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高圧電力ASの基本料金や単価を知って事務所やスーパーの電気代を安く!

高圧電力

高圧電力ASとは?

関西電力が小規模事務所ビルやスーパーなどの需要家に対して、契約電力500kW未満の高圧を提供しているのが「高圧電力AS」です。

一般家庭向けの従量電灯Aや、商店、事務所、飲食店などを対象にした従量電灯Bといった低圧電力メニューとは異なるものです。

ちなみに高圧電力ASという呼び方は関西電力独自のものであり、例えば東京電力では「業務用季節別時間帯別電力」や「業務用電力」などと呼んでいます。
⇒高圧電力の各電力会社の単価や基本料金を解説!!

高圧電力ASのメリット

例えば小規模事務所ビルやマンションの需要家が、高圧電力ASを導入することによって、テナントや居住者の電気料金を安くすることが出来るというメリットがあります。

実際に、最近では関西電力を利用しているマンションの需要家が、積極的に高圧電力ASへ切り替えをするケースが増えてきているようです。

建物全体で高圧電力ASを契約し、建物の敷地内へ高圧電力のまま引き込み、専用の変電設備を利用して各テナントや居住者に低圧電力を送ります。

そうすることで、一般家庭が主に契約する従量電灯Aよりも単価が下がります。

電気代が安いことを強調してテナント募集や居住者募集を実施することで需要が広がり、費用対効果も高くなるかと思います。
⇒高圧電力を引くための手順と方法を解説!!

高圧電力ASの注意点

注意点

初期不良と不具合

高圧電力ASは、高いコストパフォーマンスがあることから、確かに切り替えが積極的に進むメニューですが、導入後にデメリットを感じることも少なくありません。

よく聞くのが、変電設備の初期不良、またはちょっとした不具合です。

高圧電力を低圧に変電しテナントや居住者に届ける変電設備ですが、様々な会社のパーツの組み合わせによって構成されているため、どうしても海外生産のものが含まれていると初期不良や不具合が発生することがあります。

最近では海外製のパーツも品質が向上しているようですが、それでも日本製と比較してまだまだ高品質とは言えないのが現状です。

海外製のパーツで作られた変電設備は確かに安価で設置することが出来るのですが、もし品質を重視する場合には、高額でも日本製のものを選ぶことをオススメします。

管理能力が必要

これはデメリットとはちょっと違うかもしれませんが、高圧電力ASを導入するためには敷地内に変電設備を設置する必要があるため、それを管理する能力がある程度必要になってきます。

一般的な低圧でしたら、関西電力と契約をして、何かしらのトラブルがあった場合には、連絡することで全て対応してくれます。

しかし高圧電力ASですと、変電設備そのものを触り、コンディションをある程度判断出来る必要があります。

言うならば全てを専門家任せにするのではなく、最低限の管理能力を持ち、安全に低圧を送り届けてあげなければいけません。

もちろん対処出来ないトラブル時には、きちんと専門家がメンテナンスをしてくれますのでその点はご安心ください。

初期投資額が高額

高圧電力ASを利用する際には、変電設備を自前で準備する必要があり、これだけでも数百万円の費用が必要になります。

さらに安全性を考えたら、他にも色々と導入が推奨される機器がいくつか出てきます。

これだけでも高額な初期投資額になってしまうのですが、他にも施設内部に電気を送るための配電工事も必要不可欠です。

場合によっては、トータル初期投資額が数千万円に達することもあるようです。

このように高圧電力ASの利用には、かなりの費用を用意しておかなければいけないことがわかります。

高圧電力ASを導入する基準

基準

ただ単にたくさんの電気を使う予定があるという考えだけで、高圧電力ASの導入を検討するのではなく、ある程度の基準を知っておくべきです。

この基準に達していなければ低圧のままで良いかもしれませんし、将来的に基準を超えることが予想されていれば、現段階で高圧電力ASを導入しておくのも良いかもしれません。

どの程度の電力を使うか見積もる

高圧電力ASを導入するか否かは、どの程度の電力を使うのか見積もることが大切です。

電力見積もりの結果によって、高圧電力ASの導入が大きく左右されると言っても過言ではありません。

具体的な基準ですが、一般的には50kwを目安にします。

日常的に50kwを超える電力量がある場合には、高圧電力ASに切り替えた方が良いですし、殆ど超えることが無い場合には、低圧のままユニット増設などの検討が賢い選択かもしれません。

まずは考えられる正確な見積もりを計算してみてください。

高圧電力ASの基本料金と単価

料金グラフ

関西電力の高圧電力ASには全5種類のメニューがあり、供給の6,000Vは全て同じとなりますが、時間帯や季節による料金単価、及び基本料金に違いがあります。

そこで全5種類のメニューを比較してみます。

高圧電力AS – TOU

供給 6,000V
基本料金(円/kW) 1,733.40円
電力量料金(円/kWh) 重負荷時間 22.58円
電力量料金(円/kWh) 昼間時間 17.36円
電力量料金(円/kWh) 夜間時間 13.08円

夜間や日曜日、祝日など、より電力需要の少ない時間帯に、多くの電気を使用することによって、負荷移行にご協力可能な方を対象にしているメニューです。

スーパーや事務所ビルですと、どうしても平日の昼間に多くの電気を使用しますので、このメニューはご家族が多く居住する集合住宅の需要家にオススメです。

高圧電力AS

供給 6,000V
基本料金(円/kW) 1,733.40円
電力量料金(円/kWh) 夏季 17.22円
電力量料金(円/kWh) その他季 16.17円

平日の昼間時間帯を主に、多くの電気を使用する方を対象にしているメニューです。

一般的なスーパーや事務所ビルに向いているメニューで、最近では区公庁や平日の昼間に出入りの多い公共施設で多く導入され始めています。

高圧自家発補給電力AS

供給 6,000V
基本料金(円/kW) 1,907.28円
電力量料金(円/kWh) 夏季 18.46~21.87円
電力量料金(円/kWh) その他季 17.31~20.43円

利用者の発電設備の検査、補修、事故などによって生じる可能性のある不足した電力を補給するために電気を多く使用する方を対象にしたメニューです。

高圧予備電力AS

供給 6,000V
基本料金(円/kW) 予備線 86.40円
基本料金(円/kW) 予備電源 173.88円
電力量料金(円/kWh) 常時供給分の該当料金

常に供給設備などの補修や事故などにより生じる可能性のある不足した電力の補給をするために、予備電線路を利用して電気を使用する方を対象にしたメニューです。

高圧臨時電力AS

供給 6,000V
基本料金(円/kW) 2,080.08円
電力量料金(円/kWh) 夏季 19.52円
電力量料金(円/kWh) その他季 18.26円

1年未満の契約使用期間で使用する方を対象にしたメニューです。

長くに渡って使用することは無く、期間限定で建てられる施設、または中規模なイベント開催時に適しています。

高圧電力ASから別の電力会社へ切り替え

電力会社切り替え

今現在、関西電力の高圧電力ASを利用している需要者も、当然電力自由化が適用されています。

そもそも2016年に始まった全面自由化のずっと前、2004年4月に自由領域が拡大し、中小ビルや中小規模工場などを対象に、高圧電力の自由化は既に始まっています。

ですので、高圧電力ASを利用している需要家でも自由に電力会社を選択することが出来るのです。
⇒高圧電力自由化した結果、電気料金は本当に安くなったのか?

もちろん電力会社を変更したとしても、これまで通りに停電や何かしらの不具合が生じるようなことはありませんのでご安心ください。

新会社に切り替えすることで、「もしかしたら倒産してしまうのではないか?」と心配かもしれませんが、政府の指示により、2020年までは全世帯に電気を供給することが義務付けられています。

ですので、新会社が倒産してしまったとしても、その後は大手に切り替わりますので問題ありません。

ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。

今回の記事で「高圧電力ASとは何なのか?」「基本料金や単価はいくらなのか?」ということをある程度ご理解いただけたのではないでしょうか?

これから高圧電力ASの利用を検討している方は是非他社高圧電力と比較をしてみてください。

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