主婦に人気のフードプロセッサー、ずっと使い続けると電気代はいくら?

フードプロセッサーの電気代の計算方法とは?
フードプロセッサーの電気代は、
フードプロセッサーの消費電力(W)×使用時間(h)×電力量料金(円/kWh)
を計算することで、導き出すことができます。
つまり、
- 使っているフードプロセッサーの消費電力
- どれくらいの時間使うか
- 契約している電力会社の電力量料金
が分かれば、すぐに計算できるということですね。
今回の計算では、電力量料金として、全国家庭電気製品公正取引協議会から出ている「電力料金の目安単価」を参考に、27.0円/kWhを使用しました。
⇒消費電力を計算してみよう!!誰でも簡単に出来ます
フードプロセッサーの電気代はどれくらい?
フードプロセッサーの消費電力は、フードプロセッサーの対応容量によって全く異なります。
例えば、あるメーカーのフードプロセッサーでは、容量1.25Lあるものですと、消費電力は400Wで、他メーカーの容量0.5Lのフードプロセッサーは120Wと、多いものの3分の1以下です。
そこで、今回の計算では容量の大きいものと、小さいものそれぞれの消費電力を使って計算してみました。
フードプロセッサーの使用時間は?
フードプロセッサーを2日に1回、5分間使用すると仮定すると、1年間365日のうち、フードプロセッサーを使用する時間は、365日÷2日×5分=912.5分、912.5分÷60分/時間=15.21時間(h)と算出できます。
この使用時間と、冒頭で設定した電力量料金単価27.0円/kWhを使用し、次にフードプロセッサーの実際の電気代を計算してみましょう。
実際に電気代を計算してみましょう!
容量が0.5Lの製品の場合
容量が0.5Lの製品の場合、消費電力は120Wですので、年間に使う消費電力量は、120W×15.21h=1,825.2Wh=約1.83kWhです。
これに電力量料金単価を当てはめ、電気代を算出すると、1.83kWh×27.0円/kWh=49.41円となります。
2日に1度しか使用していないとはいえ、フードプロセッサーとしては高頻度で使っているにもかかわらず、年間で50円以下の電気代というのはちょっと意外ですよね。
容量が1.25Lの製品の場合
容量が1.25Lの製品の場合、消費電力は440Wです。
この数値をもとに年間に使う消費電力量を計算すると、440W×15.21h = 6,692.4Wh =約6.69kWhとなります。
このとき、年間の電気代は、6.69kWh×27.0円/kWh=180.63円と算出できます。
容量が小さいものと比べ、3倍以上の電気代とはいえ、年間で180円程度は家計への負担はほとんどないと言ってもいいですね。
フードプロセッサーを使わずにみじん切りをしたり、スムージーを作ったりする手間や時間を考えれば、費用対効果は高いので、節電をあまり意識せずどんどん使用していきたいアイテムの一つです。
費用対効果の高い道具は積極的に活用しよう
実際にフードプロセッサーの電気代を計算してみて、意外と安いと感じた方は多いのではないでしょうか。
フードプロセッサーは、料理の時間を大幅に短縮してくれる便利アイテムですが、派手なモーター音とは逆に、電気代は「年間で」50~200円程度と、かなり安い電化製品です(もちろん使用頻度が高ければ高いほど電気代は上がります)。
フードプロセッサーのように、費用対効果が高いアイテムは、イメージで使うのを控えるのではなく、実際の電気代を知った上でどんどん活用するのが「賢い」家事テクニックです。
今まで電気代が気になってあまり使っていなかったご家庭も、これからは、ぜひフードプロセッサーをどんどん活用してみてくださいね。
フードプロセッサーの電気代を節約したら、次は電気料金プラン変更で大幅節約!
フードプロセッサーを一年間使用しても50円前後という事がわかりましたが、50円をいくら節約しようとしても難しいですよね。
電気料金プランを安い電力会社に切り替えるだけで、月に4500円も電気代が削減出来るケースもあります。
タイナビスイッチでどれだけ電気代が安くなるかシュミレーションしてみましょう。