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プロパンガスの都道府県別平均消費量を比較したら意外な結果に?

プロパンガス

プロパンガスの各家庭の平均消費量は都道府県別で違います。
プロパンガスの消費が多いのは関東地区に集中していますが、その理由はコンビナートが広がり、プロパンガスを備蓄するタンクが多い理由からです。
備蓄タンクが近郊にあれば、輸送費がかからなく、ほかの都道府県と比較すると安く購入できるためです。

また、消費の多い都道府県は一度に大量のプロパンガスを仕入れます。
そのため、大量に仕入れる代わりに価格交渉がスムーズで安く仕入れられるのです。
そしてプロパンガスが、燃料の給湯器を多く使用するご家庭が多い理由もあります。
これは、人口密度の関係で、集合住宅が多いことがあげられます。

最初から給湯器の燃料をプロパンガスにする理由は、マンションやアパートを建設する際にガス給湯器を取り扱う会社と建設する側が価格交渉し給湯器を安く設置できるためです。
そのため、関東地区のプロパンガスの消費はほかの都道府県に比べ多く、家庭の消費量に差が出るのです。

  • プロパンガスの消費量の都道府県別の順位を詳しく知りたい!
  • プロパンガスの消費量は自分が住んでいる県の平均なの?

など、プロパンガスの消費量が多いのかデータを比較して、自分の家庭は使いすぎていないか判断したい方のために詳しい情報をお届けいたします。

プロパンガスの都道府県別世帯平均消費量はコレ!

都道府県

経済産業省資源エネルギー庁の平成18年のプロパンガス消費実態調査によれば、プロパンガスの世帯消費量が都道府県で違うことが分かります。
それでは都道府県別に比較してみましょう。
⇒LPガス(プロパンガス)の都道府県別販売量!

都道府県別プロパンガスの月平均量

都道府県 プロパンガスの月平均量
北海道 4.0㎥
青森 5.3㎥
岩手 7.8㎥
宮城 8.0㎥
秋田 6.0㎥
山形 7.5㎥
福島 8.2㎥
茨城 10.9㎥
栃木 10.1㎥
群馬 7.9㎥
埼玉 14.0㎥
千葉 12.6㎥
東京 10.3㎥
神奈川 13.8㎥
新潟 10.0㎥
長野 7.6㎥
山梨 8.0㎥
静岡 11.9㎥
愛知 11.6㎥
岐阜 8.3㎥
三重 10.2㎥
富山 7.1㎥
石川 8.2㎥
福井 10.0㎥
滋賀 10.3㎥
京都 9.9㎥
大阪 13.8㎥
兵庫 10.6㎥
奈良 12.2㎥
和歌山 8.0㎥
鳥取 8.1㎥
島根 9.1㎥
岡山 8.8㎥
広島 8.5㎥
山口 8.3㎥
徳島 8.6㎥
香川 7.3㎥
愛媛 7.1㎥
高知 10.9㎥
福岡 8.3㎥
佐賀 9.2㎥
長崎 7.4㎥
熊本 6.7㎥
大分 7.2㎥
宮崎 6.0㎥
鹿児島 8.6㎥
沖縄 4.7㎥

プロパンガスの消費量のランキングは1位が埼玉、2位が神奈川・大阪、3位が千葉、4位が奈良、5位が静岡でした。

現在、国内のプロパンガスと都市ガスのシェア率は同じで、プロパンガスの使用世帯数は約2370万です。
電力自由化になり、格安で電気を購入できるようになった今は、オール電化住宅が普及するなどで条件が変わるかもしれませんがプロパンガスは人口密度の多い、関東や関西地区に集中しております。

プロパンガスが多く普及されている地域は都市ガスの普及が悪い理由と関係あるのでしょうか?
2011年に調査された総務省統計局の都市ガスの普及率を都道府県別に比較してみました。

都道府県別に見た「都市ガス普及率」

順位 都道府県 普及率
1位 東京 106.3%
2位 大阪 104.9%
3位 京都 100.9%
4位 新潟 96.5%
5位 兵庫 93.4%
6位 千葉 80.4%
7位 愛知 80.0%
8位 秋田 77.8%
9位 神奈川 74.7%
10位 福岡 74.1%
11位 長崎 71.9%
12位 奈良 68.5%
13位 広島 68.3%
14位 宮城 65.1%
15位 香川 64.4%
16位 徳島 63.5%
17位 滋賀 62.7%
18位 富山 62.3%
19位 宮崎 60.3%
20位 鹿児島 59.3%
21位 山形 59.1%
22位 静岡 57.8%
23位 埼玉 57.5%
24位 三重 56.7%
25位 山口 56.4%
26位 岩手 55.9%
27位 福島 55.5%
28位 熊本 54.2%
29位 北海道 54.0%
30位 長野 52.2%
31位 福井 51.9%
32位 茨城 51.1%
33位 高知 50.8%
34位 鳥取 48.2%
35位 石川 47.8%
36位 佐賀 46.5%
37位 岡山 46.4%
38位 愛媛 46.2%
39位 和歌山 45.8%
40位 群馬 45.5%
41位 山梨 44.8%
42位 岐阜 44.7%
43位 島根 43.3%
44位 大分 42.8%
45位 栃木 42.2%
46位 青森 37.3%
47位 沖縄 36.0%

※都市により100%を超える理由は、メーター数より世帯数が多いためです。

都市ガスの普及は人口の割合が多い東京や大阪が上位ですが、都市ガスが普及しているのにもかかわらずプロパンガスの消費が高い都道府県でもあります。
これは、集合住宅の場合プロパンガスが多いという理由からです。
都市ガスは地面にガス管を配管しなくてはなりません。

そのため、ビルや一軒家を新築する際に工事をしないとコンクリートをはがすなど大掛かりな工事が必要になってきます。
本管を引っ張るための工事容易ではありません。
大規模な工事が必要な都市ガスに対し、プロパンガスは一軒家でも集合住宅でも設置時間が短時間で済み工事費用も低額に押さえられます。
⇒激安プロパンガスには注意が必要!

都市ガス普及率とプロパンガス消費量の比率は比例しません。
プロパンガスは単価が都市ガスに比べ割高ですが、利用価値が高いといえます。

プロパンガスの普及率が都道府県で違う大きな理由

プロパンガス

どちらもガスなので給湯器やガスコンロで同じように使用できるガスですが、プロパンガスが普及している地域と都市ガスが普及している地域の差があるのは次の通りです。

  • 一軒家が多い地域性のため都市ガスの普及率が高い
  • プロパンガスの備蓄タンクがあり、大量に仕入れるため価格が安い
  • プロパンガスの価格が安いくプロパンガスに抵抗があまりない

これらの理由で都道府県によってプロパンガスの普及率が高い、または都市ガスが張り巡らされた地域性なのかで数字に表れています。
ガスボンベに入った液化ガスをガス会社が輸送し設置するのは簡単です。
また、都市ガスはガス管が配管されていないと供給を受けられません。
都市ガスの供給を受けたくても、配管がきていない地域にお住いの場合は都市ガスを利用できないのです。
⇒良いプロパンガス会社を選ぶ方法とは?

そのため、ガスを使用するにはプロパンガスになるのです。
持ち運びが容易なプロパンガスはどこに住んでいてもガス会社が設置してくれるのなら供給を受けられるため、郊外のはずれでガス管が配管されていない場合でも便利に活用できるほか災害に強い利点もあります。

災害時は配管点検などで復旧に時間がかかりますが、プロパンガスは自宅に直接設置できるため完全復旧が早い特徴があります。
また火災になりにくいといわれています。

プロパンガスの価格が都道府県平均消費量より多かったら?

  • プロパンガスの請求額が高い
  • うちはガスコンロだけなのになぜか平均消費量より多い

など、プロパンガスの消費が多いご家庭には、何らかの理由があるはずです。
こんな理由にあてはまるのなら、プロパンガスの使用平均量より多くなるでしょう。

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