電力自由化で電気料金を比較するならタイナビスイッチ!

電力自由化

法人の皆さま、電気代が高いと思ったら、タイナビSwitch bizへご相談ください!

福岡県在住の家族が九州電力の電気料金を他社と比較してみました!

男性

電力自由化が始まり、「そろそろ自分も考えようかな」と電気料金プランの見直しを検討しているご家庭も多いのではないでしょうか。今回は、福岡県在住の方向けに、電気料金の比較シミュレーションなど、電力自由化を検討する際に役立ちしそうな情報をご紹介していきます。

福岡県民の現在の電力事情

まず現状について取り上げます。

福岡県民の電気代がもつ特徴

福岡県民の電気代は、冬場の電気代が本州に比べてやや低めなのが特徴です。これは比較的気候が温暖なため、その分、冬の暖房費が他地域に比べて若干少なくて済むことが影響しています。そのため、1年間の平均額はやや全国平均よりも少なくなっています。しかし、他県同様、夏の電気代は冷房費の影響で跳ね上がる傾向があります。

また、冬場の電気代も、本州と比較していくらか安いという程度です。そのため、冬の冷房費と夏の暖房費をいかに抑えるかが、福岡県民が電気代を節約するポイントといえるでしょう。

福岡県民と新電力

福岡県は、県や福岡市、北九州市などの自治体側も新電力を積極的に導入しています。また、みやま市のように自治体自ら新電力会社を立ち上げるケースもあります。こうした土地柄から福岡県に本社を置く新電力も多く、今後各社によるさらなる事業の展開が期待されます。福岡県民にとって新電力は、かなり身近な存在になる可能性があります。

電力自由化でここが変わる!

“はてな”

次に電力自由化のメリットについて確認していきましょう。ここでは、特に注目するべきトピックとして2つを取り上げます。

料金面でお得になるかも!

電気料金は、光熱費の大きな部分を占めています。節約できれば、家計のスリム化に大きく寄与することは間違いありません。これまでは福岡県民は、九州電力1社と電気の提供について契約するしかなかったのですが、今回の電力自由化で他の電力会社とも契約を選べるようになりました。

これにより会社間で競争が発生し、電気料金の値下げにつながるのではないかと予測されています。現に、今の時点でも、九州電力の現行プランよりもお得な電気料金プランを打ち出す電力会社が登場してきています。

また、ガスや携帯電話など、もともと他のサービスを提供していた会社が電力供給事業に参入する場合もあります。こうした会社では、自社の他のサービスと電気供給契約をセットで契約することで割引を受けられることがあります。上手に使えばさらなる節約効果が見込めます。

使用電源を選べる!

もう1つ忘れてはいけないのは、使用電源の問題です。私たちが使っている電気は、発電所で生み出されたものです。その電気の発生元をここでは、電源といいます。これまで使われてきた代表的な使用電源として火力や原子力、水力などがあります。これまでは、九州電力と契約するしかなかったため、使用電源を自分で選ぶことはできませんでした。

しかし、今回の電力自由化により、従来の電源だけでなく「自然エネルギーを使用電源として活用する」と明言している電力会社が現れてきています。消費者の中には、二酸化炭素の排出量を気にしたり、あるいは原子力発電について否定的な考え方を持っていたりする方もいます。

そうした方にとって、自然エネルギーを使用電源とした電力会社が選択できるというのは朗報です。
⇒多少の負担をかけても再生可能エネルギーで自給自足するべき?

福岡県福岡市在住、フジサキ家の場合

“ファミリー”

ここで実際にシミュレーションを行ない、既存の電力会社である九州電力と各社の間で比較を行なってみましょう。協力していただくのは、福岡市某区にお住まいのフジサキ家(仮名)です。

フジサキ家、電力自由化を考える

フジサキ家は、フジサキ夫婦に子供2人という構成の4人家族です。会社員の夫の転勤に伴い、2年前に福岡市に引っ越してきました。

現在、フジサキ家では電力自由化の発表を受け、電力会社の切り替えを検討しています。電力料金を安くしたいという経済的な理由のほか、なるべくなら自然エネルギーを使いたいという要望があるためです。フジサキ家の奥様は関東の出身で、福島に嫁いだ親戚もいます。そのため、5年前の東日本大震災でいろいろ考えることがあったといいます。
⇒電力自由化とは?

フジサキ家の現在の状況

お住まい 中古で購入した築13年の一戸建て
契約プラン 九州電力の従量電灯B(契約アンペア数40A)
1ヶ月の電気代 多いときで8,000~9,000円程度

シミュレーションの結果を受けて

“ファミリー”

シミュレーションで現在のプランと比較した結果、次のようなことが分かりました。

節約効果の高いプランを多数発見

一番節約効果が高そうなプランは、株式会社洸陽電機のきほんプラン(九州)です。年間で6,000円近い節約につながりそうです。次いで、熊本県に誕生した熊本電力もほぼ同等の節約効果が見込めそうです。

自然エネルギーを使いたいなら?!

洸陽電機は、現在自然エネルギーを利用した発電所の建設に力を入れています。今はまだ発電量が十分とはいえないようですが、将来は、使用電源に占める自然エネルギーの割合が高くなるかもしれません。

また、株式会社日本エコシステムのじぶん電気プランは、家庭用の太陽光発電パネルを無料でレンタルしてくれるというユニークなプランです。自宅で使う電気を自家発電で賄うことができます。シミュレーター上の電気料金は現行プランとあまり変わりがないのですが、送電がストップした非常時には役に立ってくれそうです。

フジサキ家ではこうしました

フジサキ家では、上の3つのプランを念頭に置いて契約の見直しを進めていくことになりました。洸陽電機と日本エコシステムは、自然エネルギーの活用が決め手となりました。熊本電力を候補に入れたのは、熊本地震を受け、熊本の企業を継続的に応援したいという気持ちがあるからだそうです。
⇒熊本電力の電気料金プランとは?

電力会社に望むものは人それぞれです。電気料金重視か、それとも他の点を考慮に入れるのかによって、候補となる電力会社はまた変わってくるでしょう。もちろん電気の使用量も大切なファクターです。各家庭の事情に合わせて、電力会社を選べるのが電力自由化の最大の魅力です。これを機会に、電気の問題について家族同士で話し合ってみるのもいいかもしれません。

再エネと地域を応援できる電力会社もシミュレーションできる

電気料金プランが選べるメリットは金銭面だけに留まりません。特定の地域に根ざした新電力と契約すればあなたが支払う電気料金で地域振興に貢献でき、発電方法に再生可能エネルギーを用いる新電力と契約すれば新しい再エネ発電所が建造されるなどの可能性があります。

購入する電気を選んであなたの想いを表現できる。これも電力自由化の大きなメリットです。

タイナビスイッチはメジャーな電力会社はもちろんこれから知名度を上げる小さな新電力も含めて、乗り換え後の電気料金を算出することが可能です。

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