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電気代・節約 省エネ術

【噂の検証】エアコンは24時間つけっぱなしにした方が電気代を節約できる?

エアコン

エアコンは1日中つけっぱなしにした方が良いと、最近聞くようになりました。しかし大半の方は、エアコンは小まめに消すように言われて育ったはずです。

とはいえ、つけっぱなしにした方が電気代を削減できると言われても、いざ試してみると勇気がいりますよね。

そこで、筆者が徹底検証した結果、それは半分本当で、半分ウソのようです。
具体的にどういうことなのか、どうすれば正解なのか、これから解説していきます。

エアコンのつけっぱなしがお得とされる理由

火のないところに煙は立たないと言われているように、エアコンを1日中つけっぱなしにした方がお得という説が存在するのには、ちゃんと理由が存在します。知っている人も多いと思いますが、エアコンや暖房の電力消費量には波が存在するため、必ずしも使う電力は一定ではありません。

ではどういった時間帯が電気使用量が高くなるのかというと、それはエアコンを起動させた後の数十分間です。

なぜエアコンはつけ始めに電力を消費するのか?

エアコンを起動した当初が一番電力を使う理由としては、エアコンはスイッチが入ると、設定温度と室内の温度を調整しようとします。この時エアコンは、室内を設定温度に近づけようと必死に稼働、つまり電力をたくさん使うということです。逆に捉えれば、設定温度と室内温度が近くなれば、エアコンの運転も緩やかになり、消費する電力も低下するというわけです。

そのため、エアコンをこまめにオンオフするよりは、稼働し続けた方が節電できるという説は、決して真っ赤なウソではないというわけです。

実際に電気代を計算しても、エアコンはつけっぱなしが一番

電気代を計算

エアコンはつけっぱなしがお得といっても、本当にそうなのか疑問を感じている人も多いことでしょう。そこで、今度は実際に電気代をつけっぱなしにした場合と、そうでない場合の電気代を検証してみました。

エアコンは設定温度と室内温度の差がほとんどない場合は、消費する電力が200W以下とされています。本当にそうなのか、2016年にダイキンで発売されたエアコンの消費電力を試しに確認してみましたが、冷房の消費電力は1250(150~1730)Wとなっていました。

最低消費量は150Wということですが、ここで注目したいのが1730Wという値です。先ほど解説したように、エアコンは稼働し始めが一番電力を使います。つまり稼働し初めに
1730Wほど使うことになり、安定期は200W以下となるわけです。
では、電力を一番消費する時と安定期では、それぞれの電気代がどれだけ違うのか、実際に計算してみました。

  • 150W×1時間×電気料金(26円/kW)=3.9円
  • 1730W×1時間×電気料金(26円/kW)=44.98円

※電気料金は東京電力の従量電灯Bを契約していた場合です。
立ち上がった最初の1時間を約4円、安定している時を約45円とすると、およそ11倍もの料金差があります。
さらにここで、24時間つけっぱなしにした場合と、12時間だけ稼働させた場合の電気料金を比較してみます。

  • 24時間連続稼働した場合:約4(円)×24(時間)=96(円)
  • 1日に12時間稼働した場合:約4円×11(時間)+45(円)×1(時間)=99(円)

※立ち上がった最初の1時間を最大消費時間と仮定、24時間連続稼働は、前日からエアコンを稼働させていた場合として計算しています。

なんと、1日中つけっぱなしにした方が、僅差ではありますがお得です。さらに上の計算はあくまでも、エアコンが立ち上がるまでの時間を1時間と仮定した場合です。エアコンをこまめにオンオフしたりすれば、この差はもっと広がることでしょう。

節約するなら弱運転にしてはいけない?

エアコンは起動した時が一番電気代が発生するというのなら、つけ始めは弱運転にするのが良いのではと思い至るかもしれません。実際筆者も、つけ始めは弱運転にして、ある程度経ってから風量を上げるのがベストなのかと思っていました。しかしそれはよくある間違いでした!

というのも、エアコンが起動した頃に電力を消費した理由は、設定温度と室内温度の差を埋めるのに大きな電力が発生するからです。つまり最初から弱運転にすると、設定温度にするまでに時間がかかってしまうため、電気代も膨れ上がってしまいます。

つけっぱなしにするなら、エアコンは自動運転一択

弱運転が駄目なら、どうするのが一番電気代を抑えられるのかといいますと、実は自動運転にするのが最適解です。なぜなら自動運転は、設定温度と室内温度が離れている稼働当初は、早めにその差を埋めようとし、差が縮まれば、自動的に弱運転に切り替わるからです。特にモードを切り替える手間も発生せず、エアコンが自動的に最適な運転方法を選択してくれるため、そういった意味でも自動運転にするのが一番です。

冷房と暖房……つけっぱなしにして電気代がかかるのは?

どっち?

次に冷房と暖房はどちらの方が電気代が高いのかを解説していきます。調べてみて愕然としたのですが、冷房と暖房では、暖房の方が格段に電気代が高いです。

先ほど電気代を計算する際に指標にしたダイキンのエアコンを例に挙げてみましたが、その差は一目瞭然です。

  • 冷房:1,250(150~1,730)
  • 暖房:1,330(125~2,990)

最低消費電力は暖房の方が低いですが、最大消費電力は驚異の2990Wです!

なぜ暖房は冷房よりも高いの?

同じエアコンでも、なぜ暖房代がここまで高いのか。その理由も、エアコンがいつ電力を一番消費するのかという点にあります。思い出してほしいのですが、エアコンは設定温度まで室内温度を調整する際に最も電力を使います。

設定温度を26℃にした場合、夏はどんなに暑くても、部屋の温度は35℃程度、設定温度との差は9℃が限度でしょう。
しかし冬の場合、室内の気温が0℃になることも少なくありません。0℃ならば、設定温度との差は26℃もあります。室内温度との差が大きければ、当然エアコンも必死になって設定温度にしようとし、その分電気代も膨れ上がるというわけです。そのため冬場は、エアコンをこまめにオンオフしない方が良いでしょう。

サーキュレーターや扇風機で冷暖房のつけっぱなしをパワーアップ?

サーキュレーター

エアコンをつけっぱなしにするのなら、サーキュレーターを設置することで、電気代を安くできます。というのもサーキュレーターをエアコンと共に使用することで、エアコンの空気を部屋の隅々まで行き渡らせることができ、冷房・暖房効率がアップするからです。

またサーキュレーターが手元にないという方は、扇風機を代わりに使用するという手もあります。


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ちょっと待った! エアコンを1日中つけっぱなしにした時の落とし穴

ここまでエアコンを1日中つけっぱなしにした時のメリットを紹介してきました。そのため、エアコンは1日中つけっぱなしにした方がお得なのではと感じた方も多いはずです。しかしエアコンを1日中つけっぱなしにすることが、必ずしも節電に繋がるとは限りません。

つけっぱなしとライフスタイルの関係性

上の計算では、エアコンをつけっぱなしにした方がお得となりましたが、それはあくまでも上のとおりにエアコンを稼働させた場合です。というのも、日中はひたすら仕事をしていて、帰宅した夜遅くにだけエアコンを起動させるなら、外出時はエアコンをオフにした方がお得になります。

ただ、30分だけ外出をしたり、入浴したりするケースなら、下手にエアコンをオフにせず、稼働させ続けた方が良いでしょう。

つけっぱなしがお得とは限らないケースも?

常にエアコンをつけっぱなしにする場合、外との気温や、天候にも注意する必要があります。というのもエアコンの電気代は立ち上がり時に設定温度と室内の温度の差を埋めようとしてエネルギーを使います。そのため外の気温が異様に低い、もしくは高ければ、その分だけ室内の気温も変化していき、エアコンはその差を埋めようと必死になります。

そうなっては、エアコンをつけっぱなしだったとしても、消費する電力は膨れ上がってしまいます。寒い冬や真夏ともなれば、どうしてもエアコンに頼らざるを得なくなりますので、いっそのこと外出をし、冷房や暖房が効いている室内に避難するも1つの手です。


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つけっぱなしの際は設定温度に注意を

エアコンをつけっぱなしにする場合、電気代以外にもう1つ注意したいことがあります。
それは設定温度についてです。例えば30分ほど外出するにあたり、うっかり冷房の設定を22℃だったりと、低い設定にしてしまうと、帰宅した時に寒い思いをし、余分な電気代を払うことになってしまいます。

また部屋の向きが南向きならば、窓から日の光が差し込み、冬場はエアコンの設定温度を通常よりも低くしても問題ありません。1日中つけっぱなしにするにしても、電気代自体はどうしても発生してしまうので、設定温度はできるだけ最適なものにするようにしましょう。

つけっぱなしにするとエアコンの性能が落ちる?

エアコンを使い続けることで、フィルターが汚れ、省エネ性能が10~20%もダウンすると言われています。つけっぱなしにした場合、当然小まめにオンオフする時よりもフィルターが汚れてしまいます。そうなれば当然、掃除をする羽目になりますが、面倒ですよね?

そこで、つけっぱなしにする前に、エアコンに「自動掃除機能」が備わっているか、確認してみましょう。最近のメーカーには「自動掃除機能」が付いている機種も少なくありませんので、これを機に買い替えるのも1つの手でしょう。

1日中つけっぱなしにしてはいけないエアコンとは?

今回例に出したエアコンは、2016年の最新機種です。省エネ性能も古い機種に比べれば改良されているので、問題はないでしょうが、一概に全てのエアコンをつけっぱなしにした方が良いわけではありません。

ダイキン工業によると、エアコンの省エネ性能はここ10年間で40%以上も向上しているとのことです。エアコンを使う季節の電気代が高いと不満を抱いている方は、つけっぱなし云々よりも、単純にエアコンを変えるだけで、電気代を効果的に節約できます。

古い機種と最新機種ではどれくらい電気代が違うのか?

古いエアコンから新しいエアコンに乗り換えるといっても、具体的にはどれくらい安くなるのか、気になりますよね。そんな時は環境省が運営するWEBサービス『しんきゅうさん』を使ってみましょう。

エアコンの他にも、テレビや冷蔵庫を比較できるため、ブックマークしておくと、家電を買い替える際に役立ちます。ざっと使ってみましたが、10年前のものから乗り換えると、1万円近く節約できることも少なくありませんでした。10年以上前のものは、1日中つけっぱなし以前に各種性能が低いので、これを期に乗り換えて見た方が良いかもしれません。

電気屋さんに聞いた! 節電効果の高いエアコンとは!?

エアコンを乗り換えるといっても、どのエアコンにするか迷ってしまうという人も多いはずです。そこで実際に家電量販店におもむき、省エネエアコンを選ぶポイントを店員さんに聞いていました!

ポイントは星マーク?

エアコンなどの家電ののスペックを眺めていると、★マークがついている項目を発見したことはありませんか? 実はこの★マークは、その家電の省エネ性能を表しています。5段階性になっており、★5つがランクとしては最高、最も省エネが優れた機種になるということです。しかし実際問題、この省エネ評価で、月の電気代がどのていど変わるのでしょうか?

店員さんの話では、1日10時間以上エアコンを稼働させる人の場合、月3000円~5000円ほど違ってくるそうです。つけっぱなしにした場合ではなく、その都度エアコンをオンオフする場合ですが、それでもかなり電気代を節約できます。

ただ注意したのが、省エネ評価が最高ランクのエアコンは、お値段も最高ランクの場合がほとんどです。筆者が実際に店頭で値段を比較したところ、省エネ評価が2のものと、5のものでは、およそ8~10万円もの差がありました。非常に大きな金額差ですが、何年も使用することを考えれば、省エネ性能が良い機種の方が、日々の電気代を節約できます。5年、10年と長い期間使うのであれば、初期費用はかかりますが、省エネ性能が高い製品にしてみるのも1つの手でしょう。

暖房機能が良いものを選ぶには?

エアコンをつけっぱなしにしても、部屋がちっとも暖かくならない! 暖房の効き目が悪いと不満を持っている方はいませんか?
というのも暖房で部屋が暖かくならないのは、エアコンのパワーが足りていないのが原因だからです。ではどうすればパワーの高い、つまり暖房の性能が良いエアコンを見分けられるのかというと、これも省エネ評価を基準にしてみると、簡単にわかります。

基本的に★マークが2~3ならば部屋を暖める性能が十分ではなく、★マークが4以上あれば、暖房の機能に満足できるとのことです。

ただ店員さんによると、どのエアコンが良いかは単純に省エネ性能が良いものだけでなく、その機種に備わっている機能も重要と語っていました。1日中つけっぱなしにするため、省エネ性能の高いエアコンに買い替えるとしても、長時間の使用を想定するなら、自分に合った機能がついている機種を選んだ方が良いでしょう。


⇒せっかく買い換えるなら節電&省エネクーラーベスト5!!

結局エアコンはつけっぱなしにして良いのか?

長くなってしまいましたが、結局エアコンはつけっぱなしにしても良いのかと言いますと、それはエアコンによります。10年以上前のエアコンならば、つけっぱなし云々以前に、純粋に買い替えた方が節電に繋がります。
またこれからどのエアコンを買おうか悩んでいる人は、エアコンの省エネ評価にも目を向けた方が良いでしょう。

最後になりますが、エアコンをつけっぱなしにすることで、小まめにオンオフする手間が減りますし、何よりも快適な生活ライフを過ごすことができます。電気代がかかるという理由で、暑さや寒さに悩まされるなら、エアコンを存分に使ってみてはどうでしょうか?

エアコンの電気代を節約するなら電力会社の変更一択?

エアコンをつけっぱなしにしたり、エアコンを最新機種に買い替えることで、電気代を節約できますが、電力会社を切り替えることで、さらに電気代を節約できます。

タイナビスイッチならあなたにとって最適な電力会社を、簡単に見つけることができます。ぜひ一度、電気料金のシュミレーションを行ってみましょう!

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