脱原発にあなたは賛成?電気料金との兼ね合いは?
現在、日本では脱原発が話題になっています。きっかけは、まだ記憶に新しい東日本大震災による原発事故が発端です。あの事故では誰もが原発の恐ろしさについて、目の当たりにしたのではないでしょうか。
しかし、原発は低コストで電力をつくることができる一つの手段でもあります。つまり電気料金とはトレードオフの関係にあります。
例えば、原発をなくしたために電気料金が2倍になったらあなたはどうしますか?そんなシチュエーションについてアンケートをとってみました。
アンケート概要
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年06月01日~2016年06月14日
■質問:脱原発の為なら電気料金が2倍になっても払う?
2倍払う | 28人 |
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反対する | 72人 |
毎月のことだけにさすがに2倍はキツイ!反対する
アンケートの結果、電気料金の2倍の値上げには反対するという意見が最も多いことがわかりました。
原発は確かに危険なものです。しかし、原発により受けている恩恵は大きいと考えている人が多いことがわかります。脱原発が本当に良いものなのか疑いを持っている人もいます。
原発は人類の発明した画期的なシステムです。確かに事故を起こした時には、その危険性について着目されがちですが、問題はいかに上手に付き合うのかということなのではないでしょうか。現在の電気料金が維持できているのは原発恩恵を受けているからなのです。
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確かに原発を無くせれば、リスクは下がるのかもしれませんが、そのために電気料金が2倍になるのは納得できないという意見が上がるのも当然のことです。
安全をお金で買うという考え方もあり?2倍でも払う人もいる
アンケートの結果を参照すると、2倍でも電気料金を払うという人が28人いて2番目に多いことがわかりました。
東日本大震災による福島原発事故の記憶があり、原発に対する恐怖感を強く持つ人もいます。原発を持っている国・イコール・リスクを抱えた国という印象を持っている様子が伺えます。
特に、原発の近くに住んでいる人などは、事故が起こったらどうしようと心配でしょうがないでしょう。安心をお金で解決するという考え方も、一つの方法なのかもしれませんね。しかし、原発を持っていることが危険なのではなく、原発にて何か事故が発生した時に初めて危険になるということを理解している人は多いようです。
また、電気はなくてはならないエネルギーなので、料金が高くなったとしても使い続けるという意見もあります。
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原発は事故を起こした時に確かに危険!でも電気料2倍はちょっと
電気料2倍に対して反対の人は、原発のメリットとデメリットをよく理解しているように見えました。事故を起こしてしまうと人々の命を脅かす大変危険な施設でありながらも、現在のリーズナブルな電気料金が実現できているのは原発のためと理解している様子が伺え、原発そのものの存在に関して反対していない方が意外と多いことがわかりました。
一方、約3割程度の人は電気料金が2倍になろうとも、原発反対というスタンスです。特に原発の近隣住民であれば心配も大きいでしょう。
原子力は、人間の偉大な発見です。その発見を上手に使えるかどうかは、私達人間次第ですね。
脱原発については賛否両論ありますが、どちらの意見の場合でも原発事故のない世界の実現を願うばかりです。
自然派エネルギーが気になるなら新電力切り替えも視野に入れましょう
アンケートの結果、脱原発のためなら電気料金が2倍になってもいいという方が多く、原発に対する不安感が非常に高いことが分かりました。
今は電力自由化により、自然エネルギーを利用した発電にこだわった電力会社も増えています。また、お得な料金プランを提供する電力会社も多いです。
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