高効率照明に交換すれば電気代を85%削減出来る!

期待高まる高効率照明
日本では、照明の使用によるエネルギー消費量が非常に高く、一般家庭では約16%、事務所や工場などでは約21%の割合で使用されています。
そこで、地球温暖化防止の省エネ対策を政府一眼となって進めていく上で、少量のエネルギー使用で十分な明るさを確保することの出来る「高効率照明」導入への期待が高まってきています。
そのような省エネが叫ばれている状況から、政府では2030年頃までに温室効果ガス排出削減対策の一貫として高効率照明の導入を取り上げています。
高効率照明により、生活の質を低下させることなくエネルギー需要を削減し、一般家庭やオフィスなどでのコスト削減を目指します。
照明メーカーや研究機関では、積極的な高効率照明の開発に取り掛かっており、今後高効率照明が一般的に普及すると予想されています。
通常の照明と高効率照明の違い

見た目は殆ど変わりませんが、一般的に普及している通常の照明と高効率照明は、消費電力量が大きく異なります。
では具体的に、電球の場合と蛍光灯照明器具における消費電力量の違いをご説明していきます。
ハッキリと違いが出る消費電力量
高効率照明を導入するだけで、消費電力量にハッキリと違いが出てきます。
例えば今現在「白熱電球」を利用している場合、それを高効率照明である「電球型LEDランプ」に付け替えるだけで、電力使用量がなんと約85%も削減されます。
現在の約15%程度の電気代で済みますので、取り替えない理由が見つかりません。
次に太い管を使用している「蛍光灯照明器具」から「LEDシーリングライト」に取り替えたら消費電力量はどうなるでしょうか?
こちらは電球型LEDランプほどではありませんが、それでも約54%の電力使用量に抑えられます。
経済的な電球型LEDランプ
白熱電球と比較して電球型LEDランプの購入費用は当然高額になりますが、長い目で見ればコスト削減に繋がります。
電球型LEDランプでしたら取り替え回数が大幅に減ることから、電気代も踏まえますと、トータル的にかかってくるコストは断然低くなります。
それだけではなく、電球型LEDランプに取り替えることで、二酸化炭素の排出量が激減し、世界中で問題となっている地球温暖化防止にも微力ながら貢献出来ます。
⇒LEDの電気代を蛍光灯と比較!!LEDはどのくらい安い?
高効率照明への交換時は照明器具も交換

ランプが消耗品であるのと同じで、照明器具自体も使い続けることで徐々に性能が低下していきます。
高効率照明がコスト削減に効果的ということで、早速ランプだけを交換したとしても、長く使っている照明器具ですと明るさが低下してしまいます。
あまり気にされないかもしれませんが、ランプだけでは無く照明器具に関しても、最近ではどんどんと進化しており、省エネ率が大きく異なります。
つまりランプ交換時には、一緒に照明器具も交換してあげることで省エネ効果を飛躍的に高めることに繋がるのです。
照明器具の寿命
ランプほどではありませんが、照明器具にも寿命があります。
一つの照明器具を長く使用しているとよくわかりますが、概ね10年を経過する頃に故障の回数が一気に増えてきます。
適正交換時期は10年と言われており、どんなに長くとも15年を経過すると累計故障率が70%近くにまで跳ね上がります。
このことから10年の適正交換時期を守ることが大切です。
高効率照明の有効性

高効率照明に交換することで「長寿命」「高輝度」「安全性」「小型化」「室内温度への影響の軽減」など、様々な有効性を得ることが出来ます。
それぞれの有効性について触れていきましょう。
長寿命で高輝度
高効率照明の寿命は長いことは既にご説明させていただきましたが、具体的には蛍光灯の約4倍、そして白熱灯の約40倍もの長寿命となります。
これだけ長く明るさを維持することが出来るのであれば、交換回数も少なく済みます。
また高輝度についてですが、白熱灯と比較して発光効率が高く高輝度となります。
この輝度というのは、「放射の光源に対しての単位面積の明るさ」のことであり、輝度が高ければ高いほど明るい室内にしてくれます。
安全性の向上と小型化
従来のランプですと、有害水銀が使用されているため、万が一落下してガラスが飛散してしまったら大変です。
場合によっては大怪我することもありますし、有害水銀により健康を害してしまうこともあります。
高効率照明でしたら有害水銀を使用していないため、不意な落下でも大きな事故を極力防ぐことが出来ます。
また小型化も進んでいるため、様々なスペースに設置出来るというメリットもあります。
最も小さな高効率照明は、薄型テレビにも採用されているほど超小型なのです。
室内温度への影響が軽減
高効率照明では無い場合、紫外線や赤外線の発生量が多く、室内温度への影響が生じてしまいますことがあります。
しかし高効率照明でしたら従来のランプよりも圧倒的に紫外線や赤外線の発生量が少ないため、空調に悪影響を与えることは殆どありません。
紫外線や赤外線が少ないということは、インテリアや家具などに対しても劣化を軽減するという有効性があります。
高効率蛍光灯について

高効率照明の一つである高効率蛍光灯というのは、新しい蛍光材料を使用したり周辺回路における省エネルギー化などが施された蛍光灯のことで、発光効率は従来のタイプよりも格段にアップしています。
現在におきまして、高効率蛍光灯として実際に使用されているのは、電子安定器である専用インバータ、そして高周波点灯専用形の蛍光灯です。
これらの高効率蛍光灯は、数十kHz程度の高周波を利用して点灯し、非常に発光効率が高くなっており、蛍光灯独特のあの「ちらつき」が発生することも殆どありません。
次世代の照明
高効率蛍光灯もさらなる次世代へ向かって日々研究が進められており、マイクロキャビティ発光やクラスター発光などの研究にも力が入れられています。
マイクロキャビティ発光の技術が確立することで、飛躍的な光効率向上を実現可能な白熱フィラメントとして利用することが出来ます。
クラスター発光の場合、より一層の演色性と長寿命を期待出来ると言われています。
さらに、自然から発生する光を光ファイバーなどを利用して伝送し、それを照明として利用可能になる最先端技術も研究が行われています。
今後、どのような次世代の照明が世に出てくるのか非常に楽しみです。
⇒LED照明10種類の特徴と使い分け方
高効率照明で地球温暖化防止

たった1個の高効率照明が地球規模の温暖化問題における対策に繋がります。
私達が住む地球は、年々温暖化傾向にあり、このままの状態が続けば、人類が普通に生活するのも困難になってくると言われています。
そこで世界中で騒がれているのが地球温暖化防止であり、その一環として高効率照明の普及が挙げられます。
高効率照明は高い省エネ効果があり、電力消費量が従来のランプと比較して圧倒的に少ないため、二酸化炭素の排出量がその分減少します。
「我が家だけ高効率照明に取り替えたところで地球規模の温暖化問題に貢献出来るのか?」と思われるかもしれませんが、それは「塵も積もれば山となる」です。
ご家庭はもちろん事務所や工場など、あらゆる建物で高効率照明の導入が進むことによって、日本の地球温暖化対策に貢献出来ること間違いありません。
選挙と同じで、貴方の1個が世界を救うのです。
最後は少々大袈裟な感じになってしまいましたが、高効率照明にはそれだけの素晴らしい効果があることを知ってもらいたかったのです。
高効率照明に交換することで、これまで苦労して実践してきた節電を簡単に成功させることが出来ます。
節電効果があり、さらに地球温暖化防止に貢献出来る高効率照明は、まさに理想的な照明と言っても過言ではありません。
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