電気自動車の充電スポットは全国に20,000基以上ある!

電気自動車への関心が高まり、電気自動車を見かける機会も増えてきました。さらに電気自動車の普及が進めば、今後も充電スポットの数は増えていくでしょう。
これまではコンビニエンスストアや高速道路のパーキングエリア、市役所など、人がたくさん行き交う場所にあるのが普通でした。しかし、最近は車が滞在する場所を有効活用できる宿泊施設の敷地内や自動車整備工場、大手コインパーキングなどにも設置されています。
現在、全国には20,000基以上の充電スポットがあります。特に多い場所や検索方法などについて詳しく解説します。
電気自動車の充電スポットは全国にどれくらいあるの?

GoGoEVの調べによると、2017年1月時点で全国に登録されている充電スタンドの数は、普通充電が14,491カ所、急速充電が7,010カ所です。
充電スタンドの数は、一ヶ月につき普通充電スタンドが約34カ所、急速充電は約53カ所増え続けています。
平成26年の時点で全国に存在する電気自動車(EV)は推定71,000台です。電気自動車の数に対し充電スポットの数はどれくらいの割合になるのか、計算してみます。
普通充電14489カ所+急速充電7,008カ所=21,497カ所
電気自動車71,000台÷21,497カ所=3.3台
簡単に計算すると、スタンド1カ所で3.3台をカバーしている計算です。
電気自動車の充電スポットが多くて安心な場所BEST6

次に、充電スポットが多い施設はどこなのか、全国の統計を元に見てみましょう。
〜1位〜宿泊・温浴施設:2236基
1位は宿泊・温浴施設で、全国で2236基の充電スポットがあります。
充電にかかる料金は施設ごとに異なります。宿泊施設によって、充電料金が有料の場合と無料の場合があります。有料の場合、充電料金が別途350円や500円かかったり、1時間あたり108円ほど充電料金がかかることがあります。
充電器のタイプには200Vや「CHAdeMO」という急速充電タイプがあります。宿泊施設や温浴施設の場合、定休日がなく24時間営業の場合が多いため、お出かけの際は大変便利です。
〜2位〜ショッピングモール・小売店:1794基
2位はショッピングモール・小売店です。全国に1794基あります。200Vタイプや急速充電タイプ「CHAdeMO」など、充電器の種類はさまざまです。
1分30円のところや条件付きで充電が無料のところなど、充電料金の体系にも多様性があります。
ショッピングモールの場合、土日祝日に集中してたくさんのお客様が集まることが多いです。そのため、土日祝日は電気自動車の台数も多いと予測され、充電器が混み合う場合もあるでしょう。
今後は、宿泊施設よりもショッピングモールなどの人が多く集まる施設内により充電スポットが増える見通しです。
〜3位〜レジャー・スポーツ施設:682基
3位はレジャー・スポーツ施設で、全国に682基の充電スポットがあります。
レジャー・スポーツ施設にはゴルフ場や体育館、カフェ、公園などがあります。レジャー施設やスポーツ施設では、200Vタイプよりも「CHAdeMO」という急速充電タイプの設置が目立ちます。
宿泊施設よりも短時間での充電を求める方が多いためでしょう。施設会員者に最初の1時間は充電が無料といった特典が付く場合もあり、会員の方にはうれしい内容です。
それ以外では、充電1回500円や30分毎に200円かかるといった料金内容が多いです。
〜4位〜道の駅:675基
4位は道の駅で、全国に675基が設置されています。道の駅にある充電スポットは、24時間営業で年中無休の場合がほとんどです。
道の駅には車で訪れることも多いため、電気自動車の利用者にとって便利なスポットです。
トイレ休憩の合間や食事の時間などを有効に使って充電することが出来ます。1分30円やコイン課金式の充電器が目立ちます。
〜5位〜自治体:440基
5位は市役所や区役所などの自治体で、440基設置されています。市役所などの駐車スペースに充電器が設置されていることが多いです。市役所は地図や標識などに載っているため、旅先でも探しやすく、便利な充電スポットです。
〜6位〜高速道路:約350基
6位は高速道路で、全国に350基ほど設置されています。高速道路の場合は、サービスエリアに充電器が設置されています。
長距離ドライブの際には充電が欠かせません。高速道路で長距離運転する際には、充電器があるサービスエリアを下調べをしておくことをおすすめします。
これからは、さらなる充電スポットの普及が求められる時代です。電気自動車は走行中のCO2排出量がなく、世界的に問題になっている空気汚染の心配もありません。
しかも、自宅で充電する場合、一般的に昼間の電気料金だと約300円という安さで100km走行することが出来ます。また、ご使用中の電気料金プランにもよりますが、夜間に充電すればさらに安く抑えることが可能です。
⇒電気自動車にかかる電気代はいくら?
こうしたコストパフォーマンスの良さからも、電気自動車の普及がさらに進むことが期待できます。これからは、ガソリンスタンドと同じようにお買い物スポットや宿泊施設近辺に必ずといっていいほど充電スポットが存在する時代になるかもしれませんね。
また、コインパーキングには小さいスペースで充電器が設置出来るため、普通充電器が増加傾向にあります。
充電スポットが便利な場所にどんどん増えれば、電気自動車の利用者もさらに増えてさらにエコ効果が高まりますね。
電気自動車の充電スポットを探す4つの方法
初めて行く旅先では、あらかじめ充電スポットを探しておいた方が良いでしょう。そんな時に便利なのが、スマートフォンやパソコンから検索できる充電スポットマップです。
充電スポット情報を詳しく教えてくれるサイトは数多くあります。その中でもおすすめの充電スポット検索媒体を4つご紹介します。
1.日産リーフ公式ホームページ
住所や郵便番号で検索すると、普通充電や急速充電スポットがマークで分かりやすく表示されます。
日産リーフのナビゲーションシステムにも情報が入っており、スムーズに検索することが出来ます。
2.GoGoEV
充電スタンド登録数が詳しく表記されています。施設別に紹介されているほか、利用者が投稿した情報が写真付きで公開されているため便利です。
3.EVsmart
お手持ちのスマートフォンにアプリを入れるだけで、地図画面上で充電スポットを詳細に知ることが出来ます。
普通充電や急速充電といった細かい情報が見れるほか、Google MapやiOSマップと連動し、現在地からのルート検索もすることが出来ます。現在地からの距離も分かりやすく表示されます。
4.チャージスルゾウ
NCS提供の「チャージスルゾウ」会員カードで利用可能な、「チャージスルゾウ」のロゴマークが入った充電スポットが表示されるサイトです。
普通充電のみ、急速充電のみ、普通充電と急速充電の両方が使用できる電気自動車の充電スポットを知ることが出来ます。
今回は、電気自動車の充電スポット情報についてまとめてみました。便利なサイトやアプリを利用することで、全国あらゆる場所に存在する充電スポット情報を詳しく調べることが出来ます。
エコでお財布にもやさしい電気自動車愛用者の方は、このような便利な情報サイトを活用し、運転ライフをさらに楽しく便利にしてみてください。
自宅に充電設備があれば安心
充電スポットは全国各地で増加傾向で、手軽に探せるようになってきましたが、やはり自宅に充電設備があれば安心です。
ただ自宅での充電は電気代が気になるという方もいると思います。そんな方には電気自動車と相性が良い太陽光発電をオススメします。
お出かけしようと思ったら充電の残量がないことも減りますし、太陽光発電との組み合わせは大幅な電気代削減になります。導入を検討してみてはどうでしょうか。
電気自動車の充電をするなら、電気料金プラン見直しで電気代をさらにお得にしておきましょう!
電気自動車の充電スポットは全国にますます増えつつあり、さらに便利に電気自動車を利用することが出来るようになっています。
元々コスパの良い電気自動車ですが、電気料金プランを切り替えればさらに充電時の電気代をお得にすることが出来るかもしれません!電力会社の切り替えはたった2分で出来ちゃいますが、意外に大幅な電気代削減になるケースもあります。
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