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電力自由化

電気料金を安くするには「電力を使う時間帯」を把握する!

電気料金の時間帯

電気料金を安くしたいと考えているなら、まずは「毎日の電力を使う時間帯」を把握することです。

電気料金は深夜・夜間・昼間などの時間帯で料金が分けられているプランが多く存在します。「いつも誰かが家にいる」「共働きで日中ほとんど誰もいない」など各家庭で条件はさまざまでしょう。

毎日使うからこそ電気を使う時間帯を考え、電気料金をお得にしましょう!

時間帯で安くなる料金プランがお得とは限らない!

悩む女性

よく「夜間帯の電気料金が安いプランがある」という話は聞きますが、そのプランを選べばどんな方でもトータルの電気料金が安くなるというわけではありません。 なぜなら、時間帯で電気料金が変動するプランを見てみると、どの電力会社でも昼間の電気料金は割高だからです。

夜から朝にかけて電気を使うことが多い夜型のご家庭であれば、夜の時間帯に電気料金が安くなるプランを選択したほうがお得な場合もありますが、うまく使い分けないと却って料金が高くなってしまうこともあります。

スタンダードプランSと夜トクプランどちらを選ぶ?生活パターンが重要

詳しく話を進める前に、具体例として、東京電力の「スタンダードプランS」と「夜トクプラン8」を表で比べてみましょう。
「スタンダードプランS」…使った分の電気が課金されるプラン。時間帯による料金変動はなし。 「夜トクプラン8」…午後11時から午前7時までの料金が安いプラン。

基本料金 電力量料金(1kWhあたり)
スタンダードS <1契約あたり>
10A:280円80銭
15A:421円20銭
20A:561円60銭
30A:842円40銭
40A:1404円00銭
60A:1684円80銭
23円40銭(最初の300kWhまで)
32円14銭(300kWh超過)
夜トクプラン8 <契約電力1kWhあたり>
210円60銭
20円78銭(午後11時間〜午前7時)
30円02銭(午前7時〜午後11時)

この表だけではわかりにくいので、下記の情報と合わせて考えてみるとよいでしょう。

  • 一般的な契約アンペア数は 40A
  • 1か月の平均的な電力使用量は 400kWh

いかがでしょうか?基本料金の計算方法が異なるので単純比較はできませんが、昼間は電気をできるだけ使わずに午後11時〜午前7時に集中して使用するのであれば、「夜トクプラン8」の方がお得のようです。しかし、昼間に電気を使う時間が増えると、電気料金はすぐに高くなる可能性もあります。

オール電化住宅や夜型の生活パターンの方向けのプランが増えている

夜の電気料金が安くなるプランに変更する代表的なケースは「オール電化住宅」です。 また、「一人暮らしで夜間電力の利用が多い」「仕事で帰りが遅く、日中はほとんど電気を使わない」など、夜間の電力使用量が増加していることから、電力の自由化に伴い、夜間の電気料金が安いプランも増えています。

全体的な電力使用量は日中がピークで夜から早朝に向けて少なくなります。東京電力では、全体の電力使用が一目で分かるようにホームページ内に「でんき予報」が掲載されています。

グラフを見てみると、やはり深夜の電力供給が少ないのが分かります。これは夜間の電力が余っていることを意味しています。

電力は日中の電力供給がピークになる需要量を基準にして生産されるので、電力の使用量が分散されるようにと、夜間の電気料金が安いプランが増えているわけです。電力会社によって電気料金は違ってきますが、生活パターンが夜型の方やオール電化住宅の場合は料金プランの再検討をおすすめします。

「従量電灯」と違い「時間帯電灯」は時間帯で料金が変動する!

ここで、従量電灯と時間帯電灯の違いを知っておきましょう。 従量電灯とは、東京電力や関西電力などにある契約プランで、使った電力の量に対して課金されていきます。

料金は1kwhごとに契約している料金で計算し、請求されます。そのため、時間帯で料金は変動しません。前述の「スタンダードプランS」などはこれに当たります。 これに対して時間帯電灯は、電気を使った時間帯で料金が変動するプランです。こちらは「夜トクプラン8」などが該当します。

参考までに、自由化前の基本的なプランである「従量電灯B」の基本料金と電力料金は次の通りです。

一般には従量電灯で契約されているという方が多いでしょうが、もし夜に電気を使うことが多いと思った方は、毎月昼間にどれだけ自宅で過ごすかを見直してみましょう。

各電力会社などのホームページには、便利なシミュレーションがあるのでやってみましょう。電気使用量を入れると料金が自動で計算されるので、とても分かりやすいです。

東京電力の電力自由化後の新電気料金プラン

今の生活スタイルを見直し、自宅にいる時間帯について考えることが節電につながります。というのも、契約プランを見直す際に重要なのが「電気を使う時間帯」だからです。

ここでは具体的に東京電力の代表的な契約プランを例にあげて比較してみましょう。

一般のご家庭におすすめの「スタンダードプラン」

時間帯を気にせず利用できるスタンダードなプランは、一人暮らしの方でも大家族でもおすすめできる内容です。昼も夜も誰かが家にいる、毎日平均的に自宅で電気を使う、という方におすすめの電気料金プランです。

現在、電気料金が毎月8,000~17,000円のお宅におすすめのプランといえます。スタンダードプランの場合、最初の300khまでは電力量1kwhあたりの料金が23円40銭。300kWh超過した場合は30円02銭になります。

スタンダードプランには、「スタンダードS」と「スタンダードL」の2種類があります。

  • スタンダードS:10~60までのアンペアに応じてプランが選べます。
            ※前述の「スタンダードプランS」の表を参照。
  • スタンダードL:6kVA以上の契約に限られる家電製品が多いの家庭に向いてます。

一般家庭では、スタンダードプランSが最も基本的なプランと言えます。

オール電化住宅の方におすすめ「スマートライフプラン」

エコキュートなど、夜間の時間帯に蓄熱式機器へ電気を溜めて電気料金を節約したいと考えている方におすすめのプランです。オール電化住宅ならではのお得なプランと言えます。

スマートライフプランは、午前1時から午前6時の時間帯が17円46銭で、午前6時から午前1時までが25円33銭という夜間がお得な時間帯電灯です。

毎月の電気料金は下記の計算で決まります。電力料金は燃料価格によって変動します。そのため燃料費調整額をプラスやマイナスにして計算しています。

夜トク8

「夜トクプラン」は、パソコンやテレビを夜間に良く使う、洗濯機や食器洗浄機をタイマーで夜間利用するなど、生活パターンが夜型タイプの方におすすめのプランです。

  • 23時~7時までが1kWhあたり20円78銭とお得です。
    ※前述の「夜トクプラン8」の表を参照。
  • 昼間時間(午前7時〜午後23時)は、1kWhあたり32円14銭になります。

夜トク12

  • 21時~9時の半日に電気を多く使う場合、1kWhあたり22円55銭とお得になります。
  • 昼間時間の午前9時〜21時までは、1kWhあたり33円76銭です。

時間帯が2種類に分かれているため、自分の生活スタイルにあてはめやすいプランです。ただし、前述した通り昼間の電力使用が増えるとすぐに料金が高くなることも考えられますので注意しましょう。

もし、電力の使用量を1ヶ月300kWh以内に抑えることができるのなら、スタンダードプランSのほうが安くなることもあるので、よく検討してみてください。

他の電力会社にも似たプランがたくさんあるので、ぜひ比較検討してみることをおすすめします。

迷ったら昼間の電気料金に重点を置く

昼間の電気料金

一般家庭の多くが従量電灯で契約しているのは、「このプランしか知らない」からという場合がほとんどのようです。
もしご家庭の電力使用量をよく分からないまま従量電灯の契約をしているようでしたら、昼にどれだけ電気を使っているかを意識してみてはいかがでしょうか?
プランを変更するだけで年間にすると1万円以上節約になるケースはたくさんあります。

だからといって、「夜間に電気をよく使うし安いイメージ」と安易に考えて時間帯電灯にするのは待って下さい。
まずは、昼間の使用電力をよく考えてからにしましょう。最初に書いたように、どの電力会社でも時間帯電灯の昼間の電気料金は割高なのです。しっかりと生活スタイルを考えてからの契約をおすすめします。
「契約プランを変更したら月々の電気代が高くなってしまった!」といった失敗を未然に防ぐには、まず「シミュレーションしてみること」です。約1分のカンタン入力で自分の家に合う最適プランを見つけられるので、一度試してみることをおすすめします。

1kWhの料金だけではなく基本料金もチェック

電気料金は「基本料金+1kWhの単価×使用量」です。

電気料金が高いか安いかを見極めるには1kWhあたりの料金と併せて、基本料金を見てみましょう。基本料金が高いといくら1kWhの料金が安くても割高になるケースがあります。
例えば、東京電力のスタンダードSプランの料金だと、30Aで契約していると基本料金が 842円40銭ですが、40Aですとの1,123円20銭になります。このように契約アンペアに対して基本料金が決まるのです。一律ではないのでご注意ください。

電気を上手に使うエコ上手になろう!

電気を上手に使うエコ上手

例えば、エコキュートなどのオール電化のご家庭なら、安い深夜の時間帯にお湯を沸かしておけば、使いたい時間帯にお風呂やキッチンで有効活用ができます。これは電気料金が安くなるだけでなく、節電にもなります。

電気料金が安くなるプランを検討するだけでなく、エコを心がけることも大切です。節電を意識すれば自然に節約にもつながります。

各自がエコを意識することで、自然と地球温暖化や電力不足を抑えることができれば理想的といえるでしょう。ぜひ、電気料金の見直しとセットで節電意識を高め、お得で優しい生活スタイルを実現させてみてはいかがですか?

電力会社を変更すればエコになる?

自分がどの時間帯に電気を使うのかを見直すことは、節電をする上で非常に重要です。また電力会社をお得な新電力会社に切り替える際には、大いに役立ちます。

しかし電力自由化に参入した企業の中には、通常の電力会社よりもエコな発電をしている企業もあります。安さにばかり目を向けず、再生可能エネルギーで発電している新電力に変更してみてはいかがでしょうか?

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