岩手県のおすすめ新電力会社は? 電気料金が一番お得なのは!?

2016年4月からスタートした電力自由化。果たして岩手県民におすすめの新電力会社はどこなのか? この記事ではそんな疑問に答えるべく、岩手県と電力自由化の関係性。さらにはおすすめできる新電力会社を厳選紹介しますので、岩手県民なら必見となっています!
統計データから岩手県と電力自由化の関係を徹底考察
電力自由化が始まり、いくつもの新電力会社が台頭してきました。しかし岩手県在住者に最も適した新電力会社はどこなのか?
そんな疑問に答えるべく、まずは統計データから岩手県の特徴を読み取っていきます。
岩手県は大家族が多い?
2010年の国勢調査のデータによると、岩手県は全国でも7番目に三世代世帯、つまり世帯主を中心とした直系三世代以上の世帯が多いとのことです。当たり前のことですが、1人よりも2人、2人よりも3人の方が消費する電気量が大きくなり、発生する電気代も増大しますね。
冬は雪が降り積もる岩手県
同じく2010年の気象庁のデータですが、岩手県は全国でも3番目に雪が降る日数が多いとのことです。東北なので当然といえば当然のことですが、やはり雪がたくさん降る冬は肌身の寒い思いをします。そうなれば必然的に暖房器具やお湯などを使う回数が増え、電気やガスなどを大量に消費するでしょう。おそらく多くの家庭が、冬になるとガス代・電気代が跳ね上がるはずです。しかしそんな問題も、電力自由化・ガス自由化が始まれば解決されるかもしれませんよ?
電力自由化・ガス自由化で電気代を大幅節約?
冬になると悩ましくなる電気代・ガス代も、電力自由化・ガス自由化なら解決できるかもしれません。その根拠はというと、電気代やガス代は契約する電力会社・ガス会社毎に大きく異なるからです。電力自由化とプロパンガス自由化は既に行われており、都市ガス自由化も2017年に行われる予定です。そのため着々と自由化されるこの期に、是非とも事業者を切り替えてみることを推奨します。
電力自由化でおすすめの電力会社は?
ここからは、2016年4月にスタートしたばかりの電力自由化について解説していきます。果たして岩手県のご家庭はどの新電力会社がおすすめなのか?
この記事では岩手県への対応を予定している7社の中から4社に絞って紹介します。
- HTBエナジー株式会社(代理店H.I.S.)
- ヤマダのでんき
- ミツウロコグリーンエネルギー株式会社
- 楽天エナジーのまちでんき
- エネワンでんき
- イーレックス株式会社
- KDDI株式会社のauでんき
HTBエナジーの魅力は安さ!
電力自由化に参戦したHTBエナジー株式会社。この会社のおすすめできる点は、どの家庭でも安定して電気料金が安くなるということです。その証拠に東北電力からHTBエナジーが用意した、たのしいでんき東北なまはげプランに切り替えると、電気料金が5%も割引されます。そのため電気をあまり使わない家庭から電気をたくさん使う家庭まで、安心して電気料金を節約できるというわけです。
ヤマダのでんきの目玉はお得なポイント!
なんと、あのヤマダ電機が電力自由化に参戦しました!ヤマダのでんきでは、先ほど紹介したHTBエナジーと提供し、電気を供給します。肝心の電気料金ですが、実はHTBエナジーより高いです。ただ発生したひと月の電気代に応じて、ヤマダポイントを最大6%も還元されるので、日頃からヤマダ電気を利用するという方には非常におすすめとなっています!
ミツウロコグリーンエネルギーはエコを求めている方におすすめ!
⇒ミツウロコグリーンエネルギーのプランで電気料金を大幅節約!?
ミツウロコの電気料金プランは、これまでの新電力会社とは異なり、電気をほとんど使わない世帯が切り替えると、逆に損をしてしまいます。ですが、ミツウロコのプランは電気をたくさん使う家庭ほど電気料金がお得になっていき、電気を使う家庭ならミツウロコが最もおすすめでしょう。
また太陽光やバイオマス発電などの環境に優しいエネルギーを取り扱っているため、電力自由化が開始されたこの期に、環境問題等と向き合いたい方にもおすすめです。
楽天エナジーのまちでんきも東北に進出?
⇒楽天エナジーのまちでんきのプランは特典やポイントが超豪華!
東北の料金プランはまだ公開されていませんが、あの楽天も楽天エナジーとして電力自由化に参戦しました。東北や中部、中国エリアは2016年の夏頃から対応とのことなので、間もなく東北地方の料金単価も明らかになることでしょう。楽天エナジーは楽天グループに属しているため、楽天ポイント等の楽天ならではのサービスを受けることができます。そのため、楽天のサービスをよく利用する方は、まちでんきが開始されるまで待ってみるのも良いかもしれませんよ?
東北電力も新プランを発表?
実は電力自由化に乗じて、東北電力も新たなプランを7つも用意していました。
基本的にどのプランも、昼間よりも夜に電気を使う世帯、オール電化住宅向けとなっています。またよりそう+ナイト&ホリデープランは、夜間だけでなく週末に電気をたくさん消費する家庭ほどお得になります。基本的に新電力会社のプランは、従量電灯に対応したプランのみのため、夜間に電気を使う世帯は、東北電力の新プランを検討するのも1つの手かもしれません。
東北電力が用意したよりそうeねっととは?
東北電力は電力自由化に際して、よりそうeねっとというWEBサービスを開始しました。このサービスの特徴は、主に以下4点となります。
- 毎月の電気料金やご使用量をWEBでチェック可能に
- よりそうeポイントがプレゼント
- 各種手続きが簡単に
- 最適な料金プランをシュミレーション
お得なよりそうeポイント
特に注目したいのが、上から2つ目のよりそうeポイントです。よりそうeポイントは東北の復興・応援につながる、ご当地商品やコンビニなどで使える共通ポイントへ交換可能です。よりそうeポイントを貯める手段は下記のようにいくつも存在するため、東北電力から乗り換えるつもりのない方は、ぜひとも登録すべきでしょう。
- 新規会員登録で100ポイント
- ご契約情報の登録で150ポイント
- 入会時のアンケートで50ポイント
- ご利用明細をWEB版に変更すると50ポイント
- クレジットカード払いに変更すると25ポイント
せっかくの電力自由化。岩手県民が選べる選択肢は少ない?
ここまで4社の新電力会社に、東北電力の新プラン・新サービスであるよりそうeねっとを紹介してきましたが、実は岩手県も含めた東北電力エリアは、他の地域に比べて選べる企業数が多くありません。
しかしご安心ください。電力自由化はまだ始まって間もないです。新電力会社の方も、ほとんどの企業がプランを発表していないだけで、今後東北電力に電力を供給しようとする企業は、十分に出てくると予想されます。
岩手県民は電力自由化でお得になれるのか?
最後に、岩手県民の世帯が電力自由化に乗じて電力会社を乗り換えた場合、果たしてどれくらい安くなるのか?
当サイトのタイナビスイッチを用いて、筆者が実際に以下の条件で診断を行ってみました!
見積時の条件一覧
- 岩手県在中
- 従量電灯B
- 4人家族
- 40A契約
- 電気をあまり使わない月の電気代を10000円と設定
- 平日の日中は電気を「たくさん使う」と選択
※2016年5月確認。ヤマダのでんきとまちでんきは診断の対象外となります
岩手県民におすすめできる電力会社は?
上記条件で見積もった結果、HTBエナジーのたのしいでんき 東北なまはげプランに乗り換えた場合、年間で約7,654円お得になると表示されました! その他にお得な電力会社としては、ミツウロコグリーンエネルギーや、意外にも東北電力のよりそう+ナイト&ホリデープランも、上位の節約額でした。
とはいえ、これはあくまでも上記の条件で行った場合です。ご家庭によっては当然、消費する電力量は異なってくるでしょう。そのため、みなさんもぜひ一度、タイナビスイッチを利用し、お得な電力会社を調べてみてはいかがでしょうか?