中国電力 | 引っ越し手続き方法まとめ
広島県広島市に本社がある中国電力。広島県はもちろん鳥取県や島根県、岡山県、山口県、兵庫県(赤穂市福浦)、香川県(小豆郡,香川郡)、愛媛県(越智郡,今治市の一部)をサービス区域としています。サービス区域内はもちろんの事、区域外へ引っ越しする際には、どのような手続きをとればいいのでしょうか。
引っ越しに伴う手続き方法
電気の利用開始や廃止については、電話はもちろんオフィシャルサイトから申し込み手続きが可能です。その際には、「電気ご使用量のお知らせ」に記載されている契約番号が必要です。
電話での申し込みについては、最寄りの営業所のカスタマーセンター担当者が請け負っています。受付時間は土・日・祝日・年末年始を除く9時~20時で、固定電話だけでなく携帯電話でも通話可能なフリーダイヤルが用意されています。
引っ越し時の手続きと支払い方法の変更
電気の利用を停止する際には、
- 名前
- 電話番号
- 契約番号
- 引っ越し前の住所(現契約住所)
- 電気使用廃止の予定日時(引っ越し日)
- 電気料金の支払い方法
- 新住所
を伝えて、引っ越し日に来てもらうようにします。引っ越す前まで電気を使いたい場合はその旨を伝え、移動する際にはブレーカーや漏電遮断器を「切」にするのを忘れないようにします。
支払いについては、引っ越し先が中国電力エリア内であり、そのまま中国電力との契約を続行する場合には、今現在の支払い方法で継続可能です。引っ越しする事を伝えた際に、申告しておきます。
もしも新しく口座振替やクレジットカードなどによる支払い方法に変更する場合は、申込書に必要事項を記入して提出します。変更手続きには1~2カ月ほどかかりますので、その間は振込用紙での支払いとなります。
便利な「ぐっとずっと。クラブ」からも申し込みができる
引っ越しに伴う手続きなどの申し込みは、「ぐっとずっと。クラブ」からもできます。「ぐっとずっと。クラブ」とは、入会金や年会費が無料の会員制WEBサイトです。専用サイトで毎月の電気利用量や請求金額が確認でき、利用に応じたポイントサービスや中国地域を基盤とする各種企業とのコラボレーションメニューなど、豊富な特典も用意されています。
中国電力を利用しているのであれば是非とも加入しておきたいお得な会員サイトです。この「ぐっとずっと。クラブ」からも引っ越しに伴う申し込みや手続きに対応しており、カレンダーから希望日などを指定して申し込めるので楽です。
⇒兵庫県赤穂市民におすすめの電力会社は?中国エリア比較の結果!
引越し会社による電気の手続き代行サービス
「アート引っ越しセンター」と「日本通運株式会社」では、電気の変更手続き代行サービスを無料で行っています。
アート引っ越しセンター「ワンストップサービス」
ワンストップサービスとは、引越しの際に
- 電力会社との電力供給の廃止と再点
- 郵便局の住所変更手続き
- 新聞の手配
- NHKの住所変更
- こくみん共済の加入
- 車の無料出張査定
- 各種プロバイダの紹介
- ブックオフでの書籍やCDの無料査定
などを無料でおこなうサービスです。引越しの見積もり段階で申し込めますが、地域によってサービス内容が異なったり、対応していない地域もありますので要確認です。
日本通運株式会社・オプションサービス
日本通運株式会社では、オプションで電気の配線サービスをおこなっていることをオフィシャルサイトで紹介しています。ただ、電力会社との代行はどこまでやってくれるのか詳しい事は記載されていないので、見積時に担当者に確認が必要です。
引越し先での注意事項
引越し先でも中国電力を続けて利用する場合は、最寄りの中国電力取り扱い店に連絡します。
電気給湯機や業務用空調機などは、事前の申し込みが必要となりますので注意が必要です。また、電気給湯機を使う場合は、必ずタンク内に水が溜まっている事を確認してからにしましょう。空っぽの状態で利用すると空焚きとなり、故障の原因となります。
県外から引っ越してきた場合では、電気製品の周波数に注意しましょう。日本の周波数は静岡県の富士川と新潟県の糸魚川近辺を境に分かれており、東側は50Hz、西側は60Hz。中国電力は後者の60Hzですから、電気器具に「50/60Hz」と記載されているようであれば問題ありませんが、「50Hz」と単独表示の場合では使う事ができません。
中国電力における契約の仕組み

中国電力との電力契約は、料金が適用され始めた日から1年としており、契約の変更や解除の申し出がない限りはそのままの状態で更新・継続されます。新規に契約をした、もしくは契約数を増やした場合で、もしも1年以内に解除や契約数の減少を希望する場合は臨時の契約という事になり、それに応じた料金や工事費を請求されることもありますので、軽い気持ちで変えることはできません。
基本的には、電気を使う一つの敷地、もしくは一戸建住宅やマンションといった一つの建物ごとに契約を結んでいきますが、場合によっては複数の契約を結ぶことも可能です。例えば、電気給湯機を使っている場合では、従量電灯Aと深夜電力Bといった2つの契約をすることができるのです。
契約を変更するには
契約内容を変更する際には、中国電力に連絡を入れます。変更によってメーターや屋内配線などの変更が必要になる事もありますので、案内に従って適切な処理をしてもらうようにします。
メーターの取り換えが必要になった場合は、中国電力が無料で取り替えてくれますので費用はかかりません。ただ、取替工事には10分ほどの時間が必要で、その間は停電状態となります。
また、屋内配線が必要となった場合には、電気工事店に依頼する必要が出てきます。なぜなら、引込線やメーターなどの工事は中国電力がおこないますが、利用者の設備に関する工事は電気工事店がおこなうからです。
ただ、場合によっては中国電力の工事も電気工事店がおこなう事もあり、この場合の費用については中国電力が負担する事となり、利用者はあくまでも自己設備に関した工事費用の支払いのみで済みます。中国電力への手続きなどについては電気工事店が代行しておこないますので、工事内容の把握はもちろん費用についてもしっかりと確認しておく必要があります。
解約する場合の手順
中国電力のエリア外に引っ越しをする場合には、解約して新しい電力会社と契約をしなければいけません。廃止期日(引っ越し日)が決定したら、中国電力に連絡して解約手続きをお願いします。
その際に
- 住所
- 契約者名
- 電話番号
- 契約番号・精算方法
を伝えます。
電気の解約は廃止希望日の60日前から受け付けており、2日前までなら可能です。当日、中国電力の係員が出向き、電力の受給をストップさせる作業をおこないます。
また、電気供給約款では、利用者からの解約希望日が廃止期日希望日の翌日以降にされた場合では、通知を受けた日が契約解約日となります。例えば、10日に引っ越しでこの日を解約日にしたかったとして、その申し出を12日にした場合、解約日は12日になるということです。
解約する場合の清算方法
解約する月の電気料金は、基本的には前回の検針日から利用日数を数えた日割り計算となります。支払い方法は解約を申し込んだ際に指定しますが、口座振替やクレジットカードであれば後ほど引き落とされ、振込用紙であれば後日に新住所宛に送られてきます。
引っ越し日に現地で清算したい場合は、係員の立ち合いが必要です。事前連絡では来てもらえない場合もあるので、早めに連絡するようにしましょう。
また、中国電力は1年ごとの契約なので、利用してからこれまで更新したことがなく1年未満だった場合には、受給契約が消滅するまでさかのぼった料金請求がおこなわれます。ただ、従量電灯Bや低圧電力、低圧高負荷契約などの契約では、臨時電灯もしくは臨時電力が適用されます。
中国電力から別電気会社への申し込み

中国電力のエリア外に引っ越す場合には、新住所をエリアとする別の電力会社に申し込まなければいけません。引っ越し日が決まったら、各地域の電力会社に連絡して申し込み手続きをおこないます。手続きについては、各電力会社の案内に従っておこないますが、早めに手続きをおこなうようにします。
また、新住所に申し込み用紙が置いてある場合もあるので、必要事項を記入して投函するといった方法もあります。賃貸物件などではポストや新聞受け、玄関などに置かれていることがほとんどです。
引っ越しは、電気の利用状況を見直す良い機会になります。
⇒電気代の見直しでコツコツお金がたまる?!
中国電力をそのまま利用するにしても契約内容や支払い方法などの見直しを検討してみましょう。もしくは、2016年から始まった新電力の取り扱い企業と比較してみてもいいですね。
中国電力で引っ越しの手続きする時には、ご一緒に電気料金の見直しも
中国電力の引越手続きをする時は、ホームページはもちろん、入会金や年会費が無料の会員制WEBサイト「ぐっとずっと。クラブ」からの申込みが便利です。その際、どうせなら一緒に電力会社の切り替えやプラン見直しもしてみてはいかがでしょうか。
電力会社の切り替えは1分で可能で、月4500円電気料金が削減できることもあります。タイナビスイッチで電気料金シュミレーションをして、料金節約に役立ててください。