電気ストーブの電気代を計算してみた!

冬の電気代は年間で一番高くなる季節です。
夏の猛暑のときにガンガン使うエアコンの電気代の方が高かったと思っていた方は残念ながら間違いです。
理由は冬のストーブにかかる電気代のほうが夏のエアコンにかかる電気代と比較して高いためです。
エアコンの設定温度は25℃~28℃に設定するケースが多いと思われますが夏の外気温はエアコン使用時が28℃から35℃と推定すると室内と外気温との差が3℃~10℃となります。
雪国の北海道や東北北部は冬になると限りなく氷点になる場合が多く、-15℃~10℃などでしょう。
冬のストーブを使用時の設定温度は20℃~25℃に設定した場合、冬の外気温との温度差は15℃~40℃と室内の設定温度と外気温の温度差が大きくかけ離れてしまいます。
そのため、室外機に負担がかかり夏のエアコン使用時よりも冬のストーブの電気代ほうが高くなります。
ストーブの電気代に関して間違った知識を持ったままストーブを長年使用していると無駄なお金がどんどんかかり負担になってしまうことも!
ストーブの電気代の計算は節電を意識するなら自宅のストーブの消費電力をチェックして一度はやってみてはいかがでしょうか?
- ストーブの電気代が毎年高いと気になっていた!!
- ストーブにかかる電気代の計算式を知りたい!!
という方に必見な情報を誰でも簡単に理解できる情報をまとめました。
冬に浮いた電気代でおいしいものが食べられた!貯蓄にまわせた!などためになったと思われる情報を集めました!
電気ストーブにかかる電気代を計算する前に専門用語の意味を知ろう!
ストーブに限らず専門用語の意味が分からないと計算しても何の数値なのか理解が難しい場合があります。
電気代の計算に必ず登場するのが消費電力です。
消費電力には、3種類あります。
①消費電力
消費電力とは、電気製品使用時に消費する電力量を表します。
電気ストーブの場合、1000Wや800Wなどと記載されています。
⇒消費電力を計算してみよう!!誰でも簡単に出来ます
②定格消費電力
定格消費電力とは、最大値の消費電力です。
特にエアコン暖房は室温などの条件によって使われる消費電力の値に差があります。
その最大値の消費電力をいいますが、安全性のため、定格消費電力よりも約1割少ない電力で消費されるようになっています。
③年間消費電力
年間消費電力とは1年間に消費する電力のことです。
エアコンや冷蔵庫などの使用時の条件で消費電力が異なりやすい電化製品には年間消費電力が記載されています。
東京地区をモデルにした場合の設定温度、期間、使用時間、木造住宅などの住宅条件などを一例にして算出された年間消費電力が記載されています。
次の電気代計算機(家電用)も是非ご利用下さい!どんな電化製品でも簡単に計算できます!
1日のストーブの電気代はいくら?
自宅にあるストーブの電気代を計算するには、ストーブに記載されている表示を元に次の計算式にあてはめて計算します。
1日の電気代=消費電力×使用時間×電力会社の電気料金
消費電力はカタログやストーブの表示についています。
この計算にご自宅になるストーブの電気代を割り出してみましょう。
例えば、消費電力が1時間の電気料金が分かります。家庭にある電化製品の消費電力をチェックして計算してみましょう!
- 消費電力が1000W(1kW)
- 1kWhあたりの電力量料金が25円
- 1日の使用時間が8時間
この計算式はこうなります。
1日のストーブの電気代
1kW×8(h)×25円=200円
この条件で30日稼働した場合は
1日200円×30日=6000円
という結果になります。
- 消費電力が800W
- 1kWhあたりの電力量料金が25円
- 1日の使用時間が3時間
この計算式はこうなります。
3時間使用時の電気代
800W÷1000×3(h)×25円=60円
1日60円で30日稼働すれば1800円の電気代になります。
消費電力や使用時間、各電力会社の1kWhあたりの電力量料金は違うため条件をあてはめて計算すれば、簡単にストーブにかかる電気代の計算が可能になります。
こうやって電気代を細かく計算すると、消費電力によって電気代が安くなる場合もありますが使用電力量が常に多くかかるタイプの家電製品の電気代は負担が大きいのが分かります。
また、節約を重視したい場合は安い電力会社との契約で家計の負担額を減らせるのはうれしいですね。
また電力プランによって時間帯で電気料金が全く違うプラン内容もあるため、生活プランの条件に合わせて電力会社を選ぶことでさらにオトクになる場合もあります。
暮らしている間、必ずといっていいほどかかってしまう電気代の経費は長年の差額を考えると10年で10万円以上の差額が出ることも!
そのため、節約を考えるのであれば電力会社の選択やプラン選びが重要といえます。
今すぐ試したい!電気ストーブの電気代節約に必要な3つ
節約を考えるのなら光熱費の節約も重要です。
せっかく電力自由化になったのに、ご家庭の電気代は高いままというのでは、損をしてしまいます。
特に冬場に高額になりがちな電気代の大半を占めるのはストーブです。
電力自由化の魅力を知り、この際、節約に生かしましょう。
①一番オトクな電力プランがどこなのか把握する
経済産業省資源エネルギー省の2016年8月現在での登録小売電気事業者数は331事業者にまでなります。
電気の単価は電力プラン内容で全く異なるため1kWhあたりの単価が需要になります。
お住まいの地域で参入できる小売電気事業者は限られますが、いくつかの候補の中から一番適した会社に選ぶことをおすすめします。
お住いの地域で加入できる小売電気事業者を探す方法
電力会社や電力プランを探す方法で一番簡単でスピーディーで正確に診断できるのは新電力比較ができる比較サイトです。
電気料金比較サイトにある、お住いの都道府県を入力し、各ご家庭の条件などを入力すれば多くのプラン数の中から選出してくれるため大変便利でおすすめです。
分かりやすくどんな電力会社があるのか探す方法は容易ではありません。
電力会社が多く存在するのであれば、電力プラン数は電力会社数の数倍はあるのですから見極め方に苦労すると考えてしまうでしょう。
そのため、オトクに契約できる電力会社や電力プランの存在を知らずにいるパターンが多いのです。
電力会社の比較には信頼できる比較サイトでなければ意味がありません。
また、少ない電力プランの中から診断しても節約に結びつかない場合もあるため、国内最多の電力プラン数から徹底的に比較ができるタイナビスイッチがおすすめです。
最適プランを見つけ節約に結び付くように無料診断のタイナビスイッチでたくさんある電力プランから比較してみましょう!
②ストーブの種類で電気代が違うことを把握する
ストーブにはエアコンや電気ストーブがありますが、そのほかの5つのストーブの1時間あたりの電気代をまとめました。
1kWhあたりの単価は25円で計算しています。
1:エアコン
150Wの場合・・・3.75円
1055Wの場合・・・26.3円
2:電気ストーブ
1000Wの場合・・・25円
800Wの場合・・・20円
500Wの場合・・・12.5円
3:オイルヒーター
500Wの場合・・・12.5円
1200Wの場合・・・30円
ストーブの消費電力に対し、部屋を暖める効率も含め考えると、部屋全体を温める効果があるのはエアコン暖房です。
自動温度設定にすれば無駄な電力を使うこともなく、節約しながら部屋を暖められます。
これについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
⇒【噂の検証】エアコンは24時間つけっぱなしにした方が電気代を節約できる?
電気ストーブは消費電力が高いわりに部屋全体を暖めるというよりも一定の場所のみを暖めるため効率が良いとはいえません。
用途によって使い分ける方法がおすすめです。
③エアコン暖房の運転能力の意味を理解する
エアコン暖房のカタログに記載されている、運転能力の消費電力の欄を見ると、「畳数の目安」があります。
この意味は11~14畳のお部屋に適しているという意味ではありません
木造住宅では11畳、鉄筋住宅では14畳という意味です。
素早く部屋を暖め、モーターに負荷がかからないように効率よく暖房ができるためにも畳数の目安の意味は知っておかなければなりません。
ストーブの電気代を節約しながら快適な暮らしができるようにぜひ参考にしてみてください。
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夏よりも冬の暖房器具の方が、電気代が高いなんて驚きです! 1時間数十円の暖房器具も積み重なれば高額な電気料金となります。
でも実際、どれくらい安くなるのか?簡単1分で確認してみませんか! 一般的な4人家族なら年間10000円の節約だって可能なのです。
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