施設とも言えるウェルネススクエアー(Wellness SQUARE)がまもなく(2016年9月)にオープンします。この施設の完成により計画の進捗率は50%に達したといわれています。

(注1)スマートシティとは
スマートシティはインターネットと物を結ぶIoT(注2)による先端技術を応用して人々の生活の質を高め、持続可能な経済発展を目指す新しい都市のことです。いまスマートシティは世界的な潮流と言えますが、この波に乗って、日本でも各地で建設が進んでいます。

(注2)IoTとは
IoTとは、コンピュータなどの情報通信機器だけでなく、世の中の様々な物に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うことです。

藤沢SSTのウェルネススクエアー(Wellness SQUARE)とはどんな施設?

家のおもちゃ

いよいよ待望のウェルネススクエアがオープンしますが、この施設は北館と南館の2棟で構成され、約69キロワットの太陽光発電やガスによるコージェネレーション(熱電併給)システム、蓄電地などの総合的な省エネシステムを備えています。

なお今回完成したのは南館のみですが、入居施設はサービスつき高齢者住宅、居宅介護支援施設、訪問介護施設、デイサービス施設、クリニック、薬局、保育園、学童保護施設、学習塾などと多岐に及んでいます。

なお2017年4月にオープン予定の北館には特別養護老人ホームと短期入所生活介護設などが入居する予定です。

スマートシティ「Fujisawa SST」とはどんな街なのか?

都市空撮イラスト

藤沢SSTは環境配慮型の先進住宅(スマートハウス)600戸と分譲マンション400戸、及び福祉・健康・教育・の複合施設や商業施設などからなる総合的な生活機能を備えた街で、完成時には1,000世帯、居住人口3,000人というニュータウンになります。

この街はパナソニックの工場跡地約19ヘクタールという広大な土地に造られるもので、サスティナブル(注3)の名の通り100年後も快適なエコでスマートな生活が持続できることをテーマにして、いま着々と街づくりが進められています。

⇒電力自由化で無駄が減る!?未来型の家『スマートハウス』

(注3)サスティナブルとは
サスティナブルはsustainableと綴りますが、意味は持続可能である様や社会のことを言います。つまり、いま日本が抱えている少子高齢化、老人福祉、地球温暖化、環境・資源問題、雇用問題・財政赤字問題など、一朝一夕には解決できない問題を少しずつ解決していき、今後末永く持続して成長が見込める持続可能な社会のことを言います。

50%が完成したスマートシティ Fujisawa SST

東京オリンピックの年2020年を完成予定に進めている藤沢SSTですが、2016年9月にオープンするシティの中核となる「ウェルネススクエア」(南館)の完成で、計画全体の50%まで達したと見られています。

またこの秋のおわり頃までには、ヤマト運輸による次世代型物流センターがオープンするなど、プロジェクト全体の完成に向かって着々と前進しています。

100年持続する街の実現にタウンマネージメント会社が協力

藤沢SSTは100年持続することをテーマにした街です。これを実現するために、まず住民で構成する自治会組織「藤沢SSTコミュニティ」を立ち上げています。それとともに「Fujisawa SSTマネジメント株式会社」(TMO)がコミュニティ運営をサポートすることになっています。

藤沢SSTコミュニティは集会所や自主管理広場、防犯灯、防犯カメラなどの維持管理をはじめ、イベントの企画運営に当たりますが、将来的には法人格を得る計画です。一方TMOは街コーディネーターと呼ばれる人材をコミュニティに派遣し、コミュニティ運営をサポートします。

またコミュニティデザインガイドラインの運用支援や、すべての家庭に設置されたHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を通じてエネルギーデータや生活情報などを一元管理します。

⇒「HEMS」の特徴と「スマートメーター」の設置手順

万全な災害対策で地震などの不安を軽減

藤沢SSTが建設されるエリアはJR藤沢駅からバスで5分、JR辻堂駅からは徒歩23分に位置しています。実はこのエリアは東日本大地震の後しばらくは、津波の心配などから住宅地としてはまったくの不人気で、一次は仕入れ値の半分でやっと売れた、と不動産さんが話すぐらい、人気の乏しい住宅地だったのです。

それがいまのように全国的に注目されるスマートシティに変貌したのは、プロジェクトチームによる地盤の液状化対策や建物施工のパナホームによる地震の揺れを低減する画期的な新耐震構造の採用、それに併設する分譲マンションを広域避難所に指定するなど、何重もの災害対策を施し、居住者の安全確保に努めた結果と言えます。

藤沢SSTは日本全国のお手本になるスマートシティを目指している

藤沢SSTは長い間、市のランドマークになっていたパナソニックの工場の跡地がスマートシティとして開発されるということで、地元民の期待は非常に大きいものがあります。

その期待に背かないように、先端技術を集めるだけでなく隅々まで気を配ったきめ細かな災害対策やコミュニティ形成のためのしっかりしたタウンマネジメントの仕組みをつくり、総合力の強い街づくりを目指しています。それだけでなく、全国のスマートシティのお手本となる街になるよう、市民をはじめ関係者から大きな期待が寄せられています。

⇒スマートコミュニティとは政府が目指す電力自由化での構想

まとめ

笑顔の女性

スマートシティが世界的な潮流になっている中で、日本の各地でも建設が始まっています。
なかでも現在50%が完成した神奈川県藤沢市で建設中の藤沢サスティナブルスマートタウンは、日本のスマートタウンのお手本になることを目標に、2020年の完成に向けて着々と建設が続いています。

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