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スマホの2年契約は本当に緩和されたのか?大手3社のプランを解説!

スマホを見る女性

スマホを解約しようとしたり、乗り換えを考えた時にネックになっていたのが「2年縛り」ではないでしょうか。この契約により、2年毎にほぼ勝手に契約が更新されてしまい、更新期間から1ヶ月を過ぎてしまうと解約時に高額な違約金を取られてしまいました。

2015年にこの契約が問題となり、ドコモ・ソフトバンク・auの大手3社はプランを大幅に見直しました。2年縛りが緩和されたほか、長期ユーザー向けのサービスが充実しました。実際に新設された各キャリアのプランや特典などについて解説します。

大手3社がスマホの「2年縛り」を緩和した

笑顔でスマホを使う女性

以前までは、スマホを新規購入する際に当たり前のように「月額料金を割り引く代わりに2年間は解約等をしない」というプランに入らなくてはなりませんでした。

これは「2年縛り」とも言われ、2年以内に解約すると高額な違約金を払わなくてはいけない契約内容になっていました。「次の更新時に解約しようと思っていたけど、気づいたら解約可能期間を過ぎていた」という経験がある人は多いのではないでしょうか?

2015年に総務省は、契約が利用者が気づかないうちに自動更新されてしまうスマホの期間拘束契約には問題があると指摘しました。

「2年縛り」によって、違約金なしで解約出来る期間がたった1ヶ月しか無い、という点が大きな問題となったのです。

これを受けて、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3社は、2016年5月末〜6月までに2年縛りを緩和するプランを打ち出しました。2年縛りのある割安なプランを選ぶか、割引は無くても好きな時に解約出来るプランを選ぶかなど、利用者が自由に契約を決めることが可能になりました。

しかし、キャリアにより契約内容にも違いがある上、2年縛りが完全に撤廃されたわけではないので注意してください。各キャリアごとに見直されたプランを詳しく紐解いてみましょう。

docomoの新しいプランや特典

2年縛りの見直しの際、最も柔軟で多種多様なユーザー向けに考えた対応をしたのがドコモです。まず、2年契約の更新期間を1ヶ月から2ヶ月に伸ばしました

また、今までは半ば強制的に2年縛りが付くコースに加入する仕組みになっていましたが、2つのプランから選ぶことが出来るようになりました。中でも長期利用者向けサービスは使えば使うほどお得になるもので、割引率が大きいです。

2年縛りが発生しない「フリープラン」

1つめのプランは「フリープラン」です。2年以上契約を続けたあとであれば、いつでも好きな時に解約ができるプランです。

もちろんその際の違約金はかからず、最初の2年間に縛りはあるものの、それ以降の自動更新や期間拘束契約はなくなります。上乗せの料金はかからず、単純に2年間ドコモを使い続けたら後は自由にできるというシンプルなプランです。

2年縛りの緩和 2年目以降は違約金なしでいつでも解約可能
契約更新時の新しい特典 特になし

しかし、長期利用しても割引がつかないため、長くドコモを使い続けようという人の場合はあまりメリットがありません。頻繁にキャリアを変えたり、乗り換えの予定がある人は次のコースが良いでしょう。

長期利用者向け「ずっとドコモ割コース」

2つ目は「ずっとドコモ割コース」というもので、これが長期利用者向けサービスです。こちらは、今まで通り2年毎に契約が自動的に更新されていくプランです。

契約が長くなればなるほど割引が大きくなり、お得に利用が出来るので、ドコモとの契約が長いユーザーや今後使い続ける予定の人向けのプランです。

2年縛りの緩和 契約更新期間が1ヶ月から2ヶ月に
割引開始時期の変更 使用開始4年目から割引されるようになった
契約更新時の新しい特典 契約更新月にdポイントを3000ポイント付与

今までのプランだと、割引対象になるのは10年以上の超長期ユーザーのみでしたが、ずっとドコモ割コースでは4年目から割引を受けることが出来ます。

契約年数が増えるほど割引率が上がり、プランと契約年数次第では、最大で月額の料金が2000円以上も安くなります。年換算すると20000円以上も安くなるというのはかなり大きいです。

また、契約更新月にdポイントが3000ポイントも付与されます。dポイントは端末購入代金や、途中で解約したくなった際の違約金の支払いに当てることが出来ます。

長期利用すればするほどお得になるというのは、昔からのユーザーが多いドコモならではのユーザー目線のプランです。

SoftBankの新しいプランや特典

ソフトバンクは、問題となった契約更新期間を1ヶ月から2ヶ月に伸ばしました。契約解除のタイミングを逃すリスクを軽減し、違約金の発生や本意ではない契約続行をせざるを得ないユーザーを減らしました。また、違約金が発生しない新しい料金プランも作られ、長期利用者向けサービスにも変化がありました。

2年縛りが発生しない「フリープラン」

ソフトバンクの「フリープラン」は、2年間使い続ければそれ以降は契約が更新されず、自由なタイミングで解約できるプランです。最初の2年間が過ぎれば、あとは違約金なしで好きな時に解約が出来ます。

2年縛りの緩和 2年目以降は違約金なしでいつでも解約可能
契約更新時の新しい特典など 特になし

ただし、こちらのフリープランの場合、従来通りの2年契約よりも基本料が300円高くなっています。2年未満で解約することになってしまった場合、むしろ毎月300円多く支払うことになってしまいます。また、2年8ヶ月など中途半端な時期に解約する可能性がある場合、従来通りの違約金を払った方がお得になるケースもありますのでご注意ください。

また、このフリープランには、割引や更新時のポイントのプレゼントなどが一切ありません。短期間しか使わない予定のユーザー向けなので、ソフトバンクを長く使う予定の人は長期利用者向けサービスを選んだ方がお得です。

長期利用者への特典「Tポイントの付与」

ソフトバンクの長期利用者向けサービスでは、Tポイントが貰えることが大きなメリットです。従来通りの2年契約プランに入ることが条件になっています。

2年縛りの緩和 契約更新期間が1ヶ月から2ヶ月に
契約更新時の新しい特典 Tポイントを3000円分付与
契約期間中の新しい特典 Tポイントを毎月500円分付与(月額料金200円割引に変更可能)
長期継続ボーナス 最大5倍のTポイント付与

2年契約が更新された翌月にTポイントが3000円分がプレゼントされます。2年間使って、更に先の2年間の契約をすることが条件になっているので、最低でも4年間はソフトバンクを使う予定でないと損をしてしまいます

また、契約期間中の2年間はTポイントが毎月500円分プレゼントされます。毎月500円分と考えるとあまり大きく感じませんが、合計すると最大で12000ポイントにもなります。

しかし、こちらの500円分のTポイントは、ソフトバンクグループであるYAHOO!JAPANのサービスでしか使用できません。ヤフオクやYAHOO!ショッピングを頻繁に使う人であればメリットがありますが、それ以外のユーザーにとってはあまり大きなメリットとは言えません。

これは月額料金から200円割り引くというサービスにも変更出来るため、Tポイントをあまり使わないという人はこちらが良いでしょう。

こうしたTポイントのプレゼントに加えて、ソフトバンクでは長期継続ボーナスというものもあります。長く利用すると貰えるTポイントの倍率が増え、最大では5倍のTポイントが貰えるようになります。3年~10年利用のユーザーは2倍で固定ですが、11年以降は契約内容次第では5倍のTポイントが付与されます。

Tポイントはスマホ料金1000円ごとに5ポイントにしかならず、毎月8000円の支払いだと40ポイントにしかなりません。これが5倍されても200ポイントにしかならないので、あまり大きな特典だと感じないユーザーも多いかもしれません。

auの新しいプランや特典

auは、ソフトバンクと同様に従来の2年契約の更新期間を1ヶ月から2ヶ月に伸ばしました。また、2年縛りを撤廃した「新2年契約」も新設しました。同時に長期利用者に向けたサービスも充実させており、特にパケットを多く使う人には嬉しいサービスが目立ちます。

2年縛りが発生しない「新2年契約」

auは2016年6月に「新2年契約」のサービスをスタートしました。こちらのサービスに加入すれば、2年目以降は違約金なしでいつでも解約が出来るようになりました。

2年縛りの緩和 2年目以降は違約金なしでいつでも解約可能
契約更新時の新しい特典など 特になし

ただ、こちらもソフトバンクの場合と同様、従来通りの2年契約プランに比べ、基本料金が300円高くなっています。解約するタイミングによっては、従来通りの違約金を支払った方がお得になりますのでご注意ください。

長期利用者向け特典「長期優待データギフト」

auの長期利用者向けサービスの1つは、「長期優待データギフト」です。

2年縛りの緩和 契約更新期間が1ヶ月から2ヶ月に
長期優待データギフトの特典 3ヶ月に1度データ容量が増設される

従来の2年契約に申し込むことで、3ヶ月に1度データ容量が増設されるというものです。動画を見たり多くのWEBサイトをよく見るユーザーなど、パケットを多く利用する人には嬉しいサービスです。

しかし、プレゼントされたデータ容量は繰越が出来ないので、その月に使ってしまわないと意味のないものになります。

長期利用者向けサービス「au STAR ロイヤル」

「au STAR」は、auユーザーであれば誰でも登録できる無料の会員制プログラムです。この「au STAR」の中に、長期利用者向けのサービス「au STAR ロイヤル」があります。

au STAR ロイヤルの特典 利用年数に応じてWALLETポイントを付与

「au STAR ロイヤル」は利用年数に応じてWALLETポイントが付与されるというサービスで、データ定額料に応じて最大1000円ごとに100ポイントもらえます。

つまり、100ポイントの付与を受けられるユーザーが5000円のデータ定額料を支払っていた場合、500ポイントが貰えると言う計算になります。

4年以上だと20ポイント、7年以上だと40ポイントと3年毎に増えていくので長く使えば使うほど多くのポイントが貰えるというわけです。

長く利用しないとあまり恩恵がなく、ポイントプレゼントだけに目を向けると他社よりも少し寂しい印象です。auの長期利用者向けサービスは、パケットを多く利用するユーザー向けと言えるでしょう。

以上のように、今回は大手3社の2年契約縛りの緩和や、長期利用者向けの新プランや特典に関してまとめさせていただきました。

2年縛りが緩和された現在、キャリア選びの参考にもなるのではないでしょうか。

様々なサービスを比較し、契約内容にも注意して、本当にお得になるご自分にとって最適なキャリアを選びましょう。

スマホのキャリアだけでなく電力会社もよく比較して選びましょう

スマホの契約内容も、キャリアによって細かい違いがあり、複雑ですね。しかし、面倒臭がらずにご自分にとってよりお得になるプランを選ぶようにしましょう。

今は、電力自由化によって電力会社もユーザーが自由に選べる時代になっています。電力会社や料金プランの変更で、毎月数千円もの電気代を削減できるケースもありますので、一度見直しておきましょう。

すぐにどれくらいお得になるのか知りたいなら、1分の入力で比較シュミレーションが可能なタイナビスイッチがおすすめです。100社以上の電力会社から最適な料金プランを知ることが出来ますので、一度お試しください!

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