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スマート契約の基本料金を予測!節約にもスマートメーターが使える!?

スマート契約で基本料金を予測するにはスマートメーター!?

電力自由化で登場した新しい電気料金プランの中には、基本料金の定め方が従来の方法とはガラリと異なるものがありますね。スマート契約、またの名を実量制です。その特性上、料金プランを変更する以前には基本料金が分からないという不安極まりない手法ではありますが、その不安を解消する重大なヒントを得られるのがHEMS、あるいはスマートメーターなのです!

スマート契約(実量制)をちょっとおさらい

スマート契約は基本料金を決める方法の1つです。スマートメーターで計測された30分間の平均需要電力を1年を通じて比較し続け、最大記録が更新された時には1kW分ずつ基本料金が上方修正されていくというものです。

実際に使った電気の記録を元に基本料金が決定されることから契約前に基本料金が分からない料金プランと言われるのですね。

一気にたくさんの電気を使う家庭はそれだけ基本料金が高くなり、一度値上がりした基本料金はその後1年間は下方修正されません。しかし逆に需要電力のピークを上手く抑えれば基本料金の上昇を防ぎ、節約に繋がるというのです!

スマート契約で基本料金を節約する方法

その「上手く抑える」の具体策といえばピークシフト。家庭の1日を振り返って最も電気使用量が大きいタイミングとその原因である家電の消費電力量を調べて、ピーク電力が少なく済むように組み合わせるということです。

それでもスマート契約にした場合の基本料金の目安を知りたい、ピークシフトが可能かどうか気軽に調べたい!そんなあなたにはHEMS…ではなくスマートメーターがおすすめなのです!

HEMSじゃなくてスマートメーター?

目に見えないエネルギーの消費状況を視覚化することを「見える化」といいます。そこで使われるのは「HEMS(Home Energy Management System)」という家庭のエネルギーを計測する装置で、リアルタイムの電気使用量を見ることができます。

過去使った電気使用量はもちろん、たった今使っている電気の量までデータ化するスグレモノで、このデータをみるだけで節電効果に繋がるとも言われます。

スマートメーターは新しい電力量計のことで、遠隔検針に用いる電気使用量を計測します。記録用という意味合いが大きいのでリアルタイム性に乏しく、最短30分単位でしか電気使用量を見ることができません。

「家の電気使用量を見る」という機能で比べれば当然HEMSの方が上なのですが、スマートメーターをおすすめした理由はたった1つ。たった1つの「無料」という、シンプルにして強力なメリットがあるからです!
ケチくさい?節約ですよ。

HEMSは基本的に有料だから気軽じゃない

購入費用は行政から補助金が出ていることもあるほど高額です。設置工事にかかった手間を上回るメリットが得られるのは太陽光発電設置者やスマートハウス居住者、あるいは節約を相当頑張った方に限定されるでしょう。

それでも月額数百円でレンタルすることも可能ですが、年間で7,000円以上はかかる手段が気軽かというと…ちょっと言い切れない部分があります。節約のためですしね。
(※茨城県水戸市周辺地域の方は無料でHEMSが使えるかも…その理由は後ほど!)

今回はスマート契約時の基本料金の目安を調べたいのです。無料で立会工事不要のスマートメーターで十分です!

スマートメーターで見えるのは、あくまで「目安」

「おすすめ」とか「十分」とは言ったものの、スマートメーターで見える化できるのはあくまでも電気使用量。30分間に使った電気の合計値です。スマート契約に使用されるのは需要電力の平均値、という違いがあります。

この違いを水道で例えるなら、30分間蛇口を開いて貯まった水の量がスマートメーターで分かる電気使用量、蛇口をひねって出てくる水の量が需要電力です。

水をたくさん使いたいなら蛇口を大きく開き、必要ないときは締めますよね。それぞれの家電が必要とする分だけ過不足無い水を出すなら、30分以内であっても蛇口の開き方や出る水の量は一定ではありません。

この蛇口から出る水の量を30分単位で平均して、その平均値でもっとも大きいものに合わせて基本料金を設定するのがスマート契約のやり方です。

スマート契約の需要電力と使用電力量の違い

スマート契約の場合はもちろん電気の話ですから、水道管を通る水のように一度に出せる最大量が決まっていません。あなたが家電をどのくらい使うか、一度に求める電気の量が最大で何kWになるかによって、スマート契約の基本料金に差がつくのです。

ではスマートメーターはどうやって使う?
貯まった水の量と流れ出す水の量は別物ですから、スマートメーターで計測した電気使用量がそのままスマート契約の基本料金に当てはめることはできません。スマートメーターで見たいのは、どの時間に多く電気を消費しているかの記録です

30分間のピーク電力を平均化して最大値を比べるのがスマート契約だというなら、瞬間的にすごく電気を使う家電を5分間使った後の25分間は電気使用量を極力抑えれば需要電力の平均値は下がります。逆に、そこそこの電気使用量を必要とする家電を同時に使い続ければ消費電力量は増え、ピーク電力の最大値も下がりにくいでしょう。

スマートメーターに記録されたたくさん電気を使っている時間には、それだけ多くの電力需要があったはずです。30分間でたくさんの電気を使い、需要電力の平均値を下げにくい時間帯があることを発見する。これがスマートメーターの使い方です!

1時間単位でしか見られないことも
スマートメーターは家庭の消費電力量を30分単位で計測しています。じゃあこれを見ればいいだけだと思いきや、「見える化」できるのが30分単位だったり1時間単位だったりと電力会社によってまちまちです。

東京電力の場合なら会員制Webサービス「電気家計簿」内で、スマートメーターで計測した電気使用量を30分単位から出力することが可能です。

それ以外の電力会社や新電力、例えば東京ガスの電気なら最小単位で1時間です。スマート契約は30分単位の電気使用量ですから、1時間に合算されると正しく基本料金の予測が立てられない…ということに。

目安を知るなら東京電力の新プランが一番安価
スマート契約の基本料金を予測する最も安価で確実性が比較的高い方法は、東京電力の「スタンダードプラン(Xを除く)」「夜トクプラン」「スマートライフプラン」に加入してスマートメーターを入手し、1年間経過を見ることです。関東・中部・関西エリアで可能な手段ですね!

解約には一律540円かかりますが、加入時点でTポイントかPontaポイントが500ポイント入手できます。後から毎月貯まるポイントも加われば大部分は相殺できますね。

それ以外の電力会社を選ぶ際は解約違約金0円の新電力か、大手電力会社の新しい料金プランを選択しましょう!

それでは、スマートメーターを設置してから行うスマートメーター活用法を紹介します。

スマートメーターで見えるピークシフトの方法

スマート契約では1kW単位で基本料金が加算されますので、これを最小限に抑えるように家電をやりくりするのがスマート契約攻略のコツです。

家電の利用が集中してしまうのを防ぐには、無意識のクセや習慣をデータ化して見直すのが何よりも効果的。スマートメーターであなたのライフサイクルと家電を使いたくなるタイミングを予め可視化しておくことが、スマート契約節約を実現するための大きなヒントになるでしょう!

それではスマートメーターが「見える化」した筆者の電気使用量を元に、スマート契約を成功させる方法を考えます。

7月3連休の最終日。昼間まで涼しく、午後からは暑かった

この電気使用量とライフサイクルを照らし合わせると、連休の夜更かしにより就寝したのが午前4時ごろ。私が眠っただけで随分と電気使用量が減っています。就寝と同時に消したのはPCと扇風機と各種照明と…それだけじゃないはず…?

筆者宅において電気使用量は1kWを超えないため、ピーク電力という面では問題ありませんが、電力量料金の節約という意味で調査が必要ですね。

それはさておき9時までに誰かが何らかの活動をしたものの、外気温が低かったためエアコンは未稼働状態をキープ。徐々に気温が上がってきた15時までは扇風機で過ごせましたが、18時にはついにエアコンを稼働!おそらく設定温度は25℃前後です。(自動運転機能が存在しない機種です)

さらに同時刻にドラム式洗濯乾燥機を稼働したため、使用電力量がこの日最高値の1.5kWhに到達したことが分かりました。スマートメーターのデータなので正しい需要電力量は不明ですが、平均需要電力の最大値を更新する可能性が高いのはこのタイミングと言えるでしょう。

スマート契約で基本料金を抑えるためには、18時に増大した電気使用量の原因を解明し、ピークシフトする必要があるというわけです!

我が家の対策法:洗濯乾燥機は悪天候の日か気温の低いうちに
電気使用量が跳ね上がったのはエアコンと同時に洗濯乾燥機を稼働させたため。それなら、洗濯乾燥機を動かすのはエアコンを付けない時間帯で、かつ騒音問題にならないタイミングにシフトすれば良いだけです。洗濯と乾燥を午前中に終わらせるか、曇り・悪天候の日を選んで行うことになりますね!

毎日洗濯したい、あるいはエアコンつけっぱなし節約法を実践している方には頭の痛い選択になります。

さらにはそういった家電が稼働している間にドライヤーや電子レンジを使ってしまえばピーク電力が瞬間的に跳ね上がり、平均値を押し上げることにも繋がります。長時間稼働する家電をたくさん使う場合はもっと頭を悩ませて電力をシフトする必要があるかもしれませんね。

茨城県水戸市周辺でHEMSを無償ゲットする方法

HEMSは有料ですが、水戸市を中心とした茨城県の方だと例外の可能性があると、この記事のどこかで書いたと思います。これは結局何かというと、茨城県の新電力「水戸電力」が契約者に対してHEMSを無償でレンタルするサービスを提供しているからなんです!

水戸電力はネーミングの通り、水戸市の再生可能エネルギーで作る電気の地産地消を目指す地域新電力ですから、対応エリアは水戸市を中心とした近隣市町村ということなんです。HEMSだけが目当てで契約したくないなら発電方法やサッカーJ2の水戸ホーリーホック応援プランに注目しても面白いですよ。

電気料金プランが不安ならば、料金プラン比較サイトのタイナビスイッチでシミュレーションできます。

⇒タイナビスイッチで簡単診断はこちら

スマート契約で節約する方法にスマートメーターをぜひ使ってみてくださいね!

話題の電力会社も一気に比較!お得なプランを見つけましょう

スマート契約でお得になると話題になっていることも多いですが、一般家庭だとなかなか馴染みのない契約方法で戸惑ってしまう部分が多いですよね。

本当にお得なプランを見逃していないかを調べるなら、セット割もポイントもまとめて比較できるタイナビスイッチをお試しください!

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