電力会社10社のゆるキャラまとめ!!
電力自由化が2016年の4月から始まり、各社の動向や電気料金プランなどが注目されていますが、電力会社それぞれの「ゆるキャラ」がどんなキャラクターかはあまり注目されていない状況です。
しかし、昨今のゆるキャラブームの中で、今後電力会社のゆるキャラたちも脚光を浴び、今以上に各社のイメージを向上させるべく、PR活動にも力が入っています。
そこで、今回はそんな電力会社の「ゆるキャラ」をまとめてご紹介していきたいと思います。
北海道電力 ほんわかしたゆるキャラ「エネモ」
http://www.hepco.co.jp/
北の大地、北海道電力のコーポレートキャラクターは「エネモ」という名前のゆるキャラです。
エネモは電気のクリーンなイメージから生まれた、明るく元気で好奇心が旺盛なこどもで、頭の先にある丸いものは、エネモの大事な一部分です。
頭の先の丸い部分からふんわりとした明かりでまわりを照らしてくれるので、エネモの周りに集まる人は幸せになると言われています。
また、丸い部分はエネモの感情に応じて色が変わったり、考えがひらめいたときは「ピカッ」と光ったりもします。
人間がどんな生活をしているのかに興味のあるエネモは、実は私たちの身近にいて、ひょっこりと様々なところに顔をだしてくれるかわいらしい存在です。
また、エネモの元気の源はみんなの笑顔で、笑顔が集まるところが大好きなゆるキャラです。
東北電力 マカプゥ島に住むおともだち「マカプゥ」
http://www.tohoku-epco.co.jp/
東北電力のゆるキャラ「マカプゥ」は、出身地が「マカプゥ島」という島です。
マカプゥ島にはマカプゥの家族や、友達、大統領など様々ななかまがおり、そこでみんなと暮らしています。
鳥のような外見のゆるキャラで、性格は明るく、好奇心旺盛な男の子です。
好きな食べ物はヤイパパで、苦手な食べ物は「フナマズ」という魚ということですが、食べるのは嫌いでもフナマズ釣りは好きで、よくフナマズ釣りをして遊んでいます。
マカプゥには同じ種族のお友達以外にも、人間の「ゴロー」という名前の友達がおり、二人で太平洋横断をしようとカヌーで出かけようとしたほどの冒険好きです。
また、時にはお父さんである「パパ=ゾンナ」に大だこを作ってもらって、それに乗って空中散歩を楽しむこともあるそうです。
東京電力 おなじみの「でんこちゃん」
http://www.tepco.co.jp/
東京電力のでんこちゃんは、1987年より東京電力のマスコットキャラクターとして親しまれてきた主婦という設定のゆるキャラです。
2012年にはキャラクター使用契約が切れ、しばらく使われていませんでしたが、現在では、再びエコを呼び掛けたり、「電力自由化」などについての疑問を解消するコーナー「教えて!でんこちゃん」で活躍したりしています。
企業のPR活動の一環として、フェイスブックにも公式ページがあるので、でんこちゃんファン必見です。
北陸電力 わんぱくぼうや「エコまる」
http://www.rikuden.co.jp/
北陸電力のエコまるは、スポーツが大好きな男の子のゆるキャラです。
特に野球やサッカーが得意で、スポーツ以外にも機械関係に強く、メカの発明も得意です。
エコまるのおじいちゃんが発明家なのですが、実は発明家であり、自称「メカの天才」であるおじいちゃんをこっそりとリードするほどの実力とされています。
スポーツ万能で理科も得意なエコまるですが、遊びに出かけてしまうとなかなかお家に帰ってこないので、お父さんやお母さんをはじめとする家族に心配をかけてしまう一面もあります。
中部電力 意外としっかり者!「カテエネコ」
https://katene.chuden.jp/
カテエネコは、中部電力の家庭向けWEB会員サービスである「カテエネ」のPRをしてくれるゆるキャラで、性別はオスです。
性格は優しくおっとりとしていますが、マイペースでおしゃれに気をつかっているところもあります。
カテエネのPRキャラらしく、「倹約家」な面も持ち合わせており、ゆるキャラなのにちょっと真面目な猫ちゃんです。
エレクトーンが好きで、人懐っこく、つりやチェス、料理もたしなむカテエネコは、趣味で川柳を楽しんでいることもあるそうです。
口癖は「にゃるほどにゃるほど」で、しゃべるときはナ行がニャ行になってしまう(例えば、なんでそうなるのかな?がニャんでそうニャるのかニャ?になってしまう)とのことで、かわいらしいですね。
関西電力 まるでぬいぐるみのような「はぴ太」
https://kepco.jp/
関西電力のはぴ太は、関西電力の会員制WEBサービス「はぴeみる電」のイメージキャラクターです。
詳細な設定は公開されていませんが、愛らしいクマのぬいぐるみのような外見で、LINEスタンプの無料配布も行われていたなど大活躍のゆるキャラです。
中国電力 仲間がいっぱい「エネルギアの国の仲間たち」
http://www.energia.co.jp/
中国電力には、一つの代表的なキャラクターはいませんが、「エネルギアの国の仲間たち」というゆるキャラたちがいます。全部で5体いるキャラクターはそれぞれ、甘えん坊でのんびりした大地の精グランドン、クールでおしゃれな空の精スカイン、情熱家の火の精ファイアンに、やんちゃだけど愛嬌たっぷりの水の精ウォータン、ムードメーカーでまわりを明るくしてくれるあかりの精のアッカリーがいます。
中国電力のホームページ上で紹介の動画があるほか、壁紙やスクリーンセイバー、ぬりえなどが配布されています。
四国電力 イメージガール「あかりちゃん」
http://www.yonden.co.jp/
四国電力には「あかりちゃん」という名前のキャラクターが存在します。
キャラクターのプロフィールなどは詳細に発表されておらず、どんな性格なのかなども公式には情報がありませんが、四国電力のクッキングスタジオは「あかりちゃんクッキングスタジオ」と名付けられていますので、企業の中心的キャラクターであることは間違いないですね。
九州電力 ふれあい大好き「みらいくん」
http://www.kyuden.co.jp/
九州電力のゆるキャラ「みらいくん」は、お客さまとの橋渡しとなる「ふれあい」のシンボルです。
家族にはやさしい家族思いのみらいくんママ、たよりになるみらいくんパパや、生まれたばかりの弟であるきぼうくんに、元気いっぱいの妹はるかちゃんがいます。
みらいくんはフットワークが軽く、いろいろな場所に飛んで行ってみんなと交流を深めています。
また、地球温暖化についてなどの学びのページのナビゲーターとしても活躍しています。
沖縄電力 沖縄のキレイな水辺で生まれた「アタビe」
https://www.okiden.co.jp/
アタビeは、沖縄電力のオール電化のシンボル的存在のカエルのゆるキャラです。
沖縄電力のオール電化特設サイトにて、そのかわいらしい姿をたくさん見ることができます。
アタビeの名前の由来は、沖縄でカエルを意味する方言である「あたびー」で、沖縄電力ならではのキュートな名前で、アタビeの「e」は、energyやelectricのeをとっており、あたびーという響きとeをうまく組み合わせられています。
現在は閉鎖されているようですが、以前公開されていたアタビeブログでは、アタビeは沖縄のキレイな水辺に生まれた、ママが作ったラフテーやチャンプルーが大好きな男の子と紹介されていました。
ゆるキャラというマスコットはお客様との橋渡しの役割
大手電力会社を中心に、電力会社のゆるキャラをご紹介していきましたが、それぞれに共通して言えるのは、どのキャラクターも「お客さまとの橋渡しをしている」ということですね。
電力会社のPRや、電力関係の難しい説明を文章のみでしても分かりづらいなど、あまり共感できないことも出てきてしまいますが、かわいいゆるキャラを通じて説明をしたり、企業活動をPRしたりすれば、より「身近」にその会社を感じることができます。
キャラクターの人気で出てくれば、その企業からサービスを受けてみようと考える人も増えるので、企業にとってイメージキャラクターは重要です。
今後は、新電力もイメージキャラクターを起用してくるところも多くなり、さらに様々な「ゆるキャラ」の活躍を見ることができそうですね。