資源エネルギー庁 電力小売全面自由化に関する進捗状況を発表
資源エネルギー庁は18日、電力小売全面自由化に関する進捗状況を発表しました。この発表では、様々な項目において進捗状況が公表されています。
【小売電気事業者の登録数の伸び】
小売電気事業者は昨年8月の事前登録申請の受付開始から1年あまりの間に約390件の小売電気事業者登録の申請があり、10月14日時点で350社を登録。
また、今年4月の小売全面自由化以降、申請・登録件数はともに増加率が低下しています。
【自由化の競争状況】
9月末時点での新電力への切り替え申し込み件数は約188万件で、全体の約3.0%となっています。また、8月末時点、大手電力会社10社の自社内の契約の切り替え件数は合計約176万件(全体の約2.8%)で、新電力への切り替え件数と合わせると約364万件、全体の約5.8%となっています。
【料金メニューの現状】
日本の各エリアごとの選択可能事業者数は北海道7、東北5、東京24、中部8、北陸1、関西12、中国1、四国1、九州8となっています。参考までに他国の都市ではどのようになっているかというと、ベルリン144、ロンドン20となっています。
また、選択可能料金メニュー数は北海道24、東北7、東京61、中部24、北陸2、関西23、中国1、四国1、九州25。ベルリンでは370、ロンドンでは95となっており、2つの都市と比べると日本の料金メニューはかなり少ないことがわかります。
料金メニューは新規参入者の増加に伴い多く提供される一方、そのほとんどは既存の料金メニューやサービスの延長で、多様性に欠けているとみられます。
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中部電力のキャラクター「カテエネコ」、可愛いですよね!中部電力以外でも、東京ガスのガスパッチョ&電パッチョなど、カテエネコのようなオリジナルキャラクターがいますよ!