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電力会社のプラン徹底比較!夜型・昼型お得なプラン比較

昼と夜の画像

電力会社のプランはライフスタイルによってお得さが違う

家庭によってライフスタイルは異なるもの。

  • 日中はほとんど在宅せず、もっぱら朝と夜に多く電気を使用する世帯
  • 日中に在宅していることの多い世帯
  • 日中は、家で寝ており夜を中心に自宅で仕事をしている世帯

など、様々なケースが想定されます。ライフスタイルが異なれば、お得な電気料金のプランも異なるもの。そこでここでは、ライフスタイル別のお得な電気料金プランを比較してみます。

“電気代の画像”

東京電力の「従量電灯B」の料金体系

比較をする際、基準となるプランがあった方がお得度さ分かりやすいものです。そこでまずは、東京電力の一般的な電気料金プラン「従量電灯B」を基準のプランとします。従量電灯Bは、「基本料金」と「電力量料金」の2階建ての料金から構成されています。
⇒東京電力の新プラン4つと既存プランを徹底比較!!

「基本料金」
基本料金は契約アンペア数によって異なり、以下のようになっています。

契約アンペア数 基本料金
10A 280円80銭
15A 421円20銭
20A 561円60銭
30A 842円40銭
40A 1123円20銭
50A 1404円00銭

「電力量料金」
電力量料金は、実際に使用した電力量に応じて単価が設定されており、以下のようになっています。

使用した電力量 単価
第1段階料金(~120kWh) 19円43銭/kWh
第2段階料金(121kWh~300kWh) 25円91銭/kWh
第3段階料金(301kWh~) 29円93銭/kWh

省エネを促すため、そして最低限の暮らしをする方がお得になるように、電力使用量が少ないほど単価が安く設定されているのが特徴です。

これらに加えて以下のような費用、あるいは割引が適用されます。

  • 燃料費調整額…為替相場や市況による燃料費の変動を吸収するための項目
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金…再生可能エネルギー買取制度を支えるための費用
  • 口座振替割引…口座振替で支払うと値引き

これらを合計した金額が従量電灯Bの電気料金となり、自宅に請求が来ます。
⇒電気料金を口座振替にするとこんなに便利!変更手続きや注意点

従量電灯Bの電気料金はいくらか?

従量電灯Bの料金体系がある程度分かったところで、次に従量電灯Bの実際の電気料金を見てみましょう。

★契約アンペアは一般的な契約アンペア数である「40A」
★1か月の電力使用量も平均的な「400kWh」

この例での1ヶ月の電気代を、東京電力の「でんき家計簿 電気料金計算サービス」を使って算出した電気料金が以下になります。

項目 料金
基本料金(40A) 1123円20銭
第1段階料金(19円43銭/kWh×120kWh) 2331円60銭
第2段階料金(25円91銭/kWh×180kWh) 4663円80銭
第3段階料金(29円93銭/kWh×100kWh) 2993円
燃料費調整額(-2円78銭/kWh×400kW) ▲1112円
再生可能エネルギー発電促進賦課金(1円58銭/kWh×400kWh) 632円
口座振替割引額 ▲54円
合計 10577円(円未満は切り捨て)

電力会社の昼型でお得な料金プラン

“夜の画像”

夜間は電力需要が少なく比較的大きな値下げをしやすいですが、現状では夜間にお得な電力プランを発表しているのは既存電力会社のみです。しかし日中お得な料金プランは、新電力も含めて多くの電力会社から発表されています。

ENEOSでんきの「Aプラン」

まずは、ENEOSでんきの「Aプラン」。従量電灯Bと比べて第2段階料金と第3段階料金が割安に設定されていて、電力使用量が多い家庭におすすめです。

さらに2年契約にすると2年間は、1kWhあたり20銭割引となります。それを踏まえてココでも同じ条件で、電気代を比較してみます。昼間に月100kWh、夜間に月300kWh電気を使用したとすると、電気料金は以下のようになります。

基本料金 40A 1123円20銭
第1段階料金 20円56銭/kWh×120kWh 2467円20銭
第2段階料金 23円06銭/kWh×180kWh 4150円80銭
第3段階料金 25円55銭/kWh×100kWh 2555円
合計 8173円

従量電灯Bよりも月額で、2400円程度お得になります。

H.I.S.の「たのしいでんき東京大江戸プラン従量電灯B」

次に紹介するのは、旅行代理店のH.I.S.。
多くの新電力では、セット割にするか電気使用量の多い家庭でないとなかなかメリットが見出せません。しかしH.I.S.では、あまり電気を使わない人でもメリットを感じてもらえる料金体系です。

電力量料金だけでなく、基本料金までも従量電灯Bから一律5%オフになっています。ここも同じように、ひと月の電気代を同条件で比較してみます。昼間に月100kWh、夜間に月300kWh電気を使用したとすると、電気料金は以下のようになります。

基本料金 40A 1067円04銭
第1段階料金 18円46銭/kWh×120kWh 2215円20銭
第2段階料金 24円62銭/kWh×180kWh 4431円60銭
第3段階料金 28円44銭/kWh×100kWh 2844円
合計 10557円

電力使用量が少なければ、さらにお得を実感できるプランです。
⇒H.I.S.『たのしいでんき』の料金プラン紹介!気になる旅行割引は?

電力会社の夜型でお得な既存プラン

“夜の画像”

既存の電力会社と比べて、ありとあらゆるライフスタイルで新電力がお得と思ったらそれは大間違いです。実は夜に電気を多く使う世帯に限っては、既存の電力会社の料金プランがかなりお得なんです。

ここからは、「夜型の方にお得なプラン」をいくつか見ていきましょう。

東京電力「夜得プラン」

東京電力の「夜得プラン」ですが実はこのプラン、2016年3月31日をもって受付が終了しています。夜得プランは従量電灯Bと料金体系が若干異なっており、以下のようになっています。

項目 料金
基本料金(6kVA以下の場合) 1296円
昼間第1段階料金(~90kWh) 24円30銭/kWh
昼間第2段階料金(91~230kWh) 32円03銭/kWh
昼間第3段階料金(231kWh~) 37円/kwh
夜間単価 12円48銭/kWh

※「夜間」とは、午後9時~翌日午前5時までの8時間

先ほどと同じ契約条件で、月に400kWh使ったとすると(ただし昼間に月100kWh、夜間に月300kWh)、夜得プランの電気料金は以下のようになります。

項目 料金
基本料金(40A) 1296円
昼間第1段階料金(24円03銭/kWh×90kWh) 2162円70銭
昼間第2段階料金(32円03銭/kWh×10kWh) 320円30銭
昼間第3段階料金(37円/kWh×0kWh) 0円
燃料費調整額(-2円78銭/kWh×400kW) ▲1112円
再生可能エネルギー発電促進賦課金(1円58銭/kWh×400kWh) 632円
口座振替割引額 ▲54円
合計 6989円(円未満は切り捨て)

となり、1か月で3500円以上もお得となります。ようするに東京電力「夜得プラン」はその名の通り、夜型の生活をしている人が得する料金プランということが分かったかと思います。

東京電力「半日お得プラン」

次も東京電力で、「半日お得プラン」です。こちらも、3月31日で受付が終了しています。料金体系は夜得プランと似ていますが、段階設定と価格設定が微妙に異なります。

項目 料金
基本料金(6kVA以下の場合) 1296円
昼間第1段階料金(~70kWh) 28円38銭/kWh
昼間第2段階料金(71~170kWh) 37円84銭/kWh
昼間第3段階料金(171kWh~) 43円71銭/kwh
夜間単価 12円59銭/kWh

※半日お得プランの「夜間」とは、午後9時~翌日午前9時までの12時間です。

こちらも同じ契約条件で、1ヶ月に400kWh(昼間に100kWh、夜に300kWh)電気を使用したとすると、半日お得プランの電気料金は「7660円」となります。夜得プランほどではないにせよ、従量電灯Bと比較すると月2900円以上もお得です。

昼間はフルタイムで働き、夜は趣味の時間につぎ込む共働き夫婦世帯にはピッタリのプランです。

電力会社の夜型でお得な電力の新プラン

“夜の画像”

「夜得プラン」「半日お得プラン」とも、2016年3月31日で新規受付を終了しています。利用したくても今後は、新たに申し込むことができません。そこで東京電力は後継として、いくつかのプランを打ち出しています。中でもお得なのが、「夜トク8」「夜トク12」です。

東京電力の「夜トク8」

「夜得プラン」の後継と目されているのが、「夜トク8」です。
夜得プランは昼間のみ3段階料金を採用していましたが、夜トク8は昼間単価、夜間単価の2種類となりました。基本料金は、過去1年間のピーク電力をもとに算出されています。

基本料金 210円60銭(1kWあたり)
昼間単価 32円14銭
夜間単価 20円78銭

※「夜間」とは午後11時~翌日午前7時までの8時間です。

夜得プランよりも「朝」電気を使う人にもうれしい時間設定となりました。

ここも同じ契約条件で比較してみます。
40A、1ヶ月400kWh(昼間に100kWh、夜に300kWh)電気を使用したとすると…

基本料金 842円40銭
昼間料金 3214円
夜間単価 6234円
燃料費調整額 -2円78銭/kWh×400kW -1112円
再生可能エネルギー発電促進賦課金 1円58銭/kWh×400kWh 632円
合計 9810円

となり、従量電灯Bよりは750円以上お得な計算となります。

東京電力の「夜トク12」

従来の「半日お得プラン」の後継とされているのが「夜トク12」です。

基本料金 210円60銭(1kWあたり)
昼間単価 33円76銭
夜間単価 22円55銭

※「夜間」とは、半日お得プランと同じ午後9時~翌日午前9時までの12時間です。

ここも同様の条件で1ヶ月の電気代を計算してみると「10503円」となり、従量電灯Bよりも月70円ほど得な計算となります。

東京電力会社の「スマートライフプラン」がオススメ!

“オール電化の画像”

最近では、ガスや灯油を使わずに全て電気でまかなっている「オール電化住宅」も増えています。オール電化の中でも、夜間のお得な電気料金時間帯に電気で給湯して備蓄しておく「エコキュート」を導入している家庭も多いでしょう。

エコキュートを含めたオール電化住宅の方におすすめなのが、東京電力の「スマートライフプラン」です。

スマートライフプランの料金体系

スマートライフプランの料金体系は、以下のようになっています。

基本料金 450円(1kWあたり)
昼間単価 25円33銭
夜間単価 17円46銭

※「昼間」は、午前6時~翌日午前1時
※「夜間」は、午前1時~午前6時までです。

昼間料金、夜間料金ともに「夜トク8」「夜トク12」よりも、お得な単価設定となっています。同じ条件で比較すると、月間の電気料金は9091円従量電灯Bよりも月額1450円ほど、お得になっています。

スマートライフプラン「住宅設備修理サービス付き」

スマートライフプランのメリットは、お得な電気料金だけではありません。万が一、エコキュートやIHクッキングヒーター、電気温水器が故障した際には無料サービスが受けられます。

<スマートライフプラン修理サービスの特徴>
・設置から10年間保証
・修理回数無制限
・1回の修理につき1台当たり50万円まで
・24時間365日修理受付

壊れてしまうと困るオール電化住宅、お金をかけずに素早く修理してくれるこのサービスは、かなりのメリットだと思います。

まとめ

<プラン毎による1ヶ月の電気代比較表>
※契約40A:1ヶ月の使用量400kWh(昼100kWh,夜300kWh)での比較

プラン名 料金 基本プランとの差額 プランの切り替え
【基本】従量電灯B 10,577円
【夜型】夜得 6,989円 3,500円ほど得 終了
【夜型】半日お得 7,660円 2,900円ほど得 終了
【夜型】夜得8 9,810円 750円ほど得 可能
【夜型】夜得12 10,503円 70円ほど得 可能
【オール電化向け】スマートライフ 9,091円 1,450円ほど得 可能
【昼型】ENEOS Aプラン 8,173円 2,400円ほど得 可能
【昼型】H.I.S 大江戸B 10,557円 20円ほど得 可能

いかがでしょうか?
ライフスタイルによって、既存の電力会社と新電力にお得の差があることが分かりました。既存の電力会社内でも、従来のプランと新プランで料金に違いが出ています。

新電力の比較サイトなどでは簡単に電気料金の比較ができますので、是非、利用してみるといいと思います。その際は「検針票」を用意しておくと事がスムーズに運びますよ♪

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