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電力自由化

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新電力のシェアはどれくらい? 今後の展望についても解説!

考え事をしている女性

2016年4月の電力小売全面自由化によって、多くの新電力が電力業界に参入してきています。新電力の販売シェアは、どれくらいになっているのでしょうか?具体的な数値を解説します。また、特に人気が高いオススメの新電力もご紹介します!新電力を選ぶ際の参考にしてくださいね。

新電力のシェア率はどれくらい?

“新電力シェアはどうなっているのか?2013年から2015年までのシェアを調べて見ました”

ここでは、新電力の販売量とシェアについて見ていきましょう。

2003年の電気事業法改正により、高圧電力(契約電力が50kW以上の企業向け電力)が自由化されました。2005年には、新電力が占めるシェアは2%くらいでしたが、2013年からは新電力が増加したこともあり、シェア率は4%にアップ。

2015年度の第一四半期においては、新電力のシェアは6%を占めており、高圧に限っては10%弱にアップしています。 新電力が着実に電力小売市場に参入していることが分かりますね。
新電力シェア 特別高圧・高圧分野で初の10%超え

一般家庭向けシェアは2020年には10%になると予想されている

新電力の低電圧シェア

2016年4月には、契約電力が50kW未満の一般家庭向け電力も自由化されました。 2020年4月には大手電力会社から送電事業が切り離され、送配電設備を平等に使用できるようになる見通しです。 その結果、さらに新電力が参入しやすい市場になることが期待されます。

将来的な新電力のシェアについて、富士経済というマーケティング調査会社が詳細に予想しています。 2015年7月に調査会社が報告したマーケット調査では、業務分野、産業分野、新しく電力小売り自由化された低圧分野に分け、新電力各会社のシェアを予想しています。

業務分野については、2015年度に約11%のシェアに到達後、大手電力会社シェアを毎年1.5%~2%のスピードで奪い、2020年度までには20%のシェアになると予想しています。 産業分野については、特別高圧を利用している企業が多いでしょう。新電力のシェアは2015年に1.5%になった後、2020年までには4%になり、アップ率は2.5倍以上になると予想されています。

一般家庭用の低圧市場については、電力自由化がスタートして約4か月に約2%増加しており、2020年には10%にアップすると予想されています。
新電力のシェアと切り替え状況はどこまで進んでいる?

新電力会社別!2014年度の販売シェア率

ここからは、新電力会社ごとに、2014年度からの販売シェアについて見てみましょう。

新電力 シェアの割合
株式会社エネット 38.8%
株式会社F-Power 9.5%
丸紅株式会社 8.3%
JX日鉱日石エネルギー株式会社 5.1%
日本テクノ株式会社 4.8%
日本ロジテック協同組合 4.2%
オリックス株式会社 4.1%
サミットエナジー株式会社 3.6%
新日鉄住金エンジニアリング株式会社 3.5%
ミツウロコグリーンエネルギー株式会社 2.3%
昭和シェル石油株式会社 1.8%

シェア第1位は、38.8%の株式会社エネットです。株式会社エネットの供給区域は全国、供給量は1,021,023MWhです。本社の所在地は東京都で、事業開始は2001年です。

シェア第2位は、9.5%のシェアの株式会社F-Powerです。株式会社F-Powerの供給区域は東京・関西・中部・東北・九州で、供給量は249,364MWhです。本社は東京都、事業開始は2006年です。

シェア第3位は、8.3%の丸紅株式会社です。丸紅株式会社の供給区域は全国、供給量は218,991MWhです。本社は東京都にあり、事業開始は2000年です。

このように、新電力の販売シェア率は株式会社エネットが圧倒的1位ということが分かりました!株式会社エネットは、東京ガス、NTTファシリティーズ、大阪ガスが設立した新電力で、長年にわたり供給量トップを維持しています。企業や事業所向けの高圧電力販売をメインに行っています。

2015年度にはシェアの変動が顕著に!

1位のエネットが占めるシェアの比率は年々低下しており、1位以下の新電力シェアが高くなってきています。エネットは、2015年8月に初めてシェアが30%を切りました。 その後9月には下降が止まりましたが、電力業界に参入した新電力会社も100社弱までに増えており、競争が厳しくなる中シェアを回復するのはさらに困難になると予測されます。

なお、11位以下の新電力数は2013年は44社でしたが、2015年9月には92社に増えています。新電力のシェアは全体で2割強までになっています

また、今後は電力を自給自足するために新電力を作るケースも増えると考えられます。 一例として、日本生協連が作った新電力「地球クラブ」が挙げられます。地球クラブは、生協の物流施設に設置された太陽光発電設備や、提携先の発電所などから電力を調達し、全国各地にある生協店舗や事務所などにその電気を供給する仕組みになっています。また、再生可能エネルギーを中心にすることでCO2の削減も目指しています。

電力小売自由化により市場が成熟すれば、お得なセット割引がついているプランや、環境に優しい再生可能エネルギーを使用した電気料金プランなど、様々な特色を持つプランがさらに増えるでしょう。

こうした新電力を上手に選び、電気代や諸経費をもっとお得に、さらに快適な生活にしてみてはいかがでしょうか?そこで、次の項からはオススメしたい新電力をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

「東京電力管内」のオススメ新電力を5つご紹介!

電力自由化

「東京電力管内」とは、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県、山梨県、富士川より東側の静岡県のことを指します。新電力が最も多く参入している地域です。 激戦地域で差別化を行うために、各新電力はセット割引などの魅力的な電気料金プランを積極的に提案しています。 その中でも特におすすめの新電力をご紹介します!
電気とガスの値上げ率を気にするより新電力に切り替えた方が10倍以上お得

ENEOSでんき

ENEOSでんきは、特典ラインナップが豊富!

「にねん とく2割」

にねん とく2という2年契約をした場合、1kWhあたり0.2円ほど電気料金の単価が割引になります!

ENEOSカードでお得

ENEOSカードで電気料金を支払った場合、ガソリン、灯油、軽油が1リットルあたり1円割引になります!毎月150リットルまで適用されます。

また、電気料金の支払額に応じてポイントがたまります。特別提携カードを使用すれば、さらにお得にポイントやマイルをためることが出来ます。自動車をあまり使わない方でも、しっかりお得!

ENEOSでんきなら、このように生活スタイルに応じて特典を選択することが可能です。また電力使用量が120kWh以上の場合、東京電力「従量電灯B」プランよりも1kWhあたりの単価料金が安くなります。

東京ガス

東京ガスは、電気とガスのセット割で光熱費がまとめてお得になります!ガス会社ならではのお得なセットプランですね。

ガス・電気セット割がお得!

電気とガスをセットで契約すると、特典として電気料金の基本料金が年間で3,000円割引になります。

トリプル割でさらにお得!

さらに電気とガス・プロバイダ光をセットで契約すれば、他社の料金と比べ、合わせて年間で最大2万円ほど安くすることも可能です。

また電力使用量が140kWh以上の場合は、東京電力「従量電灯B」プランよりも1kWhあたりの単価料金が安くなります。

myでんき

myでんきがオススメな点は、電気料金の体系がシンプルなことです。

石油元売会社の昭和シェル、ENEOSでは、特典として電気とガソリンのセット割引をしています。ところがmyでんきを運営する東燃ゼネラルは、安い電気料金プランのみを提供しています。

東京電力の従量電灯Bプランと比較すると、基本料金、1kWhあたりの単価ともにお得です!契約する容量や電気の使用量で違ってきますが、3~6%の割引率になっています。このように契約内容が分かりやすいため、シンプルなプランが良い!という方に大変おすすめです。

東急でんき

東急でんきのお得なところは、特典サービスが東急グループと連携していることです。東急グループの東急電鉄、イッツコム、TOKYU CARDなどのサービスとセットで使うと、よりお得になる仕組みです。

東京電力の従量電灯Bプランと比較すると、電気の基本料金は4.8〜9.7%ほど割引になっており、1kWhあたりの単価は0.1%〜5%ほど割引になっています。 電気料金を支払う際にTOKYU POINTをお得に貯めることが出来るので、東急電鉄の沿線に住んでいる方は特におすすめです!

auでんき

auでんきのオススメポイントは、myでんきと同じように料金体系がシンプルなことです。

東京電力の従量電灯B、Cプランと、auでんきの電気料金自体は一緒です。 しかし、電気料金契約をauケータイやauスマホと一緒にした場合、「auでんきセット割」としてau WALLET プリペイドカードに一部の電気料金がキャッシュバックされます!

毎月の電気料金によってキャッシュバック率は違っており、5,000円未満では1%になり、5,000円以上8,000円未満では3%になり、8,000円以上では5%となっています。
※東京電力の従量電灯Bの電気料金として、ここで比べる対象にしたデータは2016年3月末におけるものです。

新電力を選ぶ指標として電気料金も当然大切ですが、家族や自分自身の生活スタイルと合うかどうかも大切です。

こちらでご紹介した新電力以外にも、ソフトバンクでんきやJ:COM電力など、特色ある新電力が色々あります。

新電力を選ぶ場合は、セット割引などについても細かくチェックして、最も電気料金がお得になるプランを最終的に決めるようにしましょう。

新電力の特徴を理解して電力プランの見直しを!

こちらでご紹介したように、新電力は会社ごとにおすすめポイントも違います。ご家庭に合ったお得な電力プランに切り替えれば、電気代以外にも様々なコストをお得に出来るかも!

でも、たくさんある電力会社の中からどれが1番お得なのか、調べるのは大変です。

タイナビスイッチでは、ご家庭に合った最適な電力プランをわずか1分程度で診断できます。しかも、無料なんです。是非、試してみてくださいね!

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