ハルエネでんきの電気料金プランの魅力とは?
ハルエネでんきは電力小売自由化でさっそうと現れた!
電力小売自由化が始まって2ヶ月あまりたちましたが、最近テレビで目立つのは電力会社のCMです。以前はほとんどなかっただけに「あれっ」と思って目をパチクリさせる人は少なくないはずです。テレビのCMが始まったのは電力の小売が自由化され、消費者獲得が自由競争になったからです。
要するにこれまでのように大手電力会社の独占ではなくなり、申請して認められれば新規の会社でも電力小売市場に参入できるのです。
そうして誕生したのが700社にも匹敵する「新電力」と呼ばれる企業群です。
「ハルエネでんき」は、そうした多くの会社の中の一社です。しかし、ハルエネとはなかなか個性的で覚えやすい名前ではないですか。
個性的なのは、名前だけではありません。今回の電力小売自由化では、新電力の多くが一般家庭をターゲットにしているのに対して、ハルエネ電気は主に商店や事務所などに狙いを定めているのです。それをさらに絞り込んで電気代が月に3万円以上の事業所に有利な電気プランに力を入れているのです。
何しろ電力小売り自由化で参入する新規業者は700社にも及びます。そうした中でハルエネでんきはなるべく競合が少なく、客側にとっても料金割引のメリットが大きい層を顧客に取り込もうとしているのです。
ハルエネでんきのメインターゲットは商店や小規模事務所
電力小売自由化で新たに新電力と呼ばれる多くの業者が参入してきましたが、そのほとんどが顧客として一般家庭を対象にしており、店舗や事務所などは忘れ去られている感があります。それに気がついたのがハルエネでんきです。ハルエネでんきはこうした商店や小規模事務所などをメインターゲットとして、その中から月々の電気代が3万円以上のユーザーに対しては電気代を5%削減させることを目指しています。
ハルエネでんきは最大で5%の電気代カットを目指している
上記でも書いたようにハルエネでんきがターゲットにする顧客層は商店や事務所などです。もっと具体的にいえば、飲食店、理美容室、マッサージ店、クリーニング店、不動産関係店舗、小規模事務所、など電気代が一般家庭より高いと目されるユーザーです。その中で注目するのは高額な電気代が見込める、みなし法人を含めた法人です。
こうした事業所は一般家庭とは違って電気代を必要経費と考えますから、節約には特に力を入れません。それだけに電力自由化が経費節減につながることが分かれば、業者切り替えの契約につながりやすいと考えられるのです。それに一般家庭に比べて業者間の競合が少ないとなればなおさら魅力的です。
⇒電力自由化開始!契約は今すぐ変えるべきなのか?
ハネエネでんきの供給地域
ハルエネでんきの供給エリアが2016年11月1日より拡大し、離島・沖縄県を除く全国9エリアで電力販売を行っています。そのうち北陸エリア、関西エリア、中国エリア、四国エリアは法人限定の受付となります。
ハルエネでんきの「バリュープラン」にすれば電気代がこんなにお得!
ハネエネでんきが安くなるといっても、基本料金については東京電力など大手電力会社と変わりません。また電気代は使用量120kWhまでの第1段階、120~300kWhの第2段階、300kWh以上の第3段階に分かれています。これらのうち、ハルエネでんきがお得になるのは第3段階の300kWh以上の使用量がある場合です。ここでは東京電力と比較したハルエネでんきの「バリュープラン」による料金を見てみましょう。
東京電力 | ハルエネでんき | |
1段階 | 9.52円 | 19.52円 |
2段階 | 26.00円 | 26.00円 |
3段階 | 30,02円 | 28.52円 |
1000kWhの場合
東京電力 | ハルエネでんき | |
1段階 | 2,342円 | 2,342円 |
2段階 | 4,680円 | 4,680円 |
3段階 | 21,014円 | 19,964円 |
ここで示した例は法人としては最低ラインの料金ですが、これでも年間を通じると1万円程度も安くなります。ちなみに月々の電気代が5万円以上の場合は、年間3万円~10万円程度の低減になります。
ハルエネでんきに関するQ&Aこれを読めば疑問が解ける!!
電力小売り自由化に対しては多くの人が様々な疑問を抱いているに違いありません。ここでは、そうした疑問のうち、人々が抱く共通のテーマについてハルエネ電気を例にとって、Q&Aの形で見てみましょう。
Q1:なぜハルエネでんきは料金が安くできるのでしょうか?
電力を発電事業者から直接仕入れ原価を抑えるとともに、設備投資や人件費のコストを徹底的に抑制することにより従来より安い価格が実現できるのです。
Q2:業者の切り替えには工事は必要ですか?
工事は不要ですがスマートメーターが未設置の場合は簡単な設置工事のみ必要になります。
Q3:スマートメーターとは何ですか?
スマートメーターはいつでも、どこからでも操作ができ、電気代や使用料などが簡単に検索できる便利な機器です。なお費用は無料です。
Q4:ハルエネでんきに切り替えると停電や故障はありませんか?
電気の送電網はこれまでと同じですから停電や故障が起ることはありません。また電気の状態もこれまでとなんら変わりません。
Q5:ハルエネでんきの解約料はいくらですか
法人基本プランの場合の解約料は無料です。ただし2年契約となりますから、契約期間内の解約には9,800円(税込)の解約料が発生します。
⇒電力自由化 よくあるQ&Aと誰もが疑問に思うこと まとめ
ハルエネでんきの注目すべき最新ニュース
全国9エリアに拡大
ハルエネでんきの供給エリアが大幅に拡大!沖縄県・離島を除く全てのエリアでハルエネでんきとの契約が可能になりました。同時に「低圧動力」プランにあたる「ハルエネ低圧プラン」の供給も開始しています。
法人向け「トラブル解決レスキュー」開始
鍵や水道などのトラブルへの一次対応を24時間365日体制で行うトラブル解決レスキューがハルエネでんきに登場です。事業所の運営にとって障害となるこれらのトラブルを迅速に解決するサービスは、月額600円(税別)です。
法人向け「電話通訳サービス」開始
ハルエネでんきのオプションサービス「おもてなし通訳コール」が開始されました!お店に来店された外国の方に、23時間365日対応で電話通訳をしてくれる
サービスです。対象はハルエネでんきを契約している小売店やレジャー関連、宿泊に交通機関など。月額980円で5ヶ国語(英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語)に対応することができます。
外国人観光客が増える中、日本語はもちろん英語も通じないケースが増えていることでしょう。(覚えるのだって大変ですよね!)電話が一台あればよく、特殊な設備も工事も不要で使える非常に便利なサービスです!
ハルエネでんき 電力販売で提携
2016年6月20日、ハルエネでんき(正式会社名:株式会社ハルエネ)はグローバル展開の情報通信企業である「株式会社ビジョン」との間で、ハルエネでんきの電力販売を協業することになりました。これによってビジョンは、既存の取引先20万社以上にハルエネでんきを紹介することになります。これは、新電力業界で躍進を目指そうとするハルエネでんきにとっては実に心強い応援と言えます。
まとめ
ハルエネでんきは、電力小売自由化を機にできた数多くの新電力の一つです。なにしろ新電力は数がやたらに多いため、名前を覚えてもらうだけでも大変です。ましてや企業間の競争に伍していくためにはいろんな面で独自性が必要です。ハルエネでんきはそのことをよく心得ており、顧客ターゲットを比較的競合が少ない商店や事務所などに照準を合わせています。
こうしたところは一般家庭とは異なり、電気代を必要経費として捉えていることもあって節約志向はそれほどありません。それだけに「電力乗り換えは経費節減に役立つ」と持ち掛ければ、契約につながる可能性が大きいのです。ハルエネでんきが着目しているのは、まさにその点なのです。
ハルエネは多く電気を使う人がお得!じゃあ普通に電気を使ってる私たちは安くならないの?
もちろんたくさんのプランが発表されていますので、一般家庭で月4500円以上の削減になる方もたくさんいらっしゃいます。
また、新電力ではなく、今までと同じ東京電力の中でも新プランがたくさん発表されていますので、今よりも電気料金が安くなる確率が非常に高いです。
是非一度タイナビスイッチの高精度シミュレーションをお試しください!