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エコキュートの電気代はいくらになるの?

エコキュート

エコキュートは、オール電化には欠かせない、電気と空気の力でお湯を沸かす家電のことです。

住宅にも省エネ性が求められるようになり、エコキュートを取り付ける家庭も増えてきました。エコキュートとは自然冷媒ヒートポンプ電気給湯器のことであり、空気の熱を利用してお湯を沸かすエコ性能に優れた給湯システムのことです。

エコキュートとは、特定のメーカーが販売している給湯システムのことを指すのではなく、同じ方式でお湯を沸かしている給湯器全般のことを指します。エコキュートを導入することにより、大幅な電気代節約効果が期待できるようになります。

エコキュートはエコ効果が高い!

エコキュートが一般的な家電と異なるのは利用が夜間に集中するということですが、それ以外は一般的な家電と変わりません。

エコキュートの電気代は、エコキュートの消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金(円/kWh)で表されます。

一般的にはオール電化の場合、エコキュートに変えると安くなると言われていますが、今回は実際に計算してみるとどのようになっているのか、ご説明していきますね。

エコキュートの消費電力はどれくらい?

“電気代計算”

エコキュートの消費電力は、メーカーや機種により異なりますが、あるメーカーでは、電気だけを利用するのに比べ約3分の1まで下がるとされています。

エコキュートの補助金は自治体によって違う!

最近は核家族が多いため、世帯人数3〜5人のご家庭向けの「370L」のタンク容量の製品ですと、2016年のカタログでは一般的な気温の土地向けの仕様で、冬期以外は0.950kW、冬期では1.5kWとなっていますので、今回計算にはその平均の1.225kWを使います。

エコキュートは、もちろん季節や沸きあげ量にもよりますが、深夜に3~4時間かけて運転するのが一般的ですのでここでは1日3.5時間稼働するとして消費電力を計算します。

1日に必要な消費電力量、1か月に必要な消費電力量は、以下のようになります。

  • 1日に必要な消費電力量
    1.225kW×3.5h=4.2875kWh
  • 1か月に必要な消費電力量
    4.2875kWh(1日に必要な消費電力量)×30(日)=128.625kWh

つまり、1か月あたり平均128.625kWhの電力を消費するということですね。

エコキュートの電気代を計算してみよう

“家の模型と資料”

エコキュートの月間消費電力量が分かれば、あとは電力使用量が決まれば簡単に計算できます。

エコキュートは夜間に電力を消費するので、東京電力のオール電化向けプラン「電化上手」の夜間電気料金12.25円/kWhを当てはめて計算いたしますと、次のようになります。

128.625kWh×12.25円/kWh=1,575.65円(小数点第3位以下は切り捨て)

エコキュートの1か月の電気代は、平均約1,600円程度になるということですね。
ガス料金もかからずに1,000円代で湯沸かし代が賄えるのは、お得感があると言えますね。

エコキュート(オール電化)の電気代の平均とは?

今回は、戸建て住まいの4人家族(大人2人、子ども2人)で基本アンペアが40Aの世帯のケースを元にタイナビスイッチでシュミレーションをしてみました。こちらのケースは、オール電化にエコキュートが含まれたプランになります。

タイナビスイッチの場合は、現在のプランの詳細などが分からなくても既存のデータを元にご自宅に最適な電力プランを診断してくれますので、検針票が手元になくても手軽に利用することができます。大手電力会社ごとに電気代を計算してみますと、同じ条件でシュミレーションをしても、かなりバラつきが見られることがわかります。

電力会社 年間の電気料金
北海道電力 146,409円
東北電力 156,329円
東京電力 128,844円
関西電力 130,065円
中部電力 158,646円
四国電力 141,838円
九州電力 128,017円
平均金額 131,531円

エコキュートはランニングコストが安い!

家を新築したり、リフォームしたりする際にエコキュートを導入しようと考えている方も多いのではないでしょうか。それはエコキュートを導入することによって、高い電気代が節約効果が期待できるからです。エコキュートは、一般的な電気給湯器やガス式の給湯器に比べて節電効果が高いと言われていますが、それには2つの理由があります。

1つは少ないエネルギーでお湯を沸かせる点です。お湯を沸かすためには電気やガスのエネルギーを必要とするのですが、エコキュートでは空気中の熱エネルギーを取り込むことができるため、少ない電気エネルギーにてお湯を沸かすことができます。また、お湯を沸かす時間帯も電気代の安い時間帯を狙っていますので、節電効果が高いのです。

一般的に電気代は深夜の時間帯が安く設定されていますので、その時間にお湯を沸かすように設定されているのです。そのお蔭でランニングコストを安くすることができるのです。

エコキュートの騒音対策は「距離を置く事」が第一!

エコキュートはガス給湯器よりも安い

試算条件【当社試算】

給湯基準負荷 給湯基準負荷は日本工業規格JIS C9220:2011の給湯,保温負荷モード熱量を採用
エコキュート 日本工業規格IS C9220:2011に基づいて算出された年間給湯保温モード効果より当社が試算。EQ37SFV。電気料金:関西電力の季節別時間帯別電灯契約「はぴeタイム」(契約容量10kVA)。通信制御型(マイコン型)蓄熱式機器割引2kVA。(電気基本料金、オール電化割引、燃料調節費、再生エネルギー発電促進賦課金含まず)。2015年12月現在。
ガス給湯器 24号タイプ。機器効率:78%、大阪ガス。(ガス基本料金、原料費調整額は含まず。)2015年12月現在。

引用元:http://www.daikinaircon.com/

エコキュートは、ガス給湯器と比較するとかなり光熱費の節約ができます。
やはりその理由としては、電気料金が安い夜間の時間帯を有効に活用できることが大きな理由となってきます。

エコキュートは「季節別時間帯別電灯契約」で電気代が安くなる

エコキュートの場合は、夜間蓄熱式機器に該当するため、「季節別時間帯別電灯契約」が結べるので深夜の時間帯の電気代を安くすることができます。

あるメーカの調査では、エコキュートとガスを併用しているご家庭よりも、エコキュートとIHクッキングヒーターを使用しているご家庭のほうが約8,000円も安くなることがわかっています。

お得なエコキュート!デメリットはあるの?

“驚いた表情の女性”

お得感のあるエコキュートですが、使う上できちんと理解しておきたい注意点とデメリットもあります。

冬は消費電力量が多くなる

当然のことですが、冬期は気温の関係で湯沸かしや保温に通常時よりも電力が多くなります。具体例をあげると、1日置きにお風呂を沸かすのと毎日沸かすのとでは、約1.5倍ほど電気代が違ってきます。冬場はお湯をはる機会が多いので、お湯を使う量が多いことも要因になっています。気温の変動によっては、想定よりも電気代が高くなってしまうこともあります。

冬の電気代と夏の電気代の平均を比較!!どちらが高い?

湯切れを起こすことがある

湯切れは、頻繁に起きるものではありませんが、冬場に容量よりも多いお湯を使用すると、湯切れを起こして沸きましが必要になることがあります。
湯切れを起こしてしまうと、必要なお湯を追加で沸きましする必要が出てきますが、湯切れが起きる時間帯によっては昼間の電力量料金が高い時に稼働し、想定よりも電気代がかさんでしまいます。

エコキュート本体の代金が高い

エコキュートの電気料金自体はそれほど高いものではありませんが、エコキュートを導入する際には、製品代金だけではなく、工事費などの費用もかかってきます。
エコキュートで安くなる電気料金と比べ、そのコストがあまりに高額になってしまう場合には、導入にあまりメリットがないこともありますので、一度どれくらいのコストがかかるか知った上で検討しましょう。

燃料費調整価格による電気代の上昇

エコキュートを使用していても年々、電気代が高くなっていると感じている方もいるでしょう。
これは燃料費調整価格が毎年、値上がりしていることが原因です。
燃料費調整価格は、毎月の電気料金の中に含まれているで、それが原因で電気代が高くなっているのです。

お得なエネルギーは家庭それぞれ

“部屋でパソコンを使う女性”

今回ご紹介したエコキュートは、オール電化のご家庭で夜間のみ湯沸かし機能を使用し、導入したエコキュート機器のタンク容量に見合った量のお湯を使う場合にはとてもお得な家電ですが、湯沸かしの量や使用状況によってはエコキュートが割高になってしまうこともあります。

エネルギーの使い方や家電選びは、ご家庭によって様々ですので、実際に自分の家庭がどんなエネルギーの選び方がベストなのかわからない場合は、エコキュートだけではなくガスを併用する場合など、幅広く検討と比較して決めてくださいね。

エコキュートは長い目でみればお得!

エコキュートの導入時は、ガス給湯器や電気給湯器と比べると導入時の費用が高いと感じるでしょう。

しかし、他の製品と比べてエコキュートは省エネ性にも環境性能にも優れていますので、長く使用することを考えたらお得だと思います。また、電力自由化によって適切な電力会社やプランを選ぶことによって、さらに節約効果を高めることもできるのです。

エコキュートも電気料金プランでおトク!設置費用をプラン乗り換えで早く回収できます。

ランニングコストが安いとはいえ、導入費用はちょっと高いですよね。エコキュートのお得度を高める電気料金プランに乗り換えてみてはいかがですか?

タイナビスイッチではエコキュートの使用状況に合わせてお得に契約できる電気料金プランをお探しすることが可能です。あなたのエコキュートでガスも電気も節約するプランを一気に比較して見つけましょう!

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