電気料金のエリア別電力会社比較!!

全国対応!!電気代がお得になる電力会社比較
電気料金の仕組みについてきちんと理解できたら、いよいよ電気代をお得にするための試算を実施してみましょう。
各家庭によって電気の使い方が異なりますので必ず一致するとは限りませんが、ここでは4人家族、契約電力40A、毎月の電力使用量が平均400kWh、標準の従量電灯を契約中というご家庭を想定した主なモデルケースとして算出した全国各地の電力会社を対象にした事例をご紹介します。(燃料費調整額や賦課金は除外しています)
なお、沖縄電力エリアに関しては、2016年4月現在で参入している新電力会社が存在していないことから、ここでは比較対象外としています。
お得な電力会社:北海道電力エリア編
北海道電力 従量電灯B | 丸紅新電力 プランS | |
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基本料金 | 1339.20円 | 1339.20円 |
電力量料金(~120kwh) | @23.54×120=2824 | @23.54×120=2824 |
電力量料金(120~280kwh) | @29.72円×160=4755 | @27.66円×160=4425 |
電力量料金(280kwh~) | @33.37円×120=4004 | @30.03円×120=3603 |
合計 | 12922円 | 12191円 |
北海道電力エリア内では、丸紅新電力で契約した場合で考えてみると、一ヶ月あたり731円の節約ができると試算できました。
単純計算すると、一年間では8772円の節約に繋がると考えられますが、毎月の電力使用量は変動するため実際にはもう少し差が生じると考えられますが、概ね年間5000円節約はできるだろうと考えられます。
丸紅新電力は商社系の新電力会社で、一般家庭向けの電力自由化がスタートする前から企業向けや海外でも電力事業を手がけていた実績がある会社で信頼性も高いと言われています。
お得な電力会社:東北電力エリア編
東北電力 従量電灯B | HTBエナジー 東北なまはげプラン 従量電灯B5 | |
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基本料金 | 1296円 | 1231.20円 |
電力量料金(~120kwh) | @18.24円×120=2188 | @17.33円×120=2079 |
電力量料金(120~280kwh) | @24.87円×160=3979 | @23.63円×160=3780 |
電力量料金(280kwh~) | @28.75円×120=3450 | @27.32円×120=3278 |
合計 | 10913円 | 10368円 |
東北電力エリアでHTBエナジーに契約変更をした場合は、一ヶ月あたり545円節約できると試算できました。
一年間の単純計算では6540円の節約になるため、電力使用量の変動があったとしても目標の年間5000円節約が達成できると考えられます。
HTBエナジーは長崎のハウステンボスから誕生した新電力会社で、旅行代理店として知られるH.I.S.が電気の販売を行っています。従来の電力会社と比較して5%割安になるというわかりやすい料金プランが人気となっています。
お得な電力会社:東京電力エリア編
東京電力 従量電灯B | myでんき(東燃ゼネラルグループ)従量電灯B 標準プラン | |
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基本料金 | 1123.2円 | 1067.04円 |
電力量料金(~120kwh) | @19.43円×120=2331 | @18.46円×120=2215 |
電力量料金(120~280kwh) | @25.91円×160=4145 | @24.61円×160=3937 |
電力量料金(280kwh~) | @29.93円×120=3591 | @28.43円×120=3411 |
合計 | 11190円 | 10630円 |
東京電力エリアでmyでんきに契約変更した場合、一ヶ月あたり560円の節約ができるため、年間で単純計算すると6720円の節約ができると試算できました。
一年間で考えてみると、5000円の節約ができると考えられます。
myでんきは、ガソリンスタンドでお馴染みの東燃ゼネラルグループが手がけている新電力会社で、自社で発電した電気を売る電力事業は1994年から実施されています。
お得な電力会社:北陸電力エリア編
北陸電力 従量電灯B | auでんき(KDDI) でんきMプラン | |
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基本料金 | 950.40円 | 950.40円 |
電力量料金(~120kwh) | @17.48円×120=2097 | @17.47円×120=2096 |
電力量料金(120~280kwh) | @21.29円×160=3406 | @21.28円×160=3404 |
電力量料金(280kwh~) | @22.98円×120=2757 | @22.97円×120=2756 |
合計 | 9210円 | 9206円 |
電気料金に応じて最大5%のキャッシュバックあり。(5千円未満1%、5千円から8千円未満3%、8千円以上5%)
北陸電力エリアに関しては、2016年4月現在で参入している新電力会社はKDDIのauでんきしか存在していません。これは元々北陸電力が安い電気料金を実現しているためで、全国トップの料金水準の安さを誇っています。
仮に、auでんきに乗り換えてもあまり電気料金そのものは変わらないためメリットは少ないと感じられますが、キャッシュバック特典があるので実質的にはお得になりますので、この場合は1ヶ月あたり276円、一年間では3312円のお得になるという試算結果が出ています。
お得な電力会社:中部電力エリア編
中部電力 従量電灯B | Looopでんき おうちプラン | |
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基本料金 | 1123.2円 | 0円 |
電力量料金(~120kwh) | @20.68円×120=2481 | 1kWh @26円×400=10400 |
電力量料金(120~280kwh) | @25.08円×160=4012 | |
電力量料金(280kwh~) | @27.97円×120=3356 | |
合計 | 10972円 | 10400円 |
中部電力エリアでLooopでんきに契約変更すると、一ヶ月あたり572円の節約になり、一年間で6864円の電気代節約になると試算できました。電力使用量にばらつきが生じても約5000円の節約になると予想できます。
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Looopでんきは、東日本大震災をきっかけにして誕生した新しい会社ですが、自社で太陽光発電を設置するなどを手がけている会社としても注目されています。
基本料金はゼロ円で、毎月使った電力使用量だけ請求されるというシンプルな料金体系で、ご紹介した価格は5月中の申込み分まで適用されていました。
関西電力エリア
関西電力 従量電灯A | 洸陽電機 きほんプラン | |
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電力量料金(~15kWh) | 373.73円 | 370円 |
電力量料金(15~120kWh) | @22.83円×105=2397 | @22.30円×105=2341 |
電力量料金(120~300kWh) | @29.26円×180=5266 | @27.20円×180=4896 |
電力量料金(300kWh~) | @33.32円×100=3332 | @27.90円×100=2790 |
合計 | 11368円 | 10397円 |
関西電力から洸陽電機に契約変更をした場合、一ヶ月あたり971円の節約になり一年間で11652円の節約になると試算できます。
電力使用量の変動があったとしても、年間5000円以上の節約という目標を大きく上回る結果になると期待できます。
洸陽電機は、自社でもメガソーラーや地熱などの発電所を所有しており、積極的に電力供給を実現している会社として注目されています。
お得な電力会社:中国電力エリア編
中国電力 従量電灯A | HTBエナジー たのしいでんき 中国もみじプラン 従量電灯A5 | |
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電力量料金(~15kWh) | 330.26円 | 313.75円 |
電力量料金(15~120kWh) | @20.34円×105=2135 | @19.33円×105=2029 |
電力量料金(120~300kWh) | @26.9円×180=4842 | @25.56円×180=4600 |
電力量料金(300kWh~) | @28.98円×100=2898 | @27.54円×100=2754 |
合計 | 10205円 | 9696円 |
中国電力からHTBエナジーへ契約を変えた場合、一ヶ月に509円、一年間では6108円の節約になると考えられます。
季節によって電力使用量が異なるため、実質的には約5000円に近い節約額になると予想できます。
HTBエナジーは、中国電力よりも単純に5%割安な料金になるので、節約額がわかりやすい特徴があります。
お得な電力会社:四国電力エリア編
四国電力 従量電灯A | 坊っちゃん電力 坊っちゃんプラン | |
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電力量料金 | ~15kWh:403.92円 | |
電力量料金 | 15~120kWh:@20.00円×105=2100 | ~100kWh:2400円 |
電力量料金 | 120~300kWh:@26.50円×180=4770 | 100~300kWh:@23.00円×200=4600 |
電力量料金(300kWh~) | @29.95円×100=2995 | @25.00円×100=2500 |
合計 | 10268円 | 9500円 |
四国電力から坊っちゃん電力に契約を変えると、一ヶ月あたり768円の節約になり一年間では9216円の節約になると試算できます。
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電力使用量が変わっても、年間5000円の節約目標には難なく達成できると考えられます。
坊っちゃん電力は、太陽光発電システム業者として知られる㈱デンカシンキが手がけている新電力会社で、地元で発電した電気を地元で使うことを目標にしている地域密着型の会社です。
お得な電力会社:九州エリア編
九州電力 従量電灯B | ナンワエナジー スタンダードM | |
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基本料金 | 1166.40円 | 1049.80円 |
電力量料金(~120kwh) | @17.13円×120=2055 | @16.96円×120=2035 |
電力量料金(120~280kwh) | @22.63円×180=4073 | @21.50円×180=3870 |
電力量料金(280kwh~) | @25.57円×100=2557 | @24.29円×100=2429 |
合計 | 9851円 | 9383円 |
九州電力からナンワエナジーに契約を変えた場合には、一ヶ月468円で一年間では5616円の節約になると試算できます。
電力使用量の変化を考えると場合によっては、年間5000円の節約目標には届かないかもしれませんが、かなり近い目標を達成できると考えられます。
⇒電力自由化で節約ブーム到来か!?
ナンワエナジーは、九州電力エリアを対象にサービスを提供している新電力会社で、他の新電力会社にはあまりないオール電化住宅向けプランも提供していることから、今後も期待できる会社として注目されています。
電力会社切り替えで電気代が節約できるかも!一度見直しを
各エリアで乗り換えられる電力会社も色々あり、年5,000円以上節約できるプランも多くあります。場合によってはこれ以上節約できるかもしれませんので、まだ見直していない方は一度電気料金プランを見直してみましょう。電力会社切り替えは意外と簡単で、1分で出来ます。
自分の場合どれくらい安くなるのか気になる方は、タイナビスイッチで各料金プランと比較してみましょう!無料で出来る高精度シュミレーションですので、一度お試しください。