西部ガスの新ガス料金プラン「ヒナタメリット」の比較ポイント
西部ガスは都市ガス自由化に向けて新しいガス料金プラン「ヒナタメリット」を発表しました。従来の家庭向けガス料金プランと何が違って、どこがお得なのでしょうか? 都市ガス料金と新サービスをチェックしていきましょう!
新ガス料金プラン「ヒナタメリット」の特徴
都市ガス料金プランについて見比べる機会はなかなかありませんので、どこをどうやって見比べたら良いか分からない方が多いことでしょう。早速ですが、西部ガスの新プラン「ヒナタメリット」の特徴を端的にまとめてみました。
- ガス料金が今までよりもお得になる
- 電気のセット契約でさらに3%割引を適用できる
- ポイントが貯まる
- 駆けつけサービスが無料で使える
- 西部ガスの一般料金で月に10㎥以上ガスを使うなら乗り換えて損なし
「ヒナタメリット」は西部ガスの都市ガス供給エリアの家庭が契約できるプランです。福岡・北九州地区と熊本・佐世保・長崎・島原地区で料金が異なりますが、今までの都市ガス料金プランが「一般料金」でひと月に10㎥以上のガスを使う家庭なら「ヒナタメリット」の方が光熱費を多く節約できるでしょう。
その理由の一つが、西部ガスの電気料金プランのセット割です。
電気とのセット割でお得度アップ!

西部ガスは電力自由化が始まって以来、家庭向けに電気を小売するようになりました。今回ご紹介してきたガス料金プランの「ヒナタメリット」と、西部ガスの電気料金プラン「プラスでんきプラン」をセットで契約すると「ガス プラス でんき割引」制度が適用されてガス料金がもっとお得になります。
でんき割を適用した場合:ガス料金を3%割引!(最大1,080円/月まで)
電気料金プラン単体でも電気代が節約できるため、西部ガスに契約中なら電気とガスをセット契約したほうがお得なのです!
セット契約できる電気料金プラン「プラスでんきプラン」の特徴
西部ガスの都市ガス料金プランとセット契約できる電気料金プラン、「プラスでんきプラン」の特徴を端的にまとめました。
- 西部ガスの都市ガスとセット契約でお得
- 解約違約金が無料
- 電気料金の支払額に応じてポイントが貯まる
- 基本料金が安いので節約金額が分かりやすい
電気の基本料金が安くなると何が良いのか、いまいちピンと来ないかもしれません。この件について少し補足します。
電力会社の切り替えで電気料金が安くなるパターンはいくつか存在し、最も多いのは電力量料金が安くなるパターンです。電気を多く使う家庭、あるいは夏や冬の電気料金が大幅に安くなるメリットがありますが、電気使用量が少ない月、あるいは電気使用量が少ない家庭だと電気料金が逆に高くなってしまうリスクがあります。
西部ガスの電気料金プランは電気の基本料金が安くなります。このパターンは節約金額こそ少なめですが安定的に電気料金を節約できるため、リスクを避けながら堅実に節約していきたい人向けと言えるでしょう。
電力会社を変えるだけで電気料金が安くなるのは忙しい人にとって大きなメリットです。西部ガスなら電気料金プランとガス料金プランを同時に変えられますから、切り替え作業の面倒臭さがかなり軽減されるはずです。
ガス機器・水回りの駆けつけサービスが無料で使える

ある日突然、ガス機器や水回り・鍵などに起こるトラブル。予定外の出費を迫られることがありますよね。出張対応ともなれば一度の費用はそれなりにかかってしまいます。
都市ガスと電気を西部ガスに変えた場合の節約金額
西部ガスの都市ガス料金プラン「ヒナタメリット」と電気料金プラン「プラスでんきプラン」、駆けつけサービスについて一通りチェックしたところで、これらを全て契約した場合の節約金額を見ていきましょう。
電気とガスを西部ガスに切り替えてオプションサービスを付けただけで、今までの光熱費がここまで変化します!
ガス使用量:276㎥ 電気使用量:4,080kWh/年(40A)の場合
- 「ヒナタメリット」による都市ガス料金の節約金額=980円/年
- 「プラスでんきプラン1 ※」による電気料金の節約金額=2,964円/年
- 「でんき割」による都市ガス料金の節約金額=2,247円/年
- 西部ガスの電気契約で付与されるポイント=531円分/年
- ヒナタかけつけサービス(通常648円/月 ※)=無料
※40Aで契約している家庭なら、西部ガスの適正な電気料金プランは「プラスでんきプラン1」です。
※住まいのトラブルかけつけサービスの月額料金が無料になる期間は2年間です。
ここに挙げた節約金額の一覧から計算すると、光熱費だけで実質的に年間6,722円も節約できることが分かります。ヒナタかけつけサービスの料金が無料になるなら、実質的な節約金額が年間7,776円も上乗せされますので、最終的に年間14,498円分ものメリットが手にはいります。
ガス料金と電気料金は切り替えるのに一切の費用がかからず、契約の更新費用も解約料もありません。それでも節約できる金額がこれほどなら、切り替えない理由が見つかりませんね。
比較と切り替えが面倒?

リスクフリーで節約金額もそれなりにあるというなら、多くの人が電気もガスも切り替えないのは何故でしょう。周囲に聞き込みをしてみたところ、ほとんどが「面倒だから」と答えました。
切り替えはWebで簡単にできる
電力会社とガス会社を切り替える時は、切り替え先の電力会社・ガス会社に申し込むだけで全ての手続きが完了します。用意するべき書類は「検針票」くらいのもので、拍子抜けするほど簡単に切り替え手続きが完了します。
では、もう一つの面倒ポイントである「比較」についてはどうでしょうか。電力自由化と都市ガス自由化により電気料金プランとガス料金プランの選択肢が増えましたので、どれがベストなプランか分からない・比較するのが面倒くさいという問題が出ています。
今回は西部ガスの都市ガス料金プランについて紹介してきましたので、九州エリアに住んでいる方のベストなプランの探し方について少し触れておきますね。
都市ガスの比較相手は九州電力のみ(しかも福岡・北九州限定)
都市ガス自由化でガス会社が増えたとは言いますが、九州エリアに参入したのは九州電力だけでした。その上、九州電力の供給エリアは福岡・北九州エリアと限定されていますので、熊本・佐世保・長崎・島原地区の家庭は西部ガスしか選べません。これらのエリアにお住まいなら、選択肢に迷うのは電気料金プランだけですね。
福岡・北九州エリアの場合も九州電力の都市ガス料金プランは西部ガスの一般料金と同額です。電気のセット割で節約金額にボーナスがつくのが九州電力の都市ガス料金プランが持つ特徴ですが、ひと月の消費電力量が300kWh以上、あるいは550kWh以上の方にしかメリットがありません。
それほど多くの電気を使わない方なら、西部ガスのガスと電気のセット割を使うほうが安定して節約できるでしょう。もちろん、電気料金プランは他にもたくさんの選択肢がありますので、どれを選べば一番お得なのかは家庭毎に異なります。
電気料金の比較サイトを使えば自分が契約できるプランを節約金額が高い順に知ることができますので、比較する面倒くささがほとんどありません。ぜひお試しください。
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西部ガスの一般料金を契約してきた方なら、新ガス料金プラン「ヒナタメリット」が切り替え先として最有力です。では、電気料金プランを西部ガスに変えてセット割を狙うのがお得か、もっとお得な電気料金プランがあるのかを調べてみましょう!
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