ドラム式? 縦型? 洗濯機ひとつで年間60時間の時短が叶う!

毎日の生活で省くことのできない「洗濯」。洗濯物にかかる手間といえば「畳む」「干す」の2つがありますが、実は1日1回の洗濯で10分の干し時間がかかる場合、年間60時間も浪費していることをご存知ですか?
そこで活用したいのが、ドラム式洗濯乾燥機です。
洗濯機のタイプが変わると全く、洗濯が変わってくるんですよ。
ドラム式洗濯乾燥機と縦型洗濯機を比較しながら、時短家事のコツと進化を続けるドラム式洗濯機の最新情報をお伝えします。
ドラム式と縦型洗濯機の長所・短所を比較
ドラム式洗濯乾燥機 | タテ型洗濯機 | |
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特徴 | ななめに設置された洗濯槽が回転し、洗濯物を持ち上げ、落下させて洗うたたき洗い | タテ型の水槽に大量の水を貯めて、洗濯槽底のパルセーターを回転し、うずまき状の水流で洗濯する |
メリット |
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デメリット |
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代表機種 | ||
価格 | 30,250円(税込) ※2017年8月時点の最安値 |
142,000円(税込) ※2017年8月時点の最安値 |
仕様 | 洗濯容量:11kg 乾燥容量:7kg 運転音:約32〜42dB 消費電力量:約70〜690kWh(洗濯〜通常乾燥) 標準使用水量:約61〜75L |
洗濯容量:5kg 運転音:約39〜49dB 消費電力量:90Wh(50Hz)、100Wh(60Hz) 標準使用水量:114L |
洗濯容量が似ている2機種をピックアップして、価格を比較してみます。ドラム式洗濯乾燥機からピックアップした東芝のTW-117X5Lは、縦型洗濯機のパナソニックのNA-F50B10に比べて本体価格が11万円以上の差があります。
ドラム式洗濯乾燥機がもたらすメリットとランニングコストを検討し、11万円の価値を感じるかが買い替えを判断するポイントになります。
ドラム式の故障リスクと日々の使い勝手について比較検証
縦型洗濯機と比べて構造が複雑なドラム式は、ホコリづまりを始めとした何らかのトラブルがつきものとされています。相談サイトなどでは6年目に故障した、という事例が多く目につくため、ここでは仮に耐用年数を6年とします。
洗濯物を干すのに1回あたり10分かかるとして、毎日洗濯するとなれば、6年間で204時間もの時間が洗濯物を干すために費やされます。
縦型洗濯機ではなくドラム式にした場合、増えるコストは何円?
購入費用の差額と電気料金、水道料金のランニングコストを含めても、ドラム式に乗り換えて増える費用は1日あたり約151円です。
※電気料金を1kWhあたり27円、水道料金を1Lあたり0.3円として計算
これだけの金額で、洗濯物を干す作業に費やされていた204時間を自由に使えるようになるのです。
もっと詳しく比較したデータが見たい方は、こちらの記事をチェックしてください。(比較対象の機種は異なります)
浴室乾燥機よりもドラム式のほうが電気料金は安い
タテ型洗濯機に乾燥機能がなくても、浴室乾燥機を使えば良いという方も居ますが、電気代を考えると良い選択とは言えません。
浴室乾燥機は浴室を乾かすのが目的ですから、服をきちんと乾かすには時間がかかります。そして、乾燥機はエアコンのようにつけっぱなしでお得になりませんし、浴室乾燥機で使われる電力はドラム式とほとんど差がありません。
つまり、浴室乾燥機は服を干す手間がかかる上に電気代はドラム式以上に高いなど、損が大きい選択肢ということです。
ドラム式のメリットは干す手間の削減だけじゃない!
スイッチひとつで洗濯から乾燥まで全自動で済むのが、ドラム式洗濯乾燥機の最大の特徴でありメリットです。
乾燥まで全自動ということは、脱水後の洗濯物を一つ一つ干さなくて良いということ。仕事から帰って疲れた体に鞭打ってこなす家事の一部を、完全に省略できます。
重い洗濯物を持って洗濯機からベランダに移動しなくても良くなり、室内干しや浴室乾燥機で乾き具合を気にする必要もありません。天気が急に悪くなったときにだって、洗濯をやり直す必要がなくなるのです。
ドラム式洗濯乾燥機を使ってどう変わった? 社内の人に聞いてみた
縦型洗濯機からドラム式洗濯乾燥機に変えたという社内の人に、実際に感じた違いについて聞いてみました。
Mさん(二人暮らし、洗濯頻度は週に4回、洗濯物を干すのがとにかく嫌い)
ドラム式に変えたら、乾燥まで全て自動で済むのが楽で仕方ないです。天気を気にせずに洗濯できるのも魅力。ドラム式洗濯乾燥機を使い始めて10年。ヒューマンエラー以外の故障は起こらず、ホコリづまりも1度か2度ほど業者の人にクリーニングしてもらった程度です。
Sさん(一人暮らしで洗濯頻度は3日に1度くらい)
集合住宅向けの小さい機種を買って一年目。洗濯機が所定のスペースにきちんと収まり、回転する洗濯槽の振動や水の『ザバザバ』といった音が意外と少なかった。水分を吸って重い洗濯物を持ち出す負担も減り、もう縦型には戻れない……。
両者とも世帯人数は少なめで洗濯物の量は多くないものの、ドラム式洗濯乾燥機に切り替えたことで洗濯の手間が減ったと実感しており、もう縦型には戻れないと結論づけていました。
一度体験してしまえば、もう従来の縦型洗濯機が考えられないほどの時短効果をもたらすのがドラム式洗濯乾燥機です。一人暮らしで家事を全て手がけなければならない人も、共働きで家事に回す時間が少ない人、子育て中で家事の手間が重く感じる人も、同様のメリットを感じられることでしょう。
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