東北電力エリア電気料金シミュレーション結果|タイナビ調べ
冬の暖房費が高いことにお困りの東北エリアの方は、すでに電力会社を比較し始めています。電力自由化に対して素早く行動したユーザーの年齢や性別、世帯人数から見える東北エリアユーザーの特徴を分析して紹介します!
5人以上世帯が飛び抜けて多いエリア
東北エリアのユーザーは5人以上の世帯が20%と、どのエリアよりも多い割合で大家族世帯がシミュレーションを利用しているようです!3世代同居をする世帯が多い県が東北に集中していることもあり、大人数で生活する方が多いことが影響していると考えられます。居住人数は電気代を高額にする大きな要因であり、高齢の方が居られるなら節電テクニックだけでは節約額にも限界がありますよね。そこでお得な電気料金プランを求めて積極的にシミュレーションを行ったという事情が伺えます。
一戸建てが約8割!電気代が高くなる要因に
3世帯同居が多い東北エリアでは一戸建てに住んでいる方がより積極的に電気料金のシミュレーションを行っているようです。居住人数は電気代を高くする大きな要因ですが、集合住宅よりも一戸建ての方が電気代が高くなりやすいものです。大家族で一戸建てに住んでいることが多く、節約できない電気代にお困りの方が東北エリアには多いということですね。特に冬の暖房に電気を使う家庭は電気代が高くなりがちと思われます。夏のピークタイム中に使う電気代が高額になる季時別電灯との相性が良いエリアでもありますね!
電気代が2万円を超える家庭が多い!
東北エリアで電気代をシミュレーションした家庭の電気代分布をグラフにしたものがこちらです。ひと月の電気代が2万円を超える家庭が39%となっており、これは全国のエリア中で最も高い割合です!世帯人数と居住環境の要因が重なり電気代が高い傾向にあることが伺えますね。同時にプロパンガスも高いエリアでもありますので、光熱費を効果的に減らす方法の1つとして電気料金プランの比較を行っていただきたいものです。
エコキュート設置率が高め
エコキュートの設置率が30%を超えているとのことで、東北エリアでは給湯にガスではなく電気を使う家庭がやや多いですね。エコキュートを利用する家庭は夜間の電気が安くなる時間帯別電灯を活用するところですが、そういった電気料金プランを提供する新電力は電力自由化開始時点では少ないようです。東北エリアに進出している新電力自体が比較的少ないこともあり、エコキュートを利用している家庭では電力会社の選択肢が少ないと考えられます。今後も増える新電力や電気料金プランを見逃さないために、定期的に電気料金プランを比較することを習慣にしてくださいね!
ミドル層が積極的に電気料金プランを比較している
東北エリアユーザーの年齢分布で特徴的なのは、55歳〜64歳の割合が高いということですね。24歳以下の若年層がシミュレーションを行うことが少ないのは全国と共通する特徴です。育児中の世代はもちろん老後を迎えた世代でも積極的にインターネットを駆使して電力会社を比較するほど、電気代が大きな課題になっていると考えられます。
男性によるシミュレーション数がかなり多い
電気料金プランのシミュレーションを行った方の性別を分析した結果、男性が67%となかなか高い割合にあります。全国的にも男性ユーザーの方が多い傾向にはありますが、東北エリアは顕著ですね!男性の電気料金プランに対する関心が高いか、あるいは女性からの関心が低いかですね。
そこで年齢と性別を組み合わせて分析した結果、なかなか興味深い東北エリアの実態が明らかとなりました!
年齢と性別を合わせて分析した結果…女性の関心が低い?
男性ユーザーと女性ユーザーの数を比較した結果では男性が多いのですが、ここに年齢を合わせて分析するとさらに興味深い事実が浮かび上がります。全国的な傾向として40歳前後までは女性ユーザーが男性ユーザーを超え続け、その後は男性ユーザー数が逆転していく事が分かっていました。
それが、東北エリアでは25歳から34歳の時点で男性ユーザーの方が多く、44歳を超えたあたりでは女性ユーザーがガクッと減少していることが判明しています!若い男性が積極的であること、大人の女性の関心が薄いことが東北エリアユーザーの男女比に影響していると考えられますね。
家計を預かる人に限らず電気料金に関心を持つ東北エリア
電気代を気にする人といえば家計を管理する主婦の方が多いイメージですが、東北エリアでは男性が積極的に電気料金プランを比較している様子が伺えます。電気代が高くなりやすい環境に住んでいる方がとても多い様子なので、電力自由化をきっかけに電気代に関する関心を家族で高めていっていただきたいですね!
今後も東北エリアに進出していく新電力が増えていきますので、見逃さないために度々タイナビスイッチで電気料金プランを比較してみてください!