「コープでんき」プランのメリットとデメリット
「コープでんき」プランに変えるメリットやデメリット
さて、一言で「コープでんき」を表すと、使えば使うほどお得!といったところですが、それ以外にもいくつかメリットやデメリットがあるので、ご紹介いたします。
メリット
いつもの配達担当者さんがコープでんきの窓口
コープでんきについて相談したい場合、電話でのサービスセンターはありますが基本的にはいつも配達をしてくれる担当者さんが窓口になります。
ですので、気軽に相談などができる点が魅力です。
WEBで電気料金が確認できる
コープでんきの電気料金は、eフレンズ会員に登録すればいつでもチェックすることができます。
次回の支払いでいくら払えばよいのかなど、目安として常に確認したい方にはおすすめのサービスです。
宅配を利用している方はサンクスステージアップへ
サンクスステージとは、コープの利用料金が20,000円以上で利用料金に対してサンクスポイント(生協独自のポイントサービス)がお得にためられる制度です。
20,000円以上利用する方は、さらに個配手数料が無料になります。
途中解約の違約金なし
コープでんきには更新月や何年契約などのしばりがないので、とりあえず電気料金が安くなるから契約しておいて、後からもっと良いサービスがあれば乗り換える、という利用方法もできます。
デメリット
いずみ市民生協の組合員にならないと「コープでんき」は使えない!
コープでんきは組合員限定のサービスですので、コープでんきを利用したい方は新規で組合員になる必要があります。
今まで組合員だった方はそのままで大丈夫ですが、新規の方は出資金(1,000円~)を出さなくてはなりません。
なお、出資金は生協から退会するときに返金されます。
大阪の決まったエリアしか供給されない
コープでんきは、いずみ市民生協の営業エリアのみで提供されるので、それ以外の地域からは契約できません。
「コープでんき」プランの電気料金とは
大阪いずみ市民生活協同組合とは、大阪いずみ市を中心に組合員が構成する生活協同組合で、「コープでんき」という名前で電力事業を展開しています。
今回は、2016年4月よりはじまった電力自由化に小売事業者として新規参入したこの「コープでんき」の電気料金プランをご紹介いたします。
ベーシックプラン
コープでんきのベーシックプランは、一般的なご家庭向けのプランです。
電気使用量がおおよそ月に440kWh より少ない需要家におすすめで、契約容量などは設定されておらず1契約あたりいくらで基本料金が決まります。
例えば、月に339kWhの電力を使用する場合、基本料金+電力量料金は以下の様になります。
1.基本料金 451.20円
2.電力量料金 120kWh×22.97円/kWh+80kWh×24.10円/kWh+100kWh×25.00円/kWh+31.50円×39kWh
上記の料金で計算すると
451.20円+2,756.4円+1,928円+2,500円+1,228.5円=8,864.10円
つまり、8,864円です。(小数点以下四捨五入)
関西電力の従量電灯Aでは、同じ339kWhを使用すると9,337円になるので、5%もお得ですね。
⇒関西電力『はぴeタイム』を徹底調査!乗り換えると損をする?
バリュープラン
バリュープランは、電化製品が多い、家族や部屋数が多い、電化製品が多いなどのたくさん電力を消費する家庭向けのプランです。
目安としては、1か月間に440kWh以上電力を使用する需要家におすすめです。
基本料金はこちらも1契約いくらというもので、料金表は以下の通りです。
この料金表に従い、600kWhの電力を消費する場合の電気料金(基本料金+電力量料金)を計算すると16,180円ですが、関西電力の従量電灯Aでは18,034円ですので、約10%以上も安くなります。
コープでんきに替える際は、電気をたくさん使う家庭の方がお得という事です。
コープでんきはプランはどんな人が契約できるの?手続きの方法は?
コープ電気を利用すると安くなることが分かりましたが、コープ電気を実際に利用できる人や、その手続き方法についてご説明いたします。
契約できるのは一部地域の人のみ
コープでんきを契約できる人は、大阪府の中でも以下の市町村の方のみです。
東大阪市/八尾市/柏原市/藤井寺市/羽曳野市/松原市/太子町/河南町/富田林市/千早赤阪村/大阪狭山市/河内長野市/堺市/高石市/和泉市/泉大津市/忠岡町/ 岸和田市/貝塚市/熊取町/泉佐野市 /田尻町/泉南市/阪南市/岬町
それ以外は対象となりませんので、お申込みの際はご注意ください。
手続きは面倒じゃないの?
コープでんきへの切り替えは、いずみ市民生協に利用申し込みをするだけで完了です。
今まで契約していた電力会社の解約は、いずみ市民生協が代わりに手続きしてくれますので、面倒な手続きは一切ありません。
また、今まで利用していた送配電網をそのまま利用できるので、基本的に工事も必要無く今までと変わらず安心して電気を使うことができますが、まだ電気メーターがスマートメーター
に切り替わっていないご家庭は、スマートメーターへの切り替えが必要なので、詳しくはいずみ市民生協に問い合わせてみて下さい。
自分のライフスタイルに合わせたプランを
普段から生協を利用しており、電気料金が安くなればいいという需要家にとっては、使用量によって10%以上も安くなるコープでんきは魅力的ですよね。
しかし、コープでんき以外にも電気料金はコープでんきほど安くはならなくても、独自のサービスや料金プランを設けている電気小売事業者も多く存在します。
電力自由化
によって、さらに様々な電力会社や電気料金プランが出てくることが予想されますが、ご自分のライフスタイルを見直し、よりよいプランを見つけていきましょう。
すぐに良いプランが見つからなかったり、とりあえず早く安くしたいと考える方は、ご自分の居住エリアで電力を提供している事業者を探し、その中で契約期間が決まってしまっていたり、途中解約で違約金が発生したりしないプランを選択すればお得にサービスを受けられますよ。
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