日産リーフの充電時にかかる電気料金をプランごとに計算!

鮮やかなラインとスマートなデザインでシャープに乗りこなせる日産リーフ。リーフは100%電気で走行する電気自動車です。
しかし、電気自動車の購入を考えている場合気になるのは、充電時間や充電にかかる電気代ではないでしょうか?そこで、日産リーフを1回充電するのにかかる電気代を細かく計算し、充電時間についても解説します。
今回は東京電力エナジーパートナーのスタンダードS.L.Xプラン、スマートライフプラン、夜トク8の料金プラン、夜トク12の料金プランを元に電気代を検証しました。
日産リーフのバッテリー容量である24kWhと30kWhの場合でそれぞれ計算しました。また1kWhあたりの料金別に計算し、リアルな情報をお届けいたします。
日産リーフの充電にかかる電気代をプランごとに計算!
スタンダードS.L.Xプランの場合
最初の300kWhまでの場合:1kWhあたり23円40銭
バッテリー容量 | 計算式 | 電気代 |
---|---|---|
24kWh | 23.40円×24kWh | 561.6円 |
30kWh | 23.40円×30kWh | 702円 |
300kWh超過の場合:1kWhあたり30円02銭
バッテリー容量 | 計算式 | 電気代 |
---|---|---|
24kWh | 30.2円×24kWh | 724.8円 |
30kWh | 30.2円×30kWh | 906円 |
スマートライフプランの場合
昼間時間(AM6時〜翌日の午前1時):1kWhあたり25円33銭
バッテリー容量 | 計算式 | 電気代 |
---|---|---|
24kWh | 25.33円×24kWh | 607.92円 |
30kWh | 25.33円×30kWh | 759.9円 |
夜間時間(AM1時〜6時):1kWhあたり17円46銭
スマートライフプランの夜間時間設定は5時間となり、時間内に電池残量が少ない状態から100%充電するのは難しいため、こちらの計算は割愛します。
夜トク8プランの場合
昼間時間(AM7時〜PM11時):1kWhあたり32円14銭
バッテリー容量 | 計算式 | 電気代 |
---|---|---|
24kWh | 32.14円×24kWh | 771.36円 |
30kWh | 32.14円×30kWh | 964.2円 |
夜間時間(PM11時〜翌日の午前7時):1kWhあたり20円78銭
バッテリー容量 | 計算式 | 電気代 |
---|---|---|
24kWh | 20.78円×24kWh | 498.72円 |
30kWh | 20.78円×30kWh | 623.4円 |
ただし夜トク8の夜間時間は8時間となっており、時間内に30kWh駆動バッテリーをフル充電出来ない可能性がありますのでご注意ください。
夜トク12プランの場合
昼間時間(AM9時〜PM9時):1kWhあたり33円76銭
バッテリー容量 | 計算式 | 電気代 |
---|---|---|
日産リーフ24kWh | 33.76円×24kWh | 810.24円 |
日産リーフ30kWh | 33.76円×30kWh | 1012.8円 |
夜間時間(PM9時〜翌日のAM9時):1kWhあたり22円55銭
バッテリー容量 | 計算式 | 電気代 |
---|---|---|
日産リーフ24kWh | 22.55円×24kWh | 541.2円 |
日産リーフ30kWh | 22.55円×30kWh | 676.5円 |
こうしてプラン別に計算してみると、夜トク8と夜トク12に設定されている夜間料金の単価は安く、日中の料金プランよりも断然安く給電できることが分かりました。
最も電気代がかかるプランは、夜トク12プランの昼間時間です。1kWhあたり33円76銭で、24kWh駆動用バッテリーでは810.24円、30kWh駆動用バッテリーでは1012.8円の電気代がかかります。
夜トク12の夜間と日中での差額は、24kWh駆動用バッテリーでは269.04円、30kWh駆動用バッテリーでは336.3円もあります。夜間が安い分日中の電気代が割高になるため、日中に電気自動車を充電することは避けたいですね。
電気自動車の場合、電力会社と料金プランによって給電にかかる経費が大きく変動します。夜間の充電を心がけることで、充電にかかる電気代を節約することが出来ます。
⇒電気自動車にかかる電気代はいくら?
家庭で日産リーフを充電するのにかかる時間はどのくらい?

一般家庭の200V15Aで充電した場合
バッテリー容量 | 1回の充電にかかる時間 |
---|---|
24kWh | 約8時間 |
30kWh | 約11時間 |
一般家庭にある200V電源で充電した場合、24kWh駆動用バッテリーでは約8時間、30kWh駆動用バッテリーでは約11時間かかることが分かりました。ただしこの数値は、「バッテリー残量警告灯」のランプが付いている状態から満タンまで充電した場合です。
充電時間から見ても、ご家庭で充電する場合は夜間、寝ている間に充電する方法が良さそうですね。
家庭で日産リーフを充電する方法
日産リーフをご家庭で充電するには、付属の充電ケーブルを使用します。準備は簡単です。
1.充電ケーブルのプラグをご家庭の200V15Aコンセントに挿します
2.リーフのフロント側にある「充電ポートリッド」を開け、充電ケーブルを充電ポートに挿せば準備完了!
日産リーフの充電モードは3種類ある
- 即充電
- タイマー充電(時間指定が可能)
- リモート充電(携帯電話またはパソコで充電開始操作が可能)
状況に合わせて3種類の充電方法から選ぶことが出来るため、とても便利です。
日産リーフを急速充電する場合の時間はどれくらい?

電気自動車は、家庭以外にも出先にある充電スタンドで充電することが出来ます。充電スタンドにある充電器は、「急速充電」であることも多いです。家庭で充電するよりもはるかに早く充電することが出来ます。
バッテリー容量 | 1回の充電にかかる時間 |
---|---|
24kWh | 約30分(80%充電) |
30kWh | 約30分(80%充電) |
急速充電を利用すると、24kWh・30kWh駆動用バッテリーの両方ともおよそ30分で80%まで充電可能です。
※電気自動車への充電時間は気温により変化します。
全国に配備されている充電スタンドは、一般的に300円ほどから利用できます。旅行や長距離運転で充電が少なくなった場合に便利ですね。お出かけの際は、充電スタンドの場所をあらかじめ検索しておくと良いでしょう。
冬の電気自動車充電には注意も必要!
リチウムイオン電池は、気温が10℃以下になるとバッテリー容量が低下してしまい、充電に時間がかかります。リチウム電池の特性により、電源や気温の状態で充電条件が変化することを覚えておきましょう。
また、冬は暖房に使用する電力も多くなるため、航続距離が短くなります。暖房を多く使用した場合は、早めに充電するよう気を付けたいですね。
日産リーフの航続距離は、1回の充電で24kWh駆動用バッテリーなら228km、30kWh駆動用バッテリーなら280kmもあり、通勤や旅行など楽しみ方が広がります。
電気自動車のメリットは、維持費が安く、ランニングコストがガソリン車よりもかからないことです。ご家庭での充電も出来るため、ガソリンスタンドに行く手間が省けます。
これからは、エコロジーな上にランニングコストがかからない電気自動車の中でも、ダントツの性能を持つ日産リーフに注目が集まるでしょう。ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
電気自動車の電気代をよりお得にしたいなら、電力会社の見直しもしてみましょう
電気自動車の中でも要注目な日産リーフ。日産リーフをはじめ電気自動車の充電をする場合、夜間の電気料金がお得なプランを利用することで電気代を大幅に抑えることも可能です。
電気のご使用時間帯などに合わせて、ピッタリの電気料金プランに切り替えることで電気代をよりお得にすることが出来るかも!電力会社切り替えで月4,500円も電気代が削減出来たケースもあります。
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