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太陽光発電の売電価格は下がっているのにメリットはあるの?

太陽光発電の売電価格は下がっているのにメリットはあるの?

太陽光発電の売電価格(FIT価格)は、年々引き下げられています。

  • 2015年度住宅用:33円/kwh(抑制対象地域は35円/kwh)
  • 2016年度住宅用:31円/kwh(抑制対象地域は33円/kwh)
  • 2017年度住宅用:28円/kwh(抑制対象地域は31円/kwh)

※来年2018年度には、売電価格はさらに2円下がる予定です。

今年は太陽光発電を導入するつもりはないが、来年は導入しようかも。

という方にとっては、太陽光発電に本当にメリットがあるかどうかを見通さなければなりません。
設置には高額な費用がかかります。出来るだけ経済的メリットを受けたいところです。太陽光発電は環境にも左右されるシステムですから、システムについて十分理解する必要があります。

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売電価格が安くなっても太陽光発電を導入するメリットは?

初期コストが年々安くなっている!

まずメリットとしては、「設置費用が年々下がってきていること」が挙げられます。
経済産業省資源エネルギー庁が出している資料によると、住宅用10kW未満の太陽光発電システムの設置費用(太陽光パネル、パワコン、架台、工事費用を含む)の1kWあたりの費用は、2011年は46.8万円だったのに対し、2013年には38.5万円までに下がっています。

つまり、昔に比べ開発の進展と大量生産によって導入しやすくなっており、今後も業者間の競争がよりいっそう激しくなることが予想されますので設置費用は更に安くなる可能性が高いです。

近年の太陽光パネルは変換効率が高くてお得!

2つ目のメリットとしては、「エネルギーの変換効率が上がっていること」にあります。
変換効率と聞くと難しく感じますが、要するに「太陽の光エネルギーをどれだけ効率的、効果的に電力エネルギーに換えられるのか」ということです。
数値が高くなればなるほど、より効率良く、かつ効果的に発電が出来るようになります。
近年では、24%を超えるものも出てきており、今後もこの数値は伸びていく事でしょう。

電気代節約に大きく貢献

3つ目のメリットですが、電気代が大幅に節約できる点です。太陽光発電で発電された電気は、まず自宅で消費されます。
使い切れなかった電気は、契約している電力会社が規定の売電価格で買い取ってくれますが、その売電価格が毎年引き下げられています。
その反対に電気料金は、毎年引き上げられています。

その値上げされた電気を購入せずに、自宅で発電した電気を使う事によって、電力会社が決める電気料金の値上に左右されずにすみます。
これは、今後更にメリットが大きくなっていく部分ですので、これから太陽光発電を導入される方にも大きなメリットと言えます。

まだまだ補助金制度はある!

最後4つ目に「補助金制度」です。
実は国からの補助金は、2014年に終わっています。
しかし、県や市町村で補助金制度を実施しているところは、まだまだたくさんあるので、それらを活用することが出来ます。

以上のように、2017年も太陽光発電システムの設置にはメリットがたくさんあるといえます。

太陽光発電導入の際のデメリットはなに?

“デメリット”

では、太陽光発電導入のデメリットについても見ていきましょう。

売電価格が年々引き下げられている

冒頭でもお伝えしたように売電価格は毎年引き下げられています。2015年度は33円/kwhでしたが、2016年度は31円/kwhまで引き下げられました。
2017年度は28円/kwhと更に引き下げられ、「売電のメリット」は明らかに減少してきています。ただ、電気料金の値上げなどを加味すると昼間の高い電気を購入するデメリットがありません。

消費税の増税によるコストアップ

2014年に5%から8%へと消費税増税となり、設置費用もその分、かさんでしまいました。
今後も増税となれば、初期費用を回収をするまでの期間が長くなります。

抑制に注意!

抑制とは、自宅で発電した電気が送電線に流れていかない現象の事を指します。
近くに太陽光発電を設置している家がたくさんあって、一気に送電した時や、自宅の電圧と送電線の電圧の差などを原因で起こります。

しかし、もし自宅の太陽光発電に抑制がかかっても、これらは電力会社と施工販売店が連携して問題解決してくれます。
ですので、もし設置後に抑制がかかったとしても慌てずに、施工販売店に連絡し対応してもらうようにしましょう。

販売店との契約時に、抑制時の対応の流れなどを確認しておくと安心です。

また、抑制が実際に起こるのは、誰も住んでいない山の中などに設置されている大規模な太陽光発電から順に抑制がかかります。そのため、住宅への抑制はほとんど起きないと言われています。

これからの太陽光発電は本当にお得か計算してみた!

では、実際のところ2016年に太陽光発電システムを導入するのは、お得なのか損なのか見ていきましょう。

ここでは、日当たりなどの条件を一切加味していませんので、単純に「2015年と2016年ではどちらがどれほどお得か?」という点を見て頂ければと思います。
⇒電力自由化と太陽光発電両者がお互いに及ぼす影響を比較してみた

まず、システム設置の費用に関してですが、6.24kWのシステムで計算していきます。
2015年は1kWあたりの単価を29万円として約181万円。
2016年は1kWあたりの単価を28万円として約175万円。

設置費用だけで見れば2016年に設置した方が「6万円」ほどお得といえます。

次に、売電収入です。
弊社が利用しているシュミレーションソフトを使用したところ、鹿児島県で設置容量6.24kWのシステムを設置した場合の年間発電量は6,844kWhという結果でしたのでこの数値を使用しました。
期間は10年、売電分は0.7(70%)、売電価格は2015年が33円、2016年は31円、2017年は28円で計算します。

2015年は、6844kWh×33円×0.7×10=約158万1000円
2016年は、6844kWh×31円×0.7×10=約148万5000円
2017年は、6844kWh×28円×0.7×10=約134万1000円

売電収入では2015年に設置していた方が10年間で24万円お得という計算になりました。

最後に、10年間の電気料金削減分を含めたトータルでの収支を見てみましょう。
ここでは電気代単価を24円、自家消費分を0.3(30%)で計算します。
6844kWh×24円×0.3×10年=約49万3000円

以上の結果から、システム設置費用から売電収入と電気料金削減分を足したものを引き損得計算をしてみましょう。

【2015年度に設置した場合】
181万円-207万4000円(158万1000円+49万3000円)=マイナス26万4000円
【2016年度に設置した場合】
175万円-197万8000円(148万5000円+49万3000円)=マイナス22万8000円
【2017年度に設置した場合】
156万円-183万4000円(134万1000円+49万3000円)=マイナス27万4000円

まず、2015年、2016年どちらで設置しても約9年で初期費用を回収出来る計算になりました。2017年は約8.5年でとなり、最もメリットがあります。
トータルで見ると、2017年の方が2016年に設置するよりも4万6000円お得という結果になりました。2015年と比較すると、1万円お得です。

これは、売電価格の引き下げによる影響が大きいですが、200万円前後の収入に対して3~5万円の差をどう捉えるかですが、非常に小さな差だと思いませんか?
例えば、日当たりや気候によっては年間の発電量に大きく影響を与えますので、2015年、2016年、2017年では、導入メリットが一番良いと言えます。
⇒究極の省エネ!? 太陽光を余すとこなく吸収する猫型太陽光発電!

太陽光発電は売電価格が下がっても有効な節電方法?!

“変電所”

電力自由化により新規参入する事業者が増え、それに伴い料金プランが多様化されることが予想されます。
電力会社同士で競争し活性化すれば電気代は下がると言われていますが、電気料金は少しの値下げにとどまり、携帯電話やガスといった新電力がメインで行っている事業の商材に対して大きく値引きされるプランも多くあります。

従いまして電気代だけに絞って節約するとなると、太陽光発電は非常に有効な手段です。
太陽光発電で発電した電気は貯めておくことは出来ませんので、昼間に発電した電気の余りは電力事業者に売電します。
ということは、昼間は出来るだけ電気の消費を抑えることがポイントとなります。
消費電力を節約できればその分余剰電力に回すことが出来ます。

また、太陽光発電システムで発電した電力は地域の電力会社以外へも売電先として選ぶことが出来ます
政府が定める固定価格よりも高い単価で買い取ってくれるところもありますので、利用しない手はありません。

太陽光発電の導入費用は4年前の約半額まで下がっており、投資回収期間は変わらず初期費用が100万円程度です。
つまり、今が太陽光発電は導入するメリットが一番大きいと言えます。
複数の業者から無料で一括見積もりを受け取れるサービスもあります。有効活用して費用が安い施工業者を選べば更にお得になります。
安く、自分に合った業者を見つけたいという方は、タイナビスイッチの姉妹サイトである『タイナビ』を利用してみてはいかがでしょうか?

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