初心者でも最適の保険が見つけられる! 後悔しない自動車保険の選び方

車を持つ人は任意の自動車保険に入ることが一般的ですが、初めて車に乗る方にとって、自動車保険選びは種類も多く大変難しいものだと思います。また、既に加入している方であっても、今より保険料を安くしたいと思いながらも、そのまま何年も更新をしている方も多いのではないでしょうか。
今回は初心者の方にもおすすめできる、後悔しない自動車保険の選び方についてご紹介します。
全部知ってる? 自動車保険は3種類に大別できる!

自動車保険に加入しているとどういう場合に役立つのか、加入していないことで何が困るのかをよくわかっていないと、無駄な特約を付けてしまったり、反対に必要な保険に入っていなかったりなど、保険選びで失敗してしまいしがち。
ここでは、実際の失敗談や成功談をもとに後悔しない保険選びについて考えていきますが、その前に、まずは自動車保険の基本について押さえておきましょう。
自動車保険は大きく次の3つに分類できます。
賠償責任保険
賠償責任保険は交通事故の相手に対して保険金が支払われるものです。
対人・対物の2種類があります。
対人賠償保険
相手を死傷させた場合に保険金が支払われます。
対物賠償保険
相手の車や標識、店舗などの修理費用として保険金が支払われます。
傷害保険
傷害保険は、交通事故によるケガで自分や同乗者が入院、通院、死亡した際に保険金が支払われるものです。以下の4つの種類があります。
搭乗者傷害保険
車に乗っている人のケガや死亡に対して、過失に関係なく補償されます。
自損事故保険
自損事故によって搭乗者が死傷し、自賠責保険などでも補償されない場合に保険金が支払われます。
無保険車傷害保険
相手が任意の対人賠償保険に加入していない場合や、ひき逃げなどで加害者が特定できない場合に補償されます。
人身傷害保険
過失割合にかかわらず実際の損害額を補償します。
車両保険
車両保険は契約車両が事故によって壊れた場合や、落書きなどのいたずら、盗難などの修理費用等を補償します。
失敗した! みんなの自動車保険失敗例
自動車保険選びでの失敗には、具体的にどのような事例があるのでしょうか。
初心者にありがちなよくある例をもとに、どのような保険を選べば良かったのかを考えてみましょう。
補償や特約を付けすぎて無駄にお金を払ってしまった
- 事故を起こした時のことが心配で、いろいろな補償や特約を付けた
- 保険料は高額だったが、当時は初心者で相場もよく知らなかったので加入した
- 見直しが面倒で10年以上同じ補償内容で更新を続けていた
- 10年以上一度も使うことのなかった特約もあり、今思えば不要だった
初心者の方に特に多いケースですね。保険屋さんに勧められるまま補償や特約を付けてしまったり、必要以上に不安になって補償や特約をたくさん付けたまま何年も更新し続けたりといったものです。
リスクや確率の低い事故・トラブルについては、保険金でなくても賄える場合があります。保険の無駄をなくすには更新ごとに見直す方法も有効的です。
事故「対応」の質や速さに問題があった
- 事故対応については24時間年中無休ということで問題なかった
- 事故担当の方からの連絡は翌日だけで、それ以降の連絡はなかった
- 事故の2〜3ヶ月後に連絡がきたが、相談もないまま一方的に話がまとまっていた
自動車保険のCM等で「24時間365日受付」といった言葉はよく耳にしますが、「受付」と「対応」は別のものかもしれません。受付に関して言えば、24時間年中無休で対応することはもはやどの保険会社でも当たり前になってきており、重要なのはその後の「対応」がスピーディーかどうかです。
この保険で良かった! 成功例に学ぶ自動車保険の選び方

良い自動車保険選びとはどのようなものでしょうか。満足のいく自動車保険に出会えた方の例をもとに、成功する自動車保険選びについて考えてみましょう。
自宅でのトラブルでもロードサービスが来てくれた
- 車が全く動かなかったときにロードサービスに電話したら、30分ほどで修理工場の方が来てくれた
- 自宅で起こったトラブルでも対応してくれた
- トラブルがあったにも関わらず保険料が値上がることもなく助かった
このような自動車のちょっとしたトラブルは事故よりも起こりやすいですよね。
ロードサービスと聞くと、CMにあるような道路上での脱輪やエンストなどを想像しますが、この例のように自宅でのトラブルに対応してくれるものもあります。
最近ではすべての保険に無料でロードサービスを付けている保険会社も多いので、お得に自動車保険を利用したい場合はぜひチェックしておきたいポイントです。
無事故だったのに飛び石被害……車両保険で補償
- 無事故無違反だったが飛び石被害に補償を使ったので1等級下がってしまった
- ネットで見つけた安い保険に変えたら、等級は下がったままなのに保険料が安くなった
いくら車の運転に自信があっても、飛び石被害など予期せぬ事故も起こるものです。
このような場合は加害者も分かりませんし、被害者はいわば泣き寝入りのような状態です。こちらの例では車両保険に入っていたことで修理代も賄え、等級は1等級下がってしまいましたが、その分安い保険に切り替えることでダメージを最低限に抑えることができました。
転職をきっかけに車に乗らなくなったので走行距離で選んでお得に
- 車通勤で毎日往復100キロ程走っていたが転職し、運転頻度が変わったので自動車保険を見直した
- 走行距離が少ないほど安くなる自動車保険に変えて、保険料が年間2万円ほど安くなった
この例のように平日しか車に乗らない方や、近所の買い物にしか車を使用しない方の場合は、走行距離が少ないほど保険料が安くなるタイプの自動車保険もおすすめです。
実際の走行距離が契約時の走行距離よりも短い場合、翌年度の保険料が割引される商品など、さまざまな保険会社からこのようなタイプの自動車保険が販売されています。
安くて安心の一括見積もり!自動車保険を賢く効率的に選ぶには

一口に自動車保険と言ってもその種類はさまざまですし、先にご紹介した失敗例や成功例のように、自動車保険は乗る人によっても何をポイントに選ぶかが違ってきます。
窓口やホームページで、一社ずつ相談をして見積もりを取る方法もありますが、時間や手間がかかりますし、今の保険の満期や納車日が近い場合は少しでも早く契約を済ませたいところです。
そこでおすすめなのが、インターネットでできる保険の無料一括見積もりサービスです。
同じ補償内容での料金比較も簡単でわかりやすい!
生命保険の場合は年齢や健康状態でおおよその相場を把握できますが、自動車保険の場合は、車種や等級(保険料を決める上で契約者の無事故期間や事故歴から設定されるレベル)、自動車を運転する人の年齢などによっても保険料が異なり、初心者には相場の把握が難しい傾向にあります。
一括見積もりサービスでは、一度条件を入力すれば、複数の保険会社から同じ補償内容での料金比較ができるため、簡単に最も安い保険会社を見つけることができ、おおよその相場を知ることもできるでしょう。
さらには、微妙に異なる補償内容や付帯サービスについても確認と比較ができますよ。
最速たった5分! 手間いらずで最適の保険が見つけられる!
一括見積もりサービスでは、その場で保険料がわかるものもあれば、後日郵送で見積書が送られてくるものもあります。いずれにせよ、一括見積もりサービスでは最短5分程度で条件等の入力ができるため、自動車保険を選ぶ際は最初に利用されることをおすすめします。
そこで得た見積もりをもとに、2〜3社程度に絞り、詳しく補償や特約を検討すると、短時間かつ自分に合う保険を見つけられるでしょう。
スマホ対応だからいつでもどこでも利用可能!
自動車保険の一括見積もりサービスは、パソコンはもちろんスマホでも利用可能です。忙しい時に満期や納車日が迫っていても、少しの空き時間で見積もりを取ることができますし、車選びの際、保険料が気になった場合などにも便利です。
乗る人や条件によって保険料が異なり、相場の把握が難しい自動車保険。後悔しない自動車保険選びをするためには、最初の入り口が肝心です。まずは一括見積もりサービスを利用してスピーディーに数社まで絞った後、そこからじっくりと比較検討する方法がおすすめです。
よりスムーズに正確な見積もりを出すためには、免許証や車検証、保険証券などをあらかじめ準備しておくと良いでしょう。
自分に最適な自動車保険で、安心してカーライフを楽しみたいですね。