目黒川イルミネーションに秘められた2つの事実

目黒川といえば桜並木、そして冬にはイルミネーションが最盛期を迎えます。2016年冬は2つのスポットで黄金色と桜色のイルミネーションイベントを開催する目黒川に足を運びました。美しい光景に圧倒される散策ルートをなぞりつつ、イルミネーションに秘められた2つの見どころをご紹介します!
オレンジゴールドに染まる目黒川!ゴージャスな見どころ
中目黒駅付近の宝来橋から朝日橋にかけて、桜並木が黄金色に照らされるイルミネーションイベント「NAKAMEGURO JEWEL DOME 2016」をお先にご紹介します!
中目黒駅の正面口からスタート!

11月オープンの「蔦屋書店」を通り過ぎて左折

見えてきたー!

視界いっぱいの黄金色!

中目黒駅東口付近にもイルミネーション

2014年に実施された「青の洞窟」が人気のあまり土日開催を中止したなど、中目黒の桜並木と目黒川を舞台にしたイルミネーションイベントには大きな注目が寄せられます。2016年の「黄金色の洞窟」も人がたくさん訪れているようです。撮影しに行くなら早めに向かったほうが良さそうですね!
「NAKAMEGURO JEWEL DOME 2016」実施概要
- 名称 NAKAMEGURO JEWEL DOME 2016
- 開催期間 2016年12月16日(金)〜 12月25日(日)
- 点灯時間 16:00〜21:00(予定)※16日(金)のみ16:30〜21:00
- 実施地域 中目黒駅付近から目黒川沿い往復約1km(宝来橋〜朝日橋)
- 電飾球数 約30万球
- 主催 NAKAMEGURO JEWEL DOME 2016 実行委員会
- 協賛 スタンレー電気株式会社、東京急行電鉄株式会社
- 協力 株式会社 東急パワーサプライ
お客様お問い合わせ窓口 TEL:03ー5778ー3335
受付時間:10時〜22時 ※土日祝祭日も含む
桜色のイルミネーションは五反田駅〜大崎駅が見どころ!
目黒川で2つのイルミネーションイベントが楽しめる2016年冬。光り輝く桜色のイルミネーションを見るなら、五反田駅から大崎駅に向けて散策しましょう!
大崎橋からスタート!

JR五反田駅を出て徒歩数分。さっそく冬の桜®が見えています!
フォトスポットが充実

来客数は程よい感じで、カップルでも友達同士でも、無論お一人様でもウェルカムな雰囲気です。
メインエリアに到着!冬なのに桜と菜の花が咲いている

桜並木の下は華やかなピンク色

大崎駅の辺りで終了!

御覧頂いたように冬の桜®ゾーンは人が少なく、快適に散策できます。イルミネーションをゆっくり撮影したい、自分のペースで散策したい方は、五反田・大崎方面に咲く冬の桜®がおすすめです!
「目黒川みんなのイルミネーション2016」実施概要
- 名称 目黒川みんなのイルミネーション2016
- 開催期間 2016年11月18日(金)〜 2017年 1月9日(月)
- 点灯時間 17:00〜22:00
- 実施地域 中目黒駅付近から目黒川沿い往復約1km(宝来橋〜朝日橋)
- 電飾球数 LED 420,140球(実行委員会主催エリア:204,700球、品川区主催エリア:215,440球)
- 主催
- 使用電力 バイオディーゼル燃料による発電機を利用
【実行委員会主催エリア】
主催:目黒川みんなのイルミネーション実行委員会
協力:一般社団法人大崎・五反田タウンマネージメント/一般社団法人大崎エリアマネージメント
後援:品川区、しながわ観光協会
【品川区主催エリア】
主催:品川区
協力:一般社団法人大崎・五反田タウンマネージメント
お客様お問い合わせ窓口 TEL:03ー5330ー7675
受付時間:平日10時〜17時
イルミネーションなのに省エネ?!理由は「シェア」と「リサイクル」
「震災の時は節電節電、言ってたのにね〜 」
イルミネーションを見ているとき、どこからともなく聞こえてくるこの言葉。さて、イルミネーションは節電の逆に位置する催し物なのでしょうか?
NAKAMEGURO JEWEL DOME 2016への特別協力として電力供給を行った電力会社、東急パワーサプライによれば、目黒川のイルミネーションはむしろエネルギーコストの削減に寄るイベントだというのです。その理由は「エネルギーのシェア」にあります。

農林水産省の調べだと、冬の家庭が電気を使う時間帯は18時〜21時に集中するそうです。暖房・入浴・炊事が重なり、この時間帯は電力需要がピークを迎えるわけですね。そこでイルミネーションを見に行くと、在宅時間が減り、暖房を付ける時間が短くなります。
東急パワーサプライが実施したのは、お出かけを促進して家庭の節電を呼びかける「クールシェア」を冬の目黒川で行うこと。そしてイルミネーションの電球は省エネに定評のあるLED!
光を楽しみに人が集まることが省エネになるという、良い循環が生まれるのが冬のイルミネーションというわけですね!
エネルギーをシェアする省エネ効果とは?東急でんきが実証した結果
ちなみに東急パワーサプライが家庭向け(低圧)に電気を供給する新電力「東急でんき」は、夏のお出かけで省エネに繋げる「夏の電気バカンス大作戦2016」を実施しました。
約3ヶ月間に渡り開催されたキャンペーンは、のべ17,144世帯が参加して約5.2万kWh相当の節電効果を実現。これによって削減されたCO2の量は約28.6t相当にも及ぶ成果に!
お出かけをした人が何をしていたかというと、東急でんきから配布されたクーポンで東急線沿線の施設でビアガーデンや映画鑑賞、お買い物にお食事などを楽しんでいたそうな…。ユーザーにも環境にも嬉しいキャンペーンを打ち出す東急でんき、良いサービスを提供する新電力ですね!
発電方法がとってもエコ!バイオディーゼルで咲く冬の桜®
LEDのイルミネーションは省エネに定評がありますが、さらに発電方法がエコという「エコイルミネーション」が近年増えているって知っていましたか?
目黒川の冬の桜、大崎〜五反田エリアで開催される「みんなのイルミネーション2016」は発電方法がかなり個性的。なんと、近隣施設から貰い受けた廃食油で発電するバイオディーゼル発電!

目黒川の大崎橋〜居木橋間で展開されるイルミネーションの内、およそ半分がバイオディーゼル燃料を用いた電気で点灯しています。特にメイン会場である五反田ふれあい水辺広場は見どころです!
燃料の廃食油は近隣の高層マンションを始めとした12箇所から回収され、中でもローソン3店舗からは「からあげクン」を調理した油などが提供されました。
食用油は通常なら処理が面倒な不要物ですが、こうしてイルミネーションに活用できるとなると、近所のイルミネーションでもバイオディーゼル燃料を使ってくれたら…。なんだか羨ましく思えてしまいますね。
イベント開催期間も11月下旬から1月初旬にかけてと、エコイルミネーションの中ではすごく長いです。ぜひ足を運んでみてくださいね!
省エネ&エコなイルミネーションを見に行こう!
視界一面に広がる大規模なイルミネーションが続々登場していますが、その華やかさが省エネに繋がっているのは意外に感じたのではありませんか?
冷たく澄んだ空気にこそ映えるイルミネーション、暖かい格好で楽しんでくださいね!
家の電気も節約できる!具体的な金額は?
イルミネーションを見に行くと節電効果が生まれるとのことですが、家に居る間も節約できる方法があります。それが、電気料金プランの乗り換え!
あなたが最もお得になるプランに乗り換えれば、電気料金が高い夏冬に絶大な節約効果を発揮します。あなたのベストな電気料金プランはこちらから、登録不要・利用料0円で見つかります!