Tweet

ガス事故11事例とその対策方法

ガスの事故は火災や爆発、建物破壊など負傷者や死者が出てしまう場合があり大変危険です。
一般家庭や製造工場などで起こるガス事故の「ガスの種類」は、特殊高圧ガス、アセチレン、酵素、塩素、LPガスなどです。
ガス事故が発生する原因にはどのようなパターンがあり、最近のガス事故にはどんなものがあるのでしょうか？

実際にガス事故事例を紹介しながらガスの危険性について見ていきましょう。

ガス事故の詳細

東京都製造事業所

冷凍機の経年劣化により、チューブが摩耗し穴が開いた事が原因で漏えいした。

愛知製造事業所

車両製造で、冷媒充てん作業中に計量シリンダー部分に霜が発生している事を確認。シリンダー内部にあるパッキンが摩耗し、漏えいしていた。

神奈川製造事業所

異常停止があり、再稼働しても停止を繰り返すため、点検調査をメーカーに依頼。
調査結果、凝縮器に大量の水が溜まっていた。
チューブに穴が開いていた結果、大気に冷媒漏えいしてしまった。

秋田県一般のご家庭

冬期間、自宅屋根に積もった雪が風除室を倒壊し、LPガス容器に倒壊した風除室があたり供給設備を倒壊してしまった。
結果、2本設置してあったLPガスのうちの1本の調整器が破損してしまった。

愛知県一般のご家庭

浴室のお湯を沸かすための瞬間湯沸かし器の排気部分からの一酸化炭素中毒が発生。

神奈川県一般のご家庭

ガス作業員が一般家庭の風呂釜の点検作業中にガスの漏えいが原因で火災が発生。

兵庫県一般のご家庭

ガスコンロの火が消せない状態になり消火器で消化した。

北海道一般のご家庭

ガスコンロに火をつけたままその場を離れたため、鍋に入った食材が焦げ、消火器で消化したところガスコンロが消えた後に残っているガスあった状態でガスコンロを点火し引火し爆発。
プロパンガスボンベが爆発するとどうなる？実例と安全対策について

東京都飲食店

店舗で使用中の業務用食器洗浄機から出火した。

京都府工場

工場で使用中のガスストーブが引火した。

愛知県クリーニング店

参照元：経済産業省

ガス事故から分かるガス点検や使用方法の重要性

ガス設備がある場合、定期保安点検をしっかりと行わないと大事故につながる可能性があります。
ガスを生活や事業で安全にお使いいただくには、点検はもちろん、必要な場合は早急に修理を行い、ガス事故のトラブルを避けましょう。
いつもと違う症状を確認したら、直ちにガス事業者に連絡して、すぐに点検をしてもらう事をおすすめします。