公開日丨2016/11/22最終更新日丨2016/11/22
2017年1月に大手電力会社、ガス会社が料金値上げへ
新聞各社(11/22付け)によると、大手電力・ガスの各社は来年1月の料金引き上げる見通しと伝えています。
各電力会社の値上げ幅は、もっとも高いのが中部電力の44円程度となり、最も値上げが少ないのが北陸電力の2円程度となります。また北海道電力では5円の値下げとなる見通しです。
◆電力会社各社値上げ幅
・北海道電力:※5円の値下げ
・東北電力:23円
・北陸電力:2円
・東京電力:29円
・中部電力:44円
・関西電力:10円
・中国電力:18円
・四国電力:10円
・九州電力:18円
・沖縄電力:8円
またガス各社でも4社で値上げの方向となる見通しです。平均して34円程度の値上げの見通しと考えられます。
◆ガス会社各社値上げ幅
・東京ガス:37円
・大阪ガス:38円
・東邦ガス:35円
・西部ガス:26円
大手電力・ガス各社の2017年1月の料金は、8月~10月に輸入された原燃料から算出される仕組みとなっており、今回は原油や液化石油ガスの価格は下落しているものの、液化天然ガス(LPG)と石炭の値上げが影響していると伝えています。
このような2017年1月以降の大手各社の値上げニュースに伴い、電力自由化・ガス自由化による価格競争・サービス競争へも期待が高まりそうです。