エコジョーズは都市ガスよりもお得か?

エコジョーズは節約できる給湯器としてこれからの時代にふさわしい省エネ性に優れた給湯器です!
お風呂で使用するときの、お湯や炊事、毎日の朝の身支度など生活の中で、お湯は毎日大量に使われます。
そのお湯を沸かすエネルギーを省エネ性にすることで毎日の光熱費に差額が出て年間ランニングコストに大きな違いが出てきます。
そう、給湯器が省エネでないと毎月の光熱費を多く支払うことになり年間で換算するととってもお得になるんです!
- エコジョーズの言葉の意味がイマイチ理解できない
- どんな仕組みで、どうして省エネなのかわからない
そんなエコジョーズについて知らないことはない!となるためにまずは普通の給湯器との違いや基本を一緒に学びましょう!
「都市ガスとプロパンガス」エコジョーズならどっちがオトク?
エコジョーズを使用した場合、都市ガスとプロパンガスとではどちらが安くなるのでしょうか?
⇒都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違いは?
東京ガスでは、「湯ったりエコぷらん」というエコジョーズなどの潜熱回収型高効率給湯器向けのオトクなプランがあります。
1カ月の使用量が1㎥/以上であれば普通に契約する料金よりも年間3%割引になり、お得になります。
潜熱回収型高効率給湯器であれば、どんな機種でも対象になるため、東京ガス供給エリア内でエコジョーズをお考えの場合はオトクなプランといえます。
以上のことから都市ガスを使用できるエリアでは、エコジョーズを導入することで安くガスを利用できるのです。
プロパンガスはエコジョーズを導入すると安くなる?
住んでいる地域によって違いますが都市ガスはプロパンガスに比べ料金が安いことで知られています。
都市ガスの設備が整っていない地域にお住まいでエコジョーズを取り入れるとなるとプロパンガスを利用してエコジョーズを使用することになりますが、ガス会社によってはエコジョーズ向けのお得な料金プランが設定されている場合があります。
その場合、従来のプロパンガス料金よりも格安で契約ができる場合があります。
しかし、高効率ですが都市ガスと比較すればお得な契約料金とはいえ、都市ガスよりも安くなることはあまりないようです。
だからといって、都市ガスでエコジョーズを使用したいと思ってもパイプ導管の整備が整っていないと都市ガスを使用することが不可能です。
もしプロパンガスでエコジョーズを考えているのなら月のガス料金がいくらになるのかシミュレーションをしてじっくり考えましょう。
CO2排出量を大幅に削減できるから地球にやさしい
従来型のガス給湯器とエコキュートを比較すると確実にCO2排出量が減ります。
それは、熱効率を活かしお湯を沸かすときに出るエネルギーを無駄にしないからです。
家庭用で使用するエネルギーの約30%は給湯です。
給湯の割合は生活エネルギーの大部分を占め、このエネルギー消費量を抑えることができれば自然にCO2を削減することができます。
エコジョーズは、CO2排出量を抑える給湯器です。
エコジョーズに変えると、CO2排出量を約13%削減できるとともにガス料金も節約できるためおすすめできる給湯器です。
従来のガス給湯器で出る潜熱は利用されることはなく、環境のことは配慮されていませんでした。
世界中でCO2排出量を抑えることが大きな課題になっていますがエコジョーズは現代型の推薦できる湯沸かし器といえます。
CO2排出量が削減され、地球に優しく節約もできるのはうれしいですね。
今後更なるCO2削減効果が見込まれ、開発がさらに進みランニングコストが抑えられたエコジョーズが誕生するでしょう。
エコジョーズは普通のガス給湯器と違うの?
エコジョーズとはガスを効率よく使用した給湯器です。
そしてエコジョーズの優れた点は沸かしたお湯のぬくもりで床暖房や浴室暖房に利用できることです。
機種にもよりますが少ないガスでも効率良くお湯がたくさん沸かせ、給湯器としても、お湯のぬくもりを利用できる温水暖房機や給湯器、お風呂の追い炊きと3役をこなします。
だから人気があるんですね!
エコジョーズの優れた特徴
- お湯を無駄なく沸かせるから光熱費が抑えられる
- 快適にいつでも使いたい分だけ使える
この2つがエコジョーズの利点です。
エコジョーズの利用でオトクに節約できるのはこの2つの理由からでした!
本体価格だけを重視するのではなく、長い目で見てランニングコストを比較して給湯器を選ぶようにしましょう。
そして操作も簡単です。
エコジョーズの操作は浴室とキッチンに取り付けられたパネルで操作ができ、便利で家族の皆さんが使いやすいようになっています。
メーカーにもよりますが自動で湯はりや保温ができるなどお風呂の準備がスイッチで簡単に操作が可能です。
エコジョーズはどうして高効率なの?
エコジョーズが高効率なのは、お湯を温める焼却室の缶体には熱媒水が入っており循環させ、熱交換器で給湯や暖房が無駄なくできるシステムだからです。
回路を迂回する温められた熱媒水は排ガスとして100度以下の蒸気になりますが排気される潜熱までも無駄なく回収し熱効率を上げるなどの工夫がされています。
排気熱を活用しているため熱効率が上がり、無駄なくエコジョーズは利用できるのです。
年間ランニングコストを従来熱源機と比較!
エコジョーズは省エネというイメージがあるかもしれませんがエコジョーズにしたからといって急激に安くなることはありません。
都市ガスの場合で考えると、年間のガス料金が節約になりますが約20万円のエコジョーズ本体を購入する料金が発生します。
そのため購入のタイミングは現在使っている給湯器に不具合が生じた、または引っ越しや新築で給湯器を購入するなどのタイミングが最もおすすめです。
なぜならガス料金が毎月安くなるにしてもエコジョーズを購入した料金を回収するには10年以上もかかるからです。
エコジョーズ給湯器とそうではない給湯器は価格に大きな違いがありません。
そのため3年~5年ほどで回収できる計算になります。
そう考えれば毎月のガス料金が安くなり節約ができますね。
そのためエコジョーズに取り換える方の割合が以前よりも高まっているのです。
エコジョーズ給湯器使用量の年間比較
ノーリツのエコジョーズ給湯器の年間での使用の場合で比較してみましょう。
従来のタイプとエコジョーズを比較すると給湯だけで約114,000円でお風呂が約20,000円の場合、エコジョーズの場合は給湯が約96,000円でお風呂が約17,400円となります。
年間では給湯とお風呂で約20,600円もオトクになり、エコ運転での場合はガス料金のほかに水道料金もさらにオトクになり、約8,300円節約できます。
トータルで見ると年間28,900円!これはうれしいですね!
また、待機消費電力も0.9W抑えられ省エネ性になっています。
地球環境を守るために作られた、「エコジョーズ化宣言2013」により、ガス機器メーカーで生産される給湯器はすべてエコジョーズに切り替わりました。
エコジョーズが効率良くお湯を沸かす理由は、排気熱を利用しながら負荷に合わせることができるシステムを搭載することで熱効率を約95%までに向上することが可能になりました。
従来型の給湯器では熱効率が80%でした。
95%までに効率が上がることで従来の給湯器に比べガスの使用量が約12%カットでき光熱費が抑えられ、年間でトータルすると約16000円が節約になります!
そしてガス給湯器はお湯を温めて溜めておくのではありません。
瞬間的に使用する分だけ沸かすためお湯を無駄に沸かすことがありません。
放熱ロスもないためお湯切れの心配もなくたくさんお湯が必要な時でも安心して使用することができます。
そして2017年の4月から都市ガス自由化が始まります。
都市ガス自由化が始まれば価格引き下げが見込まれます。
そうなればエコジョーズを使用したいと考えている方にオトクなプランが誕生するかもしれません。
毎月の光熱費が節約にもなるのはどの家庭でもうれしいことですね。
ガス料金と併用して安くなってほしい光熱費といえば電気料金があります。
もし現在の電気料金に不満があるのならあなたの家庭の電気料金プランや電力会社の料金は高いのか、それとも安いのか比較することをおすすめします。
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