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電力自由化

電力自由化による大手電力会社の今後の戦略

皆さんの契約している電力会社は、どの事業者ですか? 会社名に地域の名前を冠した「大手電力会社」だという人がほとんどではないでしょうか。



そう、電力自由化が開始される前からずっと電力を供給してきたのは、各大手電力会社です。このサイトをご覧の皆さんは、それらの大手電力会社から、他社への切り替えを検討しているという人が大半でしょう。



今まで地域のユーザーをほぼ独占してきた、大手電力会社。「それ以外の事業者も電力小売事業に参入できるよ」というのが電力自由化である以上、当然ながらユーザーはどんどん他社に切り替えていくと予想されます。



大きな転換期を迎えたと言える各大手電力会社。各社におけるユーザー数の獲得、流出を防ぐための方策とは、どんなものでしょうか。数社の新プランやサービスを見ていきましょう。

東京電力の用意した新料金プランとは?


東電のプラン
引用元:東京電力

東京電力は4月に分社化し、電気の契約を「東京電力エナジーパートナー」が行うようになりました。会社の体制自体を電力自由化に合わせて変えたと言ってもよいでしょう。



さらに電力利用量が300kWhを超えるユーザーに向けた4つの新料金プランを発表しました。

スマートライフプランの内容と対象家庭は?

スマートライフプランは関東限定の、オール電化利用家庭に向けたプランです。総容量1kVA以上の夜間蓄熱式機器(エコキュートなど)、オフピーク蓄熱式電気温水器の利用者が対象になります。



このプランでは午前1時から午前6時までの時間帯の料金を割安な17.46円に設定。それ以外の時間は25.33円となります。



申し込んだ利用者には、給湯器やIHクッキングヒーターやなどの住宅設備機器の修理サービスを設置後10年間申し込み不要で受けられるという特典がつきます。

3つのメニュー、スタンダードプランとは?

スタンダードプランも新たに誕生しました。スタンダードプランには3つのメニューがあります。

スタンダードS(関東・中部のみ)

使用量に合わせて契約アンペアを10~60アンペアの中から選択できる

スタンダードL(関東・中部のみ)

家電が多いなどの理由で6kVA以上利用する場合に適したメニュー

スタンダードX

当月と過去11か月の30分ごとの使用電力量の最大値から、各月の契約電力を決定するというメニュー

上記の中から選ぶことができるのがスタンダードプランの特徴。「スタンダード」という名前から「普通なのかな」といったイメージをしがちですが、このようにプランの中で選択肢と、スタンダードXのような可変性を提供することで、多くのユーザーに対応しているのです。

利用量がとにかく多い家庭向けの「プレミアムプラン」

電話一本でかけつけるサービス

家族の人数が多い、ペットがいるなどの理由で電力の利用量が多いというユーザー向けのプランが、プレミアムプランです。



このプランでは、現在の従量電灯B・Cとは違って、月々の利用量が400kWhに達するまでは、料金が定額となっており、400kWhを超過した分は従量料金が発生します。



利用量が多ければ多いほどお得なプランですが、逆に少なければ従量電灯B・Cよりも割高となってしまうため、自分の利用量をしっかり見極めた上での申し込みが必要です。



プランの特典は「電気の駆けつけサービス」です。もし電気がつかない、ブレーカーが落ちてしまう、分電盤から焦げたような匂いがする……といったトラブルが発生したときに、年中無休、電話一本で駆けつけてくれるというサービスを無料で受けることができます。



ただし作業時間が60分を超過する、特殊工具や部品の交換が必要な場合は別途有料の可能性もあるので、あらかじめ確認しましょう。

夜間に家事をするならお得な「夜トクプラン」

名前の通り「夜」間の利用量が多い人にとってお「得」になるプランです。日中に不在だったり、食器洗い乾燥機や洗濯乾燥機、炊飯器などの家事に必要な家電、そして空調などを夜間に使う家庭に適しています。



このプランには2種類の料金設定で、「夜トク8(エイト)」は23時から翌朝7時までの8時間を夜間とし、夜間の料金は20.78円/1kWh、日中は32.14円/1kWhとなります。



「夜トク12(ジュウニ)は21時から翌朝9時までの12時間を夜間としています。「夜間」に含まれる時間が長い分、夜トク8よりも少しだけ割高となっており、夜間の料金は22.55円/1kWh、日中は33.76円/1kWhです。こちらのプランも、スマートライフプランと同様、関東限定となっています。

4つのプランいずれも、加入時にポイントなどの特典が受けられます。これに関しては他社でもさまざまなポイント制度があるので、特段珍しいというものではありませんが、東京電力では独自ポイントではなくTポイントかPontaポイントを選択して貯めることができます。



他社ポイントへ交換する手間もかからず、使い途に困る心配もないのは嬉しいところですね。複数の事業者を比較検討したい人は、こういったポイントの汎用性や還元率で比べてみてください。

関西電力の「eスマート10」とは?


関西電力のプラン
引用元:関西電力

このほか、他地域の大手電力会社でも、新料金プランやサービスを開始しています。関西電力では、新たな料金プランである「eスマート10」がスタート。



このプランは、利用する時間帯や季節によって電気料金単価が異なる「おトクな料金体系」と電気料金や利用量をwebで確認できる「はぴeみる電(webで登録する必要あり)」がセットになったものです。



このプランの特徴は、特典。「はぴe暮らしサポート」を(税込108円/月)が2017(平成29)年4月まで無料で使用できます。これは国内外の20万以上ヶ所以上の施設を優待価格で利用できるというユニークなサービスです。



なお、関西電力のユーザーは加入しているプランの種類にかかわらず「でんきの駆けつけサービス」を利用できます。これは東京電力と同じく、電気がつかない、ブレーカーが落ちてしまうといったようなトラブルが起きた時に電話一本で駆けつけてくれるサービスです。



また、関西電力もポイントを導入しています。「はぴeポイント」という独自ポイントですが、10社以上の他社ポイントに交換できるほか、200以上のアイテムへの交換や抽選への応募にも使えます。

中部電力は5つのプランが新しくスタート

ポイント分だけお得? ポイントプラン


中部電力プラン

ポイントプランは10~30A契約のユーザーを対象としたプラン。なんと、基本料、電力料金は従量電灯Bと同じ。しかも2年契約(転居などの理由による解約では違約金は発生しません)という「縛り」まであります。



いったいそれのどこが良いのかと悩んでしまうようなこの新プラン。今までの従量電灯Bとの違いは「ポイント」。このプランでは中部電力の独自ポイントである「カテエネポイント」を1ポイント1円として、電気料金の支払いに使うことができます。



カテエネポイントは入会時に入会で100ポイント、利用明細をweb利用明細に変更するとさらに200ポイントの計300ポイントがもらえます。そのほかにweb利用明細やコラムの閲覧、そしてアンケート回答などで、年間840ポイントが加算されるので、年間の最大獲得ポイント数は1140ポイントになります。



大きな額ではありませんが、現在従量電灯Bを利用しているのであれば、変更しても良いのではないでしょうか。途中解約すると違約金が発生してしまうので、2年間は他事業者への切り替えの予定がない場合に限ります。

利用量の多い家庭に、おとくプラン

契約が40A~60Aの場合、もしくは6kVAの電灯契約であれば適用されるプランです。こちらも基本料、電力料金は従量電灯B・Cと変わりません。



そしてカテエネポイントが利用できるのも、上のポイントプランと同じです。しかしこちらはカテエネ会員であれば毎月カテエネポイント150Pのプレゼント、もしくは現在の料金(従量電灯B・C)から毎月150円が割引されます。カテエネ会員でない場合は毎月の電気料金から100円割引となります。



こちらも2年縛りがありますが、もし電力事業者の変更をしないのであればポイント分と100円~150円の特典がつくので、検討しても良いかもしれません。

もっと利用量が多いなら、とくとくプラン

さらに利用量が多い、7kVA以上のユーザーを対象とした「とくとくプラン」も登場。こちらもカテエネポイントが電気料金の支払いに利用でき、基本料金は現在の従量電灯Cと同じ金額となります。



そしておとくプランと同じく、カテエネ会員であれば毎月カテエネポイント150Pのプレゼント、もしくは現在の料金(従量電灯C)から毎月150円が割引されます。カテエネ会員でない場合は毎月の電気料金から100円割引です。



ただ、上の2つのプランとは違い、電気料金も変わります。120kWhまでの電力量料金単価が、現在の料金メニュー(従量電灯C)と比較して0.5円/kWh引き上げられる一方、300kWhを超える電力量の料金単価が1.4円/kWhの引き下げになります。

独創的サービス、「暮らしサポートセット」

非常に珍しいサービスも用意されています。それがこの「暮らしサポートセット」です。上の3つのプランで支払う料金に、月額300円をプラスで受けられるこちらのサービス。



内容はなんと電気やエネルギーの話ではなく、生活上の「困ったこと」に対応してくれるといったものです。たとえば、水回りのトラブルや、キーの紛失、少額の器物損壊(隣家のガラスを子どもが割ってしまった……など)といったような困りごとに作業時間60分以内であれば無料で出張、対応してくれるという、まさに「暮らしサポート」なのです。



さらに医療や介護、育児にパソコンといったさまざまな相談を電話ですることも可能です(こちらも無料)。

夜型の家庭も安心なスマートライフプラン

夜型プランがお得

日中の電力利用量が少ない、夜間に電力を多く利用する家庭向けのプランもあります。ナイトタイムの電力利用料金は16.00円/kWhとなっています。時間帯は3つから選ぶことができます。

スマートライフプランのナイトタイム

22時~翌朝8時:就寝時間が遅い等、夜型のユーザーに適したメニュー

スマートライフプラン(朝とく)のナイトタイム

23時~翌朝9時:朝に家事をするなど、朝型のユーザーに適したメニュー

スマートライフプラン(夜とく)のナイトタイム

21時~翌朝7時:夜寝る前に家事をする、朝早く家を出るなど、夜間の利用量が多いユーザーに適したメニュー

いずれも朝10時から17時までがデイタイム(38.00円/kWh)、その時間帯とナイトタイム以外の時間は「@ホームタイム(28.00円/kWh)」というように、料金単価は時間帯によって3段階になっています。こちらのプランも、カテエネポイントを料金の支払いに利用できます。

九州電力も新プランを発表


九州電力プラン
引用元:九州電力

九州電力も新プランを発表しました。スマートファミリープラン、スマートビジネスプラン、電化でナイト・セレクトの3プランです。



スマートファミリープランは利用量の多い家庭向けのプランで、目安では毎月の利用量が350kWh以上であれば、従量電灯Cよりもお得です。また、オプションとして加入後1年からの料金が割引になる「2年契約割引(月額540円)」に加入することもできます。



スマートビジネスプランは契約容量が6kVA以上、50kVA未満の事務所や商店向けプランです。「口座振替割引」(マイナス54円/月)の対象外となるので、その分も計算に入れて検討しましょう。



電化でナイト・セレクトはオール電化かつ夜間に利用量が多い家庭向けのプランで、3つの料金メニューがあります。

電化でナイト・セレクト21

21時~翌朝7時:就寝時間が遅い等、夜型のユーザーに適したメニュー

電化でナイト・セレクト22

22時~翌朝8時:従来から設定されている標準的な夜間時間帯

電化でナイト・セレクト23

23時~翌朝9時:朝に家事をされる等、朝型のユーザーに適したメニュー

このプランは昼間時間の電力量料金が「平日」よりも「休日」が、「夏・冬」よりも「春・秋」が割安となっています。ユーザーの電力の利用を、休日や夜間などの軽負荷時間帯へシフトさせるのが狙いです。



契約決定方法が実量制というのも「電化でナイト・セレクト」の特徴でしょう。実量制とは、スマートメーターを用いて、30分ごとの電力利用量を計測し、当月と前11か月における最大値で契約電力を決定するという制度です。



これらの九州電力のプランは、一部離島を除く九州エリアのみで適用されます。



ちなみに、九州電力は現在、ポイントを導入していませんが、平成27(2015)年12月29日付のお知らせで「ポイントサービス等、新たなサービスも検討中であり、決定次第お知らせいたします」という発表をしています。

いかがでしたか? 新規参入した電力事業者も気になりますが、そこにユーザーが流れてしまうことを防ぐ立場の大手電力会社も、それぞれの戦略で対抗しようとしています。



「料金が高い。電力会社を変えよう」と情報を探すのはもちろん大切ですが、その前に「いま契約している会社に、もっといい料金プランはないのかな?」と、一度探してみてください。もしかしたら、自分に合ったプランやサービスが見つかるかもしれません。

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