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エアコンvs電気ストーブvsガスファンヒーター!お得なのはどれ?

エアコンのリモコン

寒い冬に暖房器具は欠かせません。外気温と室内の温度差が大きい冬は、一年の中で光熱費が最も高額になりやすいってお話、知っていましたか?

やっぱり「どうせなら光熱費は安く済ませたい!」ですし、「一番安い暖房器具が知りたい!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これから暖房器具を設置するとしたら、設置料も含めてエアコンvs電気ストーブvsガスファンヒーターならどれが安いのか?これを知るために、

  • 暖房器具の価格
  • 設置にかかる費用
  • 1時間あたりの光熱費

をそれぞれ計算し、合算しました。電気ストーブでお部屋を暖められる能力は、一般的に6畳が限界とされています。少しでも費用をおさえたいという方のために、6畳にちょうど良いエアコン、電気ストーブ、ガスファンヒーターの人気機種にかかる費用をご紹介します!

●暖房器具の電気代=消費電力(W)÷1000×時間(h)×契約している電力会社の1kWhあたりの単価

●ガスファンヒーターのガス代=使用量(kW)×3.6MJ/h×使用時間(h)÷108(MJ/㎥)×契約中ガス会社のガス単価(円/㎥)

6畳に見合うエアコン、電気ストーブ、ガスファンヒーターはメーカーにより誤差がある可能性もあります。より正確に調べ上げるため、同じ容量の暖房器具を5種類あげて計算してみます。果たして、よりお得な暖房器具はどれになるのでしょうか?

6畳向け人気エアコン5種!エアコン価格と1ヶ月の電気代を合算してみた!

まずは、通信販売で工事費込みエアコン価格と1ヶ月分の電気代を合算してみました。この2つの合計が安いエアコンを順に紹介します!電気代は、基本料金ナシの「Looopでんき」で契約したと仮定し、関東エリアの単価料金26円で1時間使用した場合で計算します。ただし、電気代は外気温と室温の差や季節などによって変動しますので、注意してください!

1.日立:白くまくん RAS-AJ22F-W-KJ

価格 54,100円(税込)
消費電力 470W
計算式 答え
1時間使用した場合 470(W)÷1000×1(h)×26円 12.22円
1日8時間使用した場合 12.22円×8時間 97.76円
1日8時間30日使用した場合 97.76円×30日 2,932円
エアコン価格+30日分の電気代 54,100円+2,932円 57,032円

上記の通り、エアコン価格と30日分の電気代を合算したところ、57,032円という結果になりました。

2.三菱重工:SRK22TT-W(TTシリーズ)

価格 54,480円(税込)
消費電力 717W
計算式 答え
1時間使用した場合 717(W)÷1000×1(h)×26円 18.64円
1日8時間使用した場合 18.64円×8日 149.12円
1日8時間30日使用した場合 149.12円×30日 4473.6円
エアコン価格+30日分の電気代 54,480円+4,473円 58,953円

エアコン価格に1カ月の電気代をプラスすると、58,953円という結果になりました。

3.パナソニック:CS-226CF-W-KJ

価格 56,500円(税込)
消費電力 470W
計算式 答え
1時間使用した場合 470(W)÷1000×1(h)×26円 12.22円
1日8時間使用した場合 12.22円×8時間 97.76円
1日8時間30日使用した場合 97.76円×30日 2,932円
エアコン価格+30日分の電気代 56,500円+2,932円 59,432円

エアコン価格と1カ月分の電気代2,932円を合算すると、59,432円でした。

4.シャープ:AY-F22DH DHシリーズ

価格 56,200円(税込)
消費電力 550W
計算式 答え
1時間使用した場合 550(W)÷1000×1(h)×26円 14.3円
1日8時間使用した場合 14.3円×8 114.4円
1日8時間30日使用した場合 114.4円×30日 3,432円
エアコン価格+30日分の電気代 56,200円+3,432円 59,646円

エアコン価格に1カ月の電気代をプラスすると59,646円という結果になりました。

5.東芝:RAS-2256M1-W

価格 57,800円(税込)
消費電力 445W
計算式 答え
1時間使用した場合 445(W)÷1000×1(h)×26円 11.57円
1日8時間使用した場合 11.57円×8時間 92.56円
1日8時間30日使用した場合 92.56円×30日 2,776円
エアコン価格+30日分の電気代 57,800円+2,776円 60,576円

エアコン価格と1ヶ月分の電気代を合算ると、60,576円という結果になりました。

消費電力は、5の「東芝 RAS-2256M1-W」が445Wで最も低いです。しかし、エアコン価格が一番安かった1の「白くまくん RAS-AJ22F-W-KJ」は、30日分の電気代も2,932円と比較的安い結果となりました。よってエアコン価格と合算すると約57,032円となり、エアコン価格と電気代の合計は、「白くまくん RAS-AJ22F-W-KJ」が一番安い結果になりました。

6畳向け人気電気ストーブ5種!価格と1ヶ月分の電気代を合算!

電気ストーブで6畳の空間を暖めるには、最低1200Wは必要です。電気ストーブは設置料金がかからないため、消費電力1200Wの機種を通信販売で購入した場合に安い順に紹介していきます!

1.テクノス:PH-1211

価格 4,249円(税込)
消費電力 1200kWh
計算式 答え
1時間使用した場合 1200(W)÷1000×1(h)×26円 31.2円
1日8時間使用した場合 31.2円×8時間 249.6円
1日8時間30日使用した場合 249.6円×30日 7,488円
電気ストーブ価格+30日分の電気代 4,249円+7,488円 11,737円

電気ストーブ価格に30日分の光熱費をプラスすると、11,737円という結果になりました。

2.ピエリア:DCH-1605

価格 4,780円(税込)
消費電力 1200kWh

電気ストーブはすべて1200Wのため計算の30日分の光熱費の条件が上記の1と同じです。そのため途中の計算式を省きます。

計算式 答え
1時間使用した場合 1200(W)÷1000×1(h)×26円 31.2円
価格+30日分の電気代 4,780円+7,488円 12,268円

電気ストーブ価格に30日分の電気代をプラスすると、12,268円でした。

3.テクノス:TS-123

価格 4,980円(税込)
消費電力 1200kWh
計算式 答え
1時間使用した場合 1200(W)÷1000×1(h)×26円 31.2円
価格+30日分の電気代 4,980円+7,488円 12,468円

電気ストーブ価格と30日分の電気代を合算すると、12,468円でした。

4.フカダック:FH-1500

価格 4,980円円(税込)
消費電力 1200kWh
計算式 答え
1時間使用した場合 1200(W)÷1000×1(h)×26円 31.2円
価格+30日分の電気代 4,780円+7,488円 12,268円

3の「テクノス:TS-123」と同じ価格と消費電力のため、結果も同じく12,468円となりました。どちらを購入しようか迷われた場合は、デザインなどを参考に決められても良いですね。

5.ユーイング:US-TS1200H(W)

価格 6,075円(税込)
消費電力 1200kWh
計算式 答え
1時間使用した場合 1200(W)÷1000×1(h)×26円 31.2円
価格+30日分の電気代 6,075円+7,488円 13,563円

電気ストーブ価格に30日分の光熱費をプラスすると13,563円という結果でした。

5機種の計算結果を見てみると、本体価格にそれほど大きな差がないことに加え、消費電力も同じタイプであるため、合算結果にも大きな差は見られませんでした。もっとも安かった「テクノス:PH-1211」と最も高い「ユーイング:US-TS1200H(W)」の差は、たった1,826円です。そのため、価格よりもデザイン性やサイズ感を重視して選ぶのも良さそうですね!

6畳向け人気ガスファンヒーター5種!価格と1ヶ月分のガス代を合算!

6畳のお部屋に合うガスファンヒーターの中から、通信販売での価格を参考に安い順から5つ紹介します!ガス単価料金は、東京ガスの一般契約料金である0㎥から20㎥までの基準単位料金142.66円で計算します。また、東京ガスのホームページでは、ガスファンヒーターの設置でガス栓を増設する場合、工事費用が18,036円(税込)~と紹介されています。工事費用については、こちらを元に計算していきます。

1.東邦ガス:RC-24FSH

価格 12,800円(税込)
消費電力 2.4kW
計算式 答え
1時間使用した場合 2.4(kW)×3.6MJ/h×1(h)÷108(MJ/㎥)×142.66(円/㎥) 11.41円
1日8時間使用した場合 11.41円×8時間 91.28円
1日8時間30日使用した場合 91.28円×30日 2738.4円
価格+30日分のガス代+工事費用 12,800円+2738.4円+18,036円 約33,574円

ガスファンヒーターの価格に30日分のガス代、工事費用をプラスすると33,574円でした。

2.東京ガス:RR-2416S-W 20号

価格 14,980円(税込)
消費電力 2.44kW
計算式 答え
1時間使用した場合 2.44(kW)×3.6MJ/h×1(h)÷108(MJ/㎥)×142.66(円/㎥) 11.60円
1日8時間使用した場合 11.60円×8時間 92.8円
1日8時間30日使用した場合 92.8円×30日 2,784円
価格+30日分のガス代+工事費用 14,980円+2,784円+18,036円 35,800円

ガスファンヒーターの価格に30日分の光熱費、工事費用をプラスすると35,800円でした。

3.東京ガス:RR-2413-W20号

価格 17,444円(税込)
消費電力 2.44kW
計算式 答え
1時間使用した場合 2.44(kW)×3.6MJ/h×1(h)÷108(MJ/㎥)×142.66(円/㎥) 11.60円
1日8時間使用した場合 11.60円×8時間 92.8円
1日8時間30日使用した場合 92.8円×30日 2,784円
価格+30日分のガス代+工事費用 17,444円+2,784円+18,036円 約38,264円

暖房能力は2の「RR-2416S-W」と同じでしたが、価格が高めでした。ガスファンヒーター価格に30日分の光熱費、工事費用をプラスすると38,264円という結果になりました。

4.東京ガス:RR-2415S-X

価格 18,694円(税込)
消費電力 2.44kW
計算式 答え
1時間使用した場合 2.44(kW)×3.6MJ/h×1(h)÷108(MJ/㎥)×142.66(円/㎥) 11.60円
1日8時間使用した場合 11.60円×8時間 92.8円
1日8時間30日使用した場合 92.8円×30日 2,784円
価格+30日分のガス代+工事費用 18,694円+2,784+18,036円 約39,514円

ガスファンヒーターの価格に30日分の光熱費、工事費用をプラスすると39,514円になりました。

5.東京ガス:NR-C620FH(Y) 20号

価格 18,900円(税込)
消費電力 2.44kW
計算式 答え
1時間使用した場合 2.44(kW)×3.6MJ/h×1(h)÷108(MJ/㎥)×142.66(円/㎥) 11.60円
1日8時間使用した場合 11.60円×8時間 92.8円
1日8時間30日使用した場合 92.8円×30日 2,784円
価格+30日分のガス代+工事費用 18,900円+2,784円+18,036円 約39,720円

ガスファンヒーターの価格に30日分の光熱費、工事費用をプラスすると39,720円でした。

ガスファンヒーターの場合、消費電力にはほとんど差がありませんが、本体価格に大きな差があることが分かりました。もっとも価格が安い1の「東邦ガス:RC-24FSH」は12,800円であるのに対し、最も高い5の「東京ガス:NR-C620FH(Y) 20号」は18,900円と、61,00円もの差があります!少しでも全体の費用を抑えるには、なるべく価格が安い機種を選ぶことが大切ですね。

エアコンvs電気ストーブvsガスファンヒーターどれが一番安い?結果発表!

結果発表

3種の暖房器具、エアコンvs電気ストーブvsガスファンヒーターの中で、最も価格と光熱費の合計が安い暖房器具は「電気ストーブ」でした!

こちらでご紹介した電気ストーブの消費電力は、すべて1200Wです。5種の中で電気ストーブ価格が一番安い1の「テクノス:PH-1211」は、電気ストーブの価格が約4,280円、8時間毎日使用したと仮定した30日の光熱費が7,488円でした。この両方の経費をプラスすると、11,737円と最も安い結果でした。また、電気ストーブは設置費用もかからずお手軽に購入できるのが魅力です。 電気ストーブの電気代を計算してみた!

しかし、光熱費だけで見ると、ガスファンヒーターの「東邦ガス:RC-24FSH」が30日にかかる光熱費は2738.4円となり、最も安い結果でした。ただし、ファンヒータ本体の価格が12,800円(税込)で、工事費用18,036円と合算すると、諸経費だけで30,836円かかります。

しかし、工事費用はあくまでも東京ガスで工事を依頼した場合の価格で、ガス栓を分岐し増設した場合の価格です。条件により、工事費用が安くなる場合や依頼する業者によって価格が安くなることもあるでしょう。

エアコンの5「東芝:RAS-2256M1-W」は、光熱費も30日で2,776円のため、ガスファンヒーターとほとんど変わりません。ただ、エアコンは工事費込みの本体価格がガスファンヒーターよりも高いケースも多いので、先述したガスファンヒーターの工事費用価格と合わせて吟味し、より安い方を導入すると良いでしょう。

電気ストーブは安いけどデメリットもある!

電気ストーブ(1200W)の場合、30日間の光熱費が7,488円と高額です。

また、足元など近距離を暖めるのには十分ですが、気温が10℃以下ですといくら長時間つけていても、お部屋全体を暖めるには寒く感じるでしょう。

部屋にいる時間が少ない、足元だけ暖めたいという条件なら電気ストーブがお手軽でおすすめですが、お部屋全体をしっかり暖めたいならエアコンやガスファンヒーターが良いかもしれませんね。

暖房器具を選ぶポイントはこの2つ!

  • とにかく諸経費を安く済ませたい!→電気ストーブ:テクノス:PH-1211がおすすめ
  • 光熱費が一番安いものを選びたい!→ガスファンヒーター:東邦ガス:RC-24FSHがおすすめ

このような結果になりました!用途や使用状況に合わせて、購入する暖房器具を決めてみてはいかがでしょうか?

ぜひ暖房器具選びの参考にして、寒い冬も快適に暖かく過ごしてくださいね!

冬は電気代が高くなりがち!だからこそ、電気料金プランをもっとお得なものに切り替えましょう!

冬は1番電気代が高くなりやすい季節ですから、暖房器具選びで少しでも電気代を抑えたいですよね。でも、暖房器具選び以外にも、もっと電気代をお得にできるかもしれない方法があります!

電力会社の切り替えで、多いと月4,500円以上も電気代がお得になるケースもあります。しかも、切り替え手続きは2分ほどでできて簡単です。

電力自由化後も、まだプランを見直していない方はこの機会に一度試してみてはいかがでしょうか?タイナビスイッチの電気料金シュミレーションをすれば、全国100社以上の電力会社から一番お得なプランがすぐに分かっちゃいます。一度お試しください!

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