青梅ガスのお得な電気料金プランとは?
LPガスや都市ガス、簡易ガスなど、家庭のガスを広く扱う青梅ガスグループから新電力が設立しました。新しく始まった「青梅ガスのでんき」で提供されるお得な電気料金プランやガスセット割、契約エリアなど、電力会社を比較するにあたり必要となる全ての情報を解説していきます。
青梅ガスがおすすめなのはこんな方
- 青梅ガスの都市ガスと簡易ガスが使えるエリアに住んでいる
- LPガス事業者がオージーガス(青梅ガスグループ)
- 電気とガスを使う、非オール電化の家庭
- 時間帯を気にせず、電気をたくさん使いたい方
では、家庭にお得な電気料金プランからチェックしていきましょう。
青梅ガスの家庭向け電気料金プラン
青梅ガスのでんきで提供されるプランは、東京電力エナジーパートナー(東京電力)の従量電灯B.Cに対応しています。
でんき料金 OGプランB
東京電力
エナジーパートナーの従量電灯BのにあたるOGプランBは、多くの家庭で契約されることとなるポピュラーな作りのプランです。ただし、契約できるのは30A以上の家庭なので、アンペア数が少ない家庭は加入できない可能性が高く、基本料金は東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bと同等です。
電力量料金は2段階に分かれており、第1段階料金は340kWhまでずっと1kWhあたり23円94円となっている点に注目すると従量電灯Bの第1段階料金よりも4円51銭、第2段階料金では29銭程、青梅ガスのでんきの方が高いですね。しかし、第3段階である300kWhを超えると1kWhあたり5円99銭安くなり、340kWhを超えた分は3円73銭安くなります。
電気を多く使う家庭の中でも、特に340kWhまで使う家庭にとってメリットが大きそうなプランです!
でんき料金 OGプランC
こちらは東京電力エナジーパートナーの従量電灯Cにあたるプランで、6kVA以上の家庭が契約するプランです。OGプランBとは単価が少し異なりますが、ひと月の電気使用量が340kWhを大きく超えるほどにお得な金額が増えていく内容となっています。
でんき料金 OG動力プラン
OG動力プランは、一般家庭よりも商店や工場に適したプランです。業務用のエアコンやモーターを利用する場合は、こちらのプランを検討してみても良いかもしれません。基本料金の算定方法がアンペア数に応じてではなく、スマートメーター
を利用した実量制という点にも注目です。
青梅ガスはガスとセット割がお得
ガス会社の新電力といえばセット割ではないでしょうか。青梅ガスのでんきは、青梅ガスグループのLPガス、都市ガス、簡易ガスのいずれかと電気をセットで契約すると1kWhあたり1円割引という分かりやすい割引サービスとなっています。
ひと月の電気使用量が多いほど割引額が多くなり、年間の節約金額も大きくなっていくセット割ですが、ガスと電気を使用する場所や契約する人の名義が同じであることがセット割の条件なので注意してください。
お得な金額の目安
青梅ガスのでんきがどれほどお得になるかをチェックしましょう。東京電力の従量電灯B(40A)を契約している家庭でひと月の電気使用量が392kWhだった場合なら、ガスセット割引が適用されると1年で約7,500円の節約が可能になります。
従量電灯C(12kVA)で電気を毎月1,000kWh使う飲食店なら年間想定節約額は約33,900円と、電気を多く使うほどに割引が増えるセット割であることが分かります。
青梅ガスの供給エリアと支払い方法
青梅ガスの電気を供給するのは東京電力エリアのみです。都市ガスや簡易ガスのエリアは限られていますが、LPガスなら販売事業者を自由に乗り換えることが可能なのでセット割として同時に申し込んだほうがお得です。
電気のみ or ガスとセットで変わる支払い方法
青梅ガスの電気は、ガスとセットで契約する場合には口座振替やクレジットカード、銀行振込などの方法を選択することができます。青梅ガスと契約中なら、ガスと電気を同じ方法で支払うことになります。
ただし、青梅ガスの電気だけを契約する場合はクレジットカード払いのみとなります。都市ガスは、2017年4月以降のガス小売完全自由化
で自由に販売事業者を乗り換えることが可能になるので、ガスと同時に青梅ガスに変更を検討するのも1つの方法ですね。
青梅ガスは使うほどお得になっていくプラン?!
青梅ガスの電気料金プランの単価は、電気使用量が少ない間は損ですが、電気を使うほどに逆転してお得になっていくプランということが分かりました。東京電力の従量電灯や、他の電力会社と比較してどちらがお得でしょう?
あなたが得する電力会社がどれかを知りたいなら、タイナビスイッチのシミュレーションを試してみてください。