公開日丨2017/07/27最終更新日丨2017/08/23
【在宅勤務&イクメンパパ】働き方改革の最前線に立つ最高にホットな男にインタビューしてみた

最近、働き方改革ということで在宅勤務が流行っています。そこで、社内で在宅勤務している人に直撃インタビューを実施してみました! 今回インタビューにご協力いただいたN氏は、なんと在宅勤務だけでなく、子育てもしているイクメンパパという側面も持ち合わせていました!
在宅勤務+イクメンパパと、時代の最先端を行っている人ですが、その内情はどうなっているのか、第一部では在宅勤務について、第二部では最近はやりのイクメンについてと、二部構成でお届けします。いつもの記事ではマジメなノリですが、社内インタビューなので、ゆるめの内容となっていますよ。
第一部 在宅勤務編
仕事内容は広告業務。意外と重要な役どころ?
- 本日はよろしくお願いします。まず、仕事内容と勤務時間を教えてください
- マーケティング部所属で、広告掲載の仕事をメインでやっています。
- 広告掲載とは、具体的にどういう内容ですか?
- そうですね。簡単に説明すると、GoogleやYahooなどに自社広告を掲載。他にもタイナビスイッチ上に、他社広告の掲載もしています
- あっ、そういえば検索とかをすると、検索トップに、『広告』というものが出ますよね。ああいうのですか?
- そういうやつですね。例えば「タイナビ」と検索したら、ウチの広告が表示されるように、日々設定とかをしてます
- なるほど~。広告回り以外は、どんなことをしていますか?
- 広告以外だと、タイナビスイッチ(このサイト)などのSNS投稿ですね。TwitterやFacebookで、お得な生活情報や電力業界のニュースなど幅広く掲載しています。後、自分でタイナビスイッチの記事を作ることもありますよ。記事担当は複数いるんですが、私の場合は業界ニュースを任せられています。ただ、気になるトピックなどあれば、そちらも順次記事にしていますね(笑)
- おぉ、記事の作成もですか……! 在宅業務だと割り振られる仕事も単純作業がメインかと思っていましたが、意外と幅広く任せられているんですねー
- そうですね。欲張りなもので!
時短だけど子育て込みでめっちゃハード
- 勤務時間の方はどうなっていますか?
- 週4日で、10時~17時までです。土日祝日の他に、水曜日もお休みをもらっています
- 週4で1日6時間というのには、何か理由はありますか?
- いろいろな要因があったのですが、まず第一は私の体調面です。2年ほど前ですかね。仕事中にめまいがひどく、体調をくずしてしまい、病院に運ばれちゃいました。それ以来、満員電車などで出社することが難しくなってしまい、会社と相談した結果、時短勤務が許可されました。それで徐々に回復していき、週4日まで復活したという感じです!
- 在宅で作業している分には、それほど影響ないですが、数値とか細かく見るような作業が続くと、ちょっと辛くなりますね。リラックスしていることが重要なようです。
- 確かに職場だと、自宅よりもピリッとした感じになりますよね
- そうですね。自分としては仕事場でもリラックスして作業はしているんですが、それでもやはり多少の緊張感はぬぐえないのかもしれないですね
- 快癒したら、在宅から通常出社に戻る予定ですか?
- その予定ではあります。いつになることやらですが、その気持ちがないと、ダラダラしてしまいますしね。ただ、私の場合は17時終了というのにも理由がありまして
- というのも、私の子どもがまだ小さく、保育園へ預けているんですよ。それで私が帰りのお迎えをしている関係で、時間を区切っています。結果、週4日で10時~17時という勤務体系に落ち着きました。子どもが保育園の間は、もしかしたら半分在宅などうまく使い分けさせてもらうかもしれないですが……回復してみないと何ともですね
- 仕事が終わったら、お子さんのお迎えまで……! 普通に働くよりもハードそうですね……。ちなみにウチの会社では9時から勤務可能ですが、やっぱり朝はきついですか?
- 在宅で朝9時ですか~。やれないことはないかもしれないですね。ただ、朝は育児と家事でバタバタしていそうなので、10時がベストかもしれないですね。
- 私も朝は10時が良いですね~。9時だと頭が回らないです(笑)
在宅事情はどんな感じ?
- 満員電車がつらいとのことですが、自宅から職場までの通勤時間はどれくらいですか?
- 1時間20分ぐらいですかね。五反田へのアクセスがちょうど悪くて、乗り継ぎ乗り継ぎで……
- それはまたきついですね……。往復150分以上ともなると、体調面のこと抜きでもしんどそうです
- 社内にはもっと時間かかっている人もいるので、まだ良い方かもと思ってます。もちろん、通勤不要の今の方が楽ではありますね。その分業務や家事に使えますから
- 確かに通勤時間ゼロというのは羨ましいですね~。ちなみにですが、在宅勤務と通常出勤。育児のこと抜きなら、どっちが良いですか?
- 半々の勤務が理想ですかね。在宅だとコミュニケーションがチャットツールでとれるといっても、横で画面見ながら話したほうが早いこともありますし、内容を詰めることがあるなら、出勤ですかね。あと職場のみんなとお昼食べられないですし
- でも、在宅もメリット大きいですよね
- なんといっても自分の時間が増えますからね~。家事をやっている人は、やはり在宅メインのほうが体にも負担が少ないのではと思いますね。あと在宅なら、音楽をガンガンにかけて作業もできます。これは会社だとできないですね。ヘッドホンもなしでOKです。近所からクレームが来ない程度になりますが……(笑)
- 逆に在宅だと苦労する点はありますか?
- 時間の管理ですかね。仕事が17時終了と短いので、しっかりと集中して、今日やることをこなさないといけません。確認事項は早めにチェックしたり、他の方と協力する作業があれば優先してやったりと、仕事のスケジューリングを上手く調整しないとですね
昼寝は在宅の醍醐味(だいごみ)
- マジメな質問が続いたので、ちょっと息抜きといいますか……ぶっちゃけ勤務中に眠くなったりしませんか?
- あ~、なります。眠くなるのは社内でも同じですが、お昼休憩後にやっぱりきますね~
- でも自宅なので、がっつり横になってお昼休みを堪能しています。いつも寝過ごさないか心配で、アラームをいくつもかけてますよ(笑)
在宅勤務やリモートワークのあり方を直撃!
- 最近「働き方改革」ということで、在宅勤務やリモートワークが増えていますが、そのことについてはどう思いますか?
- 良いと思います。実際に在宅勤務をやってみると、効率がいい部分もありますから。特に家事や育児をしている方には向いているかなと思います。ただ日本人はマジメですから、無給残業をやってしまったりしないかが心配ですね
- 無給残業……それはまた恐ろしいですねぇ……
- 在宅勤務は手を抜くこともできるかもしれませんが、勤務時間の管理をうまくやらないと、個人に負担がかかりかねないものだと思っています。勤務時間の管理などを上手くやりつつ、発展していってほしいですね
- 在宅勤務と聞くと簡単そうですが、やっぱりいろんな課題だったり、問題が残っているんですねぇ……
給料とか低いんじゃないですか?
- 待遇や給与はどうなっていますか? 直球ですが、在宅勤務ではない人と何か違いはありますか?
- 待遇に違いはありませんよ(笑)。私もこれは驚いたのですが、昇給の通知が来て、びっくりしました! それと、基本的には時間給での勤務ですが、有休も付与されていますので、ちゃんと勤務実績を在宅でも評価してもらっているのだなっと感じています。この点はとてもありがたいですね。
ちょうど、有休を使って来月イタリア旅行の予定です!!
- イタリアですか! イタリアといえばパスタくらいしか思い浮かびませんが、どんなところに行く予定ですか?
- 歴史とか考古学が好きなんで、ローマ1都市で美術館・博物館を堪能して、ピザとパスタ、ジェラートをたらふく食って来ようと思っています!
あと奥さんはショッピングを楽しむと、かなり気合が入っていました
イタリア旅行の写真いただきました~


ちなみに、こちらの写真がイタリア旅行に行った時の写真です。本場イタリアのパスタを食べたり、ローマのコロッセオを訪れたりと、イタリア旅行を満喫したご様子です。
在宅勤務N氏の夢は大きい
- 歴史や考古学が好きとのことですが、珍しい趣味をお持ちですね。
ウチのメディアでは、再エネや電気のことが中心なので、在宅勤務ということも相まってかなり意外です。
- でも工業高校出身なので、電気関係はあまり遠くはないです。初めに勤務した会社も通信会社でしたし。
後から大学に行きなおして、考古学は勉強しましたが、家庭の事情もあり、考古学に専念できなかったってのが実情ですかね。
- そうでしたか~。やっぱり考古学の道に未練とかってあります?
- 未練というとちょっと違う感じもします。現在も大学の友人や先生と共に、文化財や考古学のセミナーを開催しているんで、それなりに充実していますかね。
- この会社で身に着けた広告的な部分で、なにか文化遺産保護などにも活用できないかとは思っていますが、プライベートな時間が今は少ないので……(育児で時間がとられちゃいます)
プライベートでの勉強は止まっていますが、将来的に何かできたらうれしいんですね
- なんか話が一気に大きくなりましたね(笑)。上手くイメージが湧かないのですが、広告で文化遺産保護とはどういうことを思い描いていますか?
- 文化遺産の保護って、基本的にマジメなんですよ。それにあまり宣伝って少ない気がするんですよね。今度エジプトに巨大な博物館がオープンするんですが、そこの保存修復に日本が大きく貢献していたりと、日本は私たちの想像以上に、海外の文化遺産保護に協力しているんですよ
- なので、そういったものを面白可笑しく、国内の活動なんかも宣伝できるメディアがあったらいいな~って、昔から思っています。個人的な部分では、今実施しているセミナーをもう少し広めたいな~とは思うのですが、お金をかけられないので、口コミレベルを脱しないってところです。勉強のための歴史・文化遺産ではなく、楽しい文化遺産って感じですかね。その先に保護があったらベストなのかと
- 確かに。博物館や美術館自体、どうしても硬い印象は拭えないですよね。N氏のいうとおり、いろんな国の文化遺産を気楽に楽しめる場というのは、必要かもしれませんね~
- この会社でいろいろとやらせてもらっていなかったら、この考えも思いつかなかったかもしれないですね~
N氏の在宅事情まとめ
- 仕事内容:インターネット広告の管理
- 勤務時間:週4日で10~17時
- 通勤時間(出社する場合):片道1時間20分
- 在宅勤務している理由:体調面の問題
- 在宅勤務のネック:勤務時間の管理
- 将来の目標:文化遺産の保護を宣伝
第二部 イクメンパパ編
在宅勤務と聞くと、どうしても内向的なイメージを抱いてしまいますが、N氏は家族と海外旅行に行ったり、文化遺産保護に力を入れたいなど、中々にアグレッシブでしたね!
第一部では在宅勤務について語ってもらいましたが、第二部ではイクメンパパという側面について、N氏家の赤裸々な家庭事情に土足で踏み入ってインタビューしてみました!
イクメンパパになった経緯を質問! しかし意外な答えが……?
- イクメンパパになった経緯は、やはり在宅勤務が理由ですか?
- うーん……そもそも、自分ではイクメンパパって自覚はないので、なんとも言えないです
- まさかのインタビュー主旨全否定ですか?
- 私の場合はまあ、できることはするって感じです。在宅勤務なので、普通の人よりも仕事以外の時間は長いですから
子育てはもちろんしているN氏。ただ、なにやら世間一般でいうところの「イクメンパパ」とはそもそもなんぞや? と疑問を持っている様子……。
- では、病気を患っていなくても、子育てをしていたと思いますか?
- どうですかね~。仕事で忙しくしていたかもしれませんね。もともと残業も徹夜も平気な方だったので、仕事漬けになっていたかも……
- お子さんの世話をする関係上、仕事に支障をきたしたりすることはないですか?
- ありますね。まず残業ができません。保育園へ迎えに行くためです。管理者側で業務量を把握してもらっているので大丈夫ではありますが、個人的にはもう少し仕事して稼ぎたいかなっという気持ちもありますね
N氏の家庭事情を直撃!!
- お子さんは今いくつですか?
- 1歳半です。歩くようになってきたし、食事や遊ぶことへの自我も芽生えだしているんで、大変といえば大変ですが、まだまだこれからですかね。大変なのは
- なるほど。では、奥さんはどんな方ですか?
- どんなですか~。難しいですね~。明るいんじゃないですかね。あとはあまり細かなことは気にしないほうですかね
- ふむふむ、尻に敷かれたりはしていないですか?
- うーん、自分ではよくわからないです……
- 奥さんも仕事をされているんですか?
- はい。フルタイム勤務で、私よりも給料稼いでくれています!
- 奥さんの方が稼いでいるとなると、肩身が狭くなりませんか?
- いいんじゃないですかね~。妻のほうが給与多くても。海外ならよくありそうなんですけどね
育児や家事の分担は?
- 共働きとのことですが、育児や家事の分担はどうしていますか?
- 食事の世話やおむつ替え、お風呂、洗濯などは、そのつど分担、掃除はほとんど私がやります。でも料理に関しては、私が美味しくご飯を作れないので、すべてお任せしてます!
- 全体の割合は、5:5ぐらいですかね~。意外と妻の負担が多いです。
もう少しやらないとマズいですかね……
- どうなんでしょうかね……。5:5なら平等という気がしますが、奥さんがフルタイムなら、若干奥さんの負担が大きい気も……。
ちなみにですが、家事の分担など、お子さんが生まれてから生活は変わりましたか?
- 家事などは意外と変わらないですね。もちろん送り迎えなどで、時間の制限はありますから、生活スタイルとしては、若干変わりましたが、大きな変化はないです
- あっ、でも二人で遊びに行くということはなくなったし、暑い日中にウロウロするってのも、子どもがいると休憩を多く挟んだりしないといけなかったりなど、細かな面では、変わっていますかね
- ライフスタイルが自然と、お子さん中心に変化していったという感じですよね。
それなら、旅行へ行くのは久しぶりなのでは?
- いえ、去年も旅行にいきました!その時は子どもが9ヶ月ぐらいでしたかね
- おぉ、けっこう旅行に行くんですね~
イクメンパパの保育園事情
- お子さんを保育園へ預けているとのことですが、送迎はどうしていますか?
- 保育園に送るのは妻。迎えが私です。距離は自転車で片道10分くらいですかね。雨が降れば歩いていきますが
- 保育園に迎えに来るのはお母さん方ばかりなので、いつもちょっと浮いた感じです
- 身近にイクメンはいないんですか?
- 知り合いにならいますね。バリバリ働いて、小学校のPTAにも参加しています。最近話題のPTA問題にも真っ向から取り組んでいるみたいです。私にはできないな~っと思ってしまいますね
- ずいぶんとパワフルな人もいたものですね~
- 他のママ友やパパ友と良い感じの関係になったりはしないですか?
- 他の人と仲良くなることはないですね~。保育園に長くいないですし、交流会みたいのにはあまり参加していないので。両方とも働いていますから、全てに参加するのは難しいですね。
赤ちゃんをあやすコツは?
- ズバリ、お子さんの世話は得意ですか? 赤ちゃんをあやすコツとかってありますか?
- う~ん、コツってあるんですかね? 基本的には母親のほうが安心しているみたいなので、私の場合は、子どもの気持ちを推測するってことですね
- 一つ心得ているのは、泣き疲れて寝付かせるとかは好きではないので、すぐに抱いて出かけたりして、気分転換させます。あとは家の中でもおもちゃで遊ばせたりとか、無理に制限はしていないですかね
- 確かに、無理に行動を制限すると、却って不満が溜まりそうですからね~
N氏はイクメンパパではなく、イクメン風パパ?
- イクメンパパで良かったと思うことは?
- 先ほども言いましたが、やはり自分はイクメンパパではない気がします。ただ、在宅勤務によって『イクメン風パパ』になったことで、子どもとの時間が普通の家庭より多いのは良いと思います。これは私だけじゃなくて、子どもにもいい影響なんじゃないかな~っと勝手に思っています
- ではイクメンパパならぬ、イクメン風パパに質問ですが、昨今イクメンが増えていることについてどう思いますか?
- 本当にみんなイクメンなんですかね?っと疑問はありますが、イクメンが増えること自体は良いと思います。イクメンが増えたという事は、子どもも親と一緒に遊ぶ時間が増えたともいえるので、良い影響なんじゃないでしょうか
- ただ家庭でどちらかが仕事をして、どちらかが家事をするでも問題ないと思います。決してイクメンが全てではなく、それは家庭の考え方というだけで、最終的にどちらかに負担が大きくならなければいいわけですから
- 確かにいくらイクメンといっても、育児も仕事も全部男の人に任せるのは、負担が大きすぎますからね
- そうですね。やはり大事なのはバランスだと思います。そもそも、イクメンとは? というのにこだわりすぎるのも、何か違う気もしますからね。いつまでも協力できるように、夫婦同士でコミュニケーションをしっかりとるのが大事かなと思います
- 最後に全国のイクメンパパといいますか、子育てに励んでいる世の男性方に一言お願いします
- イクメンご苦労様です。まずは奥さんと仲良く!そして子どもの成長のために一緒に頑張りましょう!!
N氏の育児・家庭事情まとめ
- 子どもの年齢は1歳半
- Nさん夫妻は共働き
- 収入は奥さんの方が上
- 家事の分担は5:5
- あやすコツは無理に制限しないこと
- イクメンが増えるのは良いこと
在宅勤務なら電気代も要チェック?
インタビューにご協力いただいたN氏のように、最近は働き方改革ということで、在宅勤務が流行っています。しかし、在宅勤務ともなれば日々の電気代が馬鹿になりません。
そこで、出勤時よりも高くなる電気代を安く抑えるために、電力会社を変更してみましょう。電気をよく使う人ほど電気代がお得になるため、ぜひご検討してみてください!