北陸電力 | 引っ越し手続き方法まとめ
北陸電力は、富山県/石川県/福井県の北陸三県と岐阜県の一部を営業エリアとしている大手電力会社です。
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今回は北陸電力における引っ越し時の手続きについて解説のまとめをご提供すると共に、手続き時において発生しやすいトラブルや注意すべきポイントなどにも触れていきます。
北陸電力における基本的な引っ越し時の手続き方法

引っ越し時における電力に関する手続きは、電力会社によって微妙に異なっていることも多いです。エリアによって電力会社の管理手法も違いますし、この点は手続きにも大きく表れています。
ここでは、まず引っ越し時の北陸電力での手続き方法や最低限押さえておくべきポイントについて、簡単にご説明していきます。
電話はもちろんネットからでも引っ越し時の手続き可能
引っ越し時に北陸電力の解約をする方法をまず見ていきます。多くの世帯では電話による手続き申し込みを進めることが多いはずです。実際、東北電力の場合は【お客様サービスセンター】が設置され、24時間体制で受け付け可能なフリーダイヤルも設けられています。
しかし、普段お仕事で夜遅くまで忙しい方は、帰宅した後に電話を掛けたくない方もいらっしゃるでしょう。その場合は、ネットによる手続き申し込みも可能です。
ネットでの申し込みは、解約場所の住所/解約希望日/最終清算方法/引っ越し先住所などを専用フォームに記入するだけで良いので、自宅で普段ネットをするついでに進められる手軽さがあります。現在北陸電力においても、経費節減のためにネットでの手続きを推奨しています。
基本的に引っ越しの3営業日前までに手続きを進める
電話でもネットでも、注意しなければならない点があります。それは、基本的に引っ越しする日から逆算して3日前までに申し込みを完了していなければならないことです。
ここで言う3日とは土日や祝日を考慮しない純粋な営業日になりますので、場合によっては5日前くらいに手続き申し込みを完了していなければなりません。
また、人事異動などのシーズンでない場合はこれでも問題ありませんが、春先などになればぎりぎり3日営業日前では間に合わないことも十分に考えられます。そのため、季節を問わずに早めに申し込みをしておきましょう。
さらに、年末年始になると電力会社も休暇に入りますので土日も含めてさらに4日間ほどは日数も加算されることから、年明けすぐの引っ越しを想定するならば10日前の申し込みが必要となってきます。
急な引っ越しで解約手続きを当日まで忘れてしまった!

電力供給を受ける世帯は家族の多いところばかりではなく、1人暮らしであるケースもかなり多いです。
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その場合、引っ越し時にかかる各種の手続きもすべて1人で進めなければならないので、電力の解約手続きを引っ越し当日まで忘れてしまうことも多いでしょう。
ここでは万が一そのような場合に陥った際に、どのようにして対処していくべきかを説明します。
当日手続きでも可能な場合もあるのであきらめずに連絡
ほとんどのケースで、どんなに遅くても1営業日前に連絡しておかなければ、対応が難しいことは言うまでもありません。解約のための処理に訪れるスタッフも順繰りに回っていくからです。
特に人事異動の多いシーズンになると、解約の作業に訪れるスタッフの忙しさは極限にまで達し、数十分刻みでそのエリアの顧客を回っていくことになります。よって、人事異動の多いシーズンの当日申し込みでの処理は完全にアウトになります。
それでも、基本的に引っ越しの少ないシーズになれば電力会社も対応してくれることが多く、それは北陸電力も例外ではありません。万が一解約申し込みをあらかじめしておかなかったという状況では、シーズンを問わずにまず連絡して来てもらえるかを確認することが賢明でしょう。
北陸電力での引っ越し手続きにおける特殊なパターン

各家庭の引っ越しの状況は色々なパターンがあり、単純に電力を止めるだけに留まらない場合や、どうしても自分だけでは解約手続きが進められないこともあります。
ここでは比較的特殊なケースを例に挙げると共に、北陸電力の場合にはどのように手続きをすべきかをケースごとに述べていきます。
住居を取り壊して他の電力会社圏内に引っ越しする場合
一戸建てのお住いのご家庭になると、引っ越しの際に家屋自体を取り壊すパターンもあります。この場合は解約するだけでは足りず、電柱から伸ばしている引き込み電線や家屋に取り付けている計器類や配電盤及びブレーカーなどをすべて取らなければなりません。
そうすると、北陸電力には電力供給解約だけでなく設備の解除についても手続することが必要となります。基本的に解約作業を進めるスタッフと設備解除工事のための技術者は別になり、一般的な解約と比べると急な対応ができません。
北陸電力でも、通常の解約手続きとは別に家屋取り壊しによる設備解除が認識されており、この場合は取り壊しの日が決まった段階ですぐに日にちを調整することが求められます。
特に県外への転出になると、引っ越し後にすぐに取り壊しに着手できるように、引っ越し日に設備の取り外しを進めることが最も無難です。
集合住宅では不動産仲介から手続きしてもらうことも可能
近年は集合住宅に住む方も非常に多くなっており、それは若い人から高齢者まで年齢を問いません。特に高齢者の場合は、引っ越しの際の各種サービスの手続きに多くの方が無頓着です。
また、高齢者の中には、健康上などの問題で上手く進められないケースもあります。このような場合に、集合住宅であれば仲介している不動産や大家が代理で手続きを進めることも可能です。
実際に北陸電力でも不動産仲介など第三者からの手続きを想定していて、FAXなどによる解約手続き方法を記載しています。引っ越し時に上述のようなやむを得ない事情にてどうしても対応できない場合、代理人に手続きしてもらうこの方法はとても安心でしょう。
北陸電力に限らず引っ越し先の電力供給手続きは事前が基本

引っ越時の電力手続きは、現在の住居の解約だけでなく、転居先での新規申し込みも大変重要なことです。これは北陸電力にだけでなく、すべての新電力を含めたサービスにも同じことが言えるでしょう。
しかも、転居先の電力使用も一般的に早めの申請手続きが必要です。
使用開始日から3営業日前に開始申し込み手続きが必要
一般的に引っ越し後、新居での電力供給をすぐに受けたいのであれば、大手の電力会社であれば概ね3日営業日前の手続き申請が必要です。
新居の場合、大部分の方が引っ越ししたその日から電気を使用することを希望しますので、手続きを忘れることは基本的にないでしょう。
しかし、転居先が北陸電力のような大手電力会社からの引き込みを行っているパターンであると、引っ越しする前に新電力からの供給に変更したい場合もあります。
別の大手電力への乗り換えであれば、先に述べたように通常の営業日考慮で済むこともありますが、新電力への乗り換えの場合はそれから数日間多めに手続き期間を考慮しなければなりません。
電力供給の解約と加入は同時に進めると非常に便利
北陸電力の場合は同じ管内であれば、解約手続きの際に転居先での電力使用開始についても同時に手続きを申請することができます。
この場合、解約のための作業に訪れたスタッフに対して、直接転居先における新規使用申し込みも進めることもできますが、タイムラグを考えれば解約と加入を同時に進めるほうがやはり便利です。これは北陸電力管内から別エリアに引っ越しする場合も同じです。
加入予定の電力会社が新電力である場合、北陸電力のような大手電力会社からの乗り換えを丁寧に指導してくれるケースもあります。北陸電力の手続きと並行して乗り換え先の電力会社とコミュニケーションを同時に取ることで、乗り換え手続き完了をスムーズに実現できます。
北陸電力の引っ越し手続きをするなら、一緒に電力会社の切り替えも!
北陸電力は365日電話による引っ越し手続きが可能ですが、ネットからでもストレスなく解約や新規加入手続きを進められます。この引っ越し手続きは、電力会社の切り替えやプラン見直しをする大きなチャンスでもあります。
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