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ガス自由化

パンケーキ問題とは?電力ガス自由化で話題!!

女性

パンケーキと聴いて、なぜこれが電気やガスの自由化に関係あるのか?と不思議に思う人は多いはずです。パンケーキは、別名ホットケーキとも呼ばれる主におやつに食べるスイーツの一種です。したがってどう考えてもこれがガス・電気の自由化に関係があるとは思えないのですが、この疑問を解くにはまずパンケーキの構造を見ることから始める必要があります。

たいていのパンケーキは上と下の二層からなっています。つまり上下二枚が重なり合っているのです。この二枚重なっているということが要点なのであり、この点がエネルギーの自由化に関係があるのです。
⇒ガス自由化での安全性は?安定供給は大丈夫?

パンケーキもエネルギー自由化も多重構造に関係がある

上記では分かりやすくするためにパンケーキを二層構造と言いましたが、何も二層に限ることはありません。何層にも高く積み上げたハンバーグがあるように、パンケーキも同じで、いくらでも積み重ねることはできます。したがってここからは二層構造でなく多重構造ということにします。でも、パンケーキが二層またはそれ以上になっていることは分かるのですが、エネルギー自由化が多重構造というのはどういうことなのでしょうか。

電力やガスの自由化がパンケーキ問題といわれるのはなぜ?

“群衆”

エネルギー自由化でパンケーキ問題がなぜ取り沙汰されるかという問題を理解するために、まず自由化後のガスがどのように取引されるかを見ていきましょう。ガスは、ガス管によってユーザーに供給されますが、これまでは契約したガス会社の「専用ガス管」で供給されていましたが、自由化後は複数の業者が使う「共同ガス管」によって行われます。

ガス自由化になれば供給地域は自由になりますから、当然地域をまたぐ場合も少なくないでしょう。このような区域を越えた供給になれば「託送料金」が上乗せされます。ということは供給区域が越えると、託送料金の上乗せにによって、料金は二層、三層と重なっていき多重構造になります。こうして料金が重なる点がパンケーキの構造に似ていることから「パンケーキ問題」と言われるようになったのです。

パンケーキ問題はガス会社から遠いユーザーほど価格が上乗せされる!!

“上乗せ”

これまでも説明したとおり、パンケーキ問題とは供給地域をまたぐことによって託送料金が発生することをいいます。だとすればガスの供給基地から距離が遠いユーザーほど料金面では不利になります。これではユーザー獲得において、ガス小売業者に不公平が生じ参入を妨げる理由にもなりかねません。

そうなっては、せっかくの自由化が台無しです。したがって、電力同様にどうしてもこのパンケーキ問題は自由化がスタートする前に解消しなければいけません。
⇒電力小売り自由化と都市ガス小売り自由化の特徴

電力ではパンケーキ問題はすでに解消されている

ガスに比べて1年早い2016年に小口が自由化になる電力ですが、工場などの大口消費者に向けた自由化はすでに始まっています。この自由化以後、当初の段階では供給地域を越えると「振替供給料金」が上乗せされていました。そのため「不公平である」という意見があちこちから出てきました。

なぜなら、この制度では、供給地域をまたぐ度に振替供給料金が課金され、料金が限りなく高くるからです。これを改善しようと、振替供給料金を廃止しようとする動きが次第に大きくなったため、2005年に制度は見直され、この料金制度は廃止されました。

ガス自由化にはまだパンケーキ問題が残っている!

ガスより一足先に自由化になる電力では上述のようにパンケーキ問題は既に解消されています。電力に比べて1年遅れの2017年に自由化が始まるガスにはこの問題はまだ残っています。というより、現在検討中といったほうが正しいかもしれません。ガスの輸送にはガス管を使いますが、自由化後は他地域の契約者に対してはガス会社は供給地域をまたいで供給することになります。

この場合、これまでのシステムでは供給地域を越える度に託送料金が上乗せされることになります。これがいわゆるパンケーキ問題なのですが、これを残したまま自由化に踏み切っていいかどうかが、業界の懸念材料になっています。これについては現在業界団体で話し合いが続いていますが、東京ガスの広瀬社長の話では6月中には結論が出るそうです。

二重導管規制はパンケ-キ問題解消につながるのか?

エネルギー庁の総合資源エネルギ-調査会は、2016年3月にガスの二重導管規制(電力会社など新規参入者が自ら使う導管(ガス管)に対する規制のこと)の見直しなどについて議論しました。その結果、電力会社などがガスを供給する際、二重導管で既存ユーザーに対してに未熱調ガス(熱量調整されていないガス)を供給できる上限を、3年間での4・5%とする方針を示しました。

これは価格の安い未調熱ガスの供給を増加することによって、供給地域を超えるごとに供託料金が発生する、いわゆる「パンケ-キ問題」を解消させようとするものです。
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パンケーキ問題は甘くない問題…

“風景”

消費者から「料金が安くなる」と大きな期待を寄せられているガスの全面自由化ですが、2017年の開始までには、まだ解決しなければならない問題がいくつか残っています。その一つが「パンケーキ問題」といわれるものです。この問題は名前のユニークさから人々の関心を呼んでいますが、自由化されるとガス代が多重構造になって料金が高くなるのですから、パンケーキとは言え、ユーザーにとっては決して甘い話ではありません。

でも、それほど心配には及びません。なぜなら先行した電力がそうであるように、ガスの方も全面自由化までには、パンケーキ問題も解消されそうだからです。

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