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電力自由化

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ニチガスの電気への参入とガス自由化に向けての取り組み

公共設備

2016年4月には電気の自由化が始まりましたが、2017年4月にはガスの自由化が待っています。電力自由化でさえまだ乗り換えを検討している人にとっては、「そんなにいっぺんに考えられないよ」という状況かもしれません。
待ったなしに来年にはガスの自由化が始まることは発表されています。まだ考えられない人もいるかもしれませんが、色んなガス会社の取り組みや、ガス自由化への参入方法などを学ぶことで、選択していく材料になるかもしれません。
ガス自由化に参入する会社は、既に電力自由化にも参入している会社が多くあります。そんな場合は、やはり同じ会社でガスと電気を利用する方が割引などが特典があることは事実です。

しかし、今利用している電気会社が「すごく信頼できて乗り換えたくない」という場合もあるでしょう。
今回は、ニチガス(日本瓦斯株式会社)の会社の取り組みや、電気やガスの自由化への参入について見ていきたいと思います。
今後のエネルギー自由化の参加に役立ててはいかがでしょうか。

ニチガスってどんな会社?

ニチガスは1955年に設立し、地域社会に貢献できることを意識し、LPガスの販売や都市ガスの販売をしていきました。商号は日本瓦斯株式会社と言いますが以下商標のニチガスと明記していきます。
ニチガスは東京都心の6市1町〈北本市、桶川市、鴻巣市・久喜市・加須市・白岡市、伊奈町)に都市ガス導管網を遠し約74700戸に天然ガスを、約28600戸にLPガスを提供しています。

地域社会との共存共栄を目指し、ガスの提供だけでなく、暮らしを便利にする商品や情報・サービスも提供しています。
その他の様々なインフラ整備にも力を入れて、グループ会社として発展できるように努めている会社です。

最も競争が激しいとされる関東圏で営業を行っているにも関わらず、契約者の増加数は東京ガスなどの大手都市ガスを含めて業界で2位というトップクラスに君臨しています。
この状況はニチガスに多きな信頼が寄せられていることと、安心できるサービスがある、ということがわかりますね。地方の人にはあまりピンとこないかもしれませんが、競争率の激しい関東圏で毎年4万軒以上も顧客を増やし続けているのは並大抵のことではありません。ニチガスの魅力をもう少し解明していきたいと思います。

LPガス料金の安さ

“黒板”

一つの魅力がLPガス料金の安さにあるのではないでしょうか。ニチガスは関東地方の平均ガス価格よりも2割以上も安い料金でガスの提供をしています。この料金に魅力がないわけがないですよね。
しかし、どうやってそんなことできるのでしょうか。これについては、ニチガスが他社にはない効率的な物流のシステムを生み出したことや、モバイルやクラウドを連携させた効率のよい業務システムを利用していることが挙げられます。
そういった努力を重ね、顧客に提供するガスの料金を下げれていることは、本当に素晴らしいことで、契約者が年々増えるのも納得がいきますね。

ニチガスの電気事業への参入

“省エネ住宅”

ニチガスは、今年4月からの電力自由化に参戦することを発表しました。大口の顧客には元々LPガスと電気のセット販売を始めていたようですが、一般家庭へはこの電力自由化がきっかけで提供を開始するようになりました。また利便性をよくするために、東京電力と提携し、電気とガスのセット販売を開始します。

その他、東京海上日勤火災と力を合わせることで、ニチガス・プロテクトメンバーサービスというサービスを利用者に提供することが決まりました。このサービスはニチガスユーザーの会員制サービスで、ガス機器の延長保証を台数制限を特に設けず行ったり、水回りのトラブル時の駆けつけサービスなど、基本5サービスを月額500円で実施する、というものです。
別途オプションとして「見守りサービス」もあります。
ニチガスでは電気の販売にどういったサービスを提供しているのか、見ていきたいと思います。

ニチガスは電気を販売するにあたり、以下のような料金プランを公表しました。

プレミアムプラン
(電気の使用が多い人向け)

こちらのプランは、電気の使用が多い人向けのプランで、他の従量電灯B.Cに比べ、400kWhまでの電気の使用量では料金が定額となっており、それ以上の使用の場合も従量電灯B.Cよりお得になるよう設定されています。
家族の人数が多い人や、ペットがいて留守中も空調が欠かせない場合などに最適なプランです。

また、こちらのプランに申し込むと電気設備のトラブル時に点検、調査、応急措置などの出張サービスを無料でしてくれる特典がついています。電気をよく使うからこそ、止まってしまうと生活が大変になりますよね。こういったすぐに駆けつけてくれるサービスがあると安心です。
他にも、プレミアムプランへ先行予約した人には、2年契約に申し込むと、ポイントやギフトカードのプレゼントなどの特典も実施していました。

スタンダートプラン

その他のプランとして、曜日や時間を気にせず使えるスタンダートプランも用意しています。こちらのプランはスタンダートSとスタンダートLに分かれます。

スタンダートS…アンペアブレーカー(電流制限器)による契約です。10アンペアから60アンペアまで選ぶことができます。

スタンダートL…家電が多い家庭向きのプランです。6kVA以上の場合に契約できます。

こちらのプランにも特典があり、電気料金1000円につきポイントを5ポイント貯めることができます。ポイントの種類はPONTAポイントとTポイントです。1ポイント1円で使用することができます。

ニチガスのガス自由化への取り組み

“ガスコンロ”

ニチガスは2017年の都市ガス小売り自由化に向けて、どれだけメリットが出るかWeb上では「エネルギー診断」ができるようになっています。

ここのフォーマットに入力内容を入力すると、電気や都市ガスの小売り自由化でお得になる量がわかります。家庭のエネルギーの状況を調べたり、どうやってエネルギーを買うのがお得なのかがわかります。電気代かガス代が安くなる可能性があるのでおすすめです。また、登録しておくと新料金メニューが確定した時に、すぐ診断することができます。

東京電力エナジーパートナー株式会社との契約締結

ニチガスは、ガス自由化へ向け東京電力エナジーパートナー株式会社と契約を締結しました。その内容は、ニチガスグループ会社が販売する都市ガスの全量について、自由化以降東京電力エナジーパートナー株式会社から卸供給を受けるということです。
現在のところニチガスは約30万世帯にガスを供給していますが、自由化以降はさらに11万世帯の増加を目標にしていきたいこともうたっています。
それに加え、東京電力エナジーパートナー株式会社は東京湾のガス導管を強みにして今後も安定したガスの提供をしていくことを宣言し、新たなセットメニューや割引、付加サービスを提供していきたいようです。
こうして両者が協力していくことで、電気対ガスといった図式にならず、両社の電力・ガスのノウハウを合わせた新しいサービスを提供していくことを宣言しています。

おわりに

“女性”

いかがでしょうか。ついつい対立してしまいがちな電気とガスのエネルギーですが、今回ご紹介したニチガスのように、うまくガスと電気の融合を図っている会社も存在することがわかりましたね。そうすることでより未来が拓けたように感じ、ガスと電気が協力することでもたらされる、あらたなエネルギーの時代の幕開けという感じがします。
ガスと電気が対立する時代は終わり、もっと消費者にとって有益な可能性が広がるエネルギーの提供のされ方が模索されているのは素晴らしいことだと思います。
あなたの地元のガスや電気の会社は、まだそのような取り組みがされていないかもしれません。

しかし、東京や都心部でそのような動きが起こっているのなら、やがて全国に新しいエネルギーの時代の幕開けが広がっていくでしょう。
私達消費者にできることは、より多くのエネルギーの可能性を知り、エネルギー自由化においてより有意義な選択をしていくことです。せっかくのエネルギー自由化に対し他人事と思わず、自分の使うエネルギーに関心を持って、未来を選択していきたいものです。

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