はぴeみる電の退会方法!!退会前にメリットとデメリットを再チェック!
はぴeみる電とは、関西電力が提供する「電気ご使用量のお知らせ」をインターネット上で確認できる会員制サービスのことですが、退会方法が少し分かりにくい部分があります。
⇒関西電力「eおとくプラン」を発表!6000円を超える方は検討を!!
今回は、はぴeみる電の退会方法と、退会前にもう一度確認しておきたいメリットやデメリットをご紹介いたしますね。
はぴeみるの退会手続きの流れ
手順1
はぴeみる電にログインし、トップページの右下に表示されている「困ったときはこちら」をクリックすると、「よくあるご質問」一覧が表示されます。
手順2
その中の、「登録・契約情報の変更」をクリックし、最下部にある「退会方法を教えて下さい」の質問を選択します。
手順3
退会する前に、今の電気料金プランをもう一度見直して、他のプランへ変更した場合のシミュレーションを行います。(この過程をとばして退会することもできます)
手順4
シミュレーション等で検討し、退会を希望する場合は、そのまま「大会のお手続きはこちら」をクリックし、アンケートに進みます。
手順5
退会前のアンケートに答え、そのまま退会でよければ先へ進み「退会する」をクリックします。
手順6
退会の手続きが完了です。
いかがでしょうか。
退会手続きをしたくても、どこから退会できるのかを知らないとなかなかスムーズに手続きがいかないかと思いますので、実際に退会する際はこちらの記事を参考にしてみて下さいね。
はぴeみる電を退会する際に確認しておきたいこと
はぴeみる電の退会方法が分かったところで、退会方法を実行する前に確認して頂きたい事が3点あります。
電気の契約が無くてもサービスは受けられます!
引っ越しを機にはぴeみる電から退会する必要は無く、電気の契約が無くてもサービスは継続して受けられます。
過去25か月間の電力の使用状況を確認したりなど、引っ越し先で新しく電気料金プランを選ぶ参考になるデータが満載ですので、しばらくはそのままアカウントを残しておくことをお勧めします。
Web検針票が見られなくなります
一度退会方法に従い退会手続きを行いますと、Web検針票が見られなくなってしまいます。
次の電力会社との契約の時、例えば契約アンペアを決めるときには前の電力会社との契約内容を確認して参考にすることもできますので、退会する際には念のため検針票をPDFで保存しておくか、印刷しておきましょう。
「はぴe暮らしサポート」からも同時に退会処理が行われてしまいます
一か月間たったの100円(税抜)で利用できる、いざという時の家庭のトラブル時に駆けつけてくれたり、各種商業施設の優待が受けられたりと便利な「はぴe暮らしサポート」ですが、はぴeみる電から退会すると自動でこちらも退会処理が行われてしまいますのでご注意ください。
退会する前に!はぴeみるのメリットを再確認
はぴeみる電は無料でありながら、とてもお得な特典がたくさん詰まったサービスです。
退会方法を実行する前に、まずは一度メリットについて確認してみましょう。
ポイントを貯めて、使えるサービス
はぴeみる電を利用すると、毎月の電気料金を確認するだけでもポイントが貯まっていきます。
その他、はぴeみる電のホームページ内のコンテンツに参加したり、アンケートに答えたりするなど様々な方法でポイントを貯めることができますが、貯まったポイントは魅力的な商品と交換したり、他社のポイントサービスへポイント交換を行ったりすることも出来ます。
月々の電気料金の確認は必須ですので、どうせ利用するのであればポイントが貯まるはぴeみる電を利用し続けるのもお勧めです。
家族構成が似ている世帯と電気料金比較ができる
例えば、一軒家で4人家族のAさんが、我が家の電気料金は適正なのか?と疑問を持ったときに、似たような住居スタイルで家族構成が似ている世帯の電気料金とランキング形式で比較することができます。
自分の家で消費している電力量が適正なのかを知るきっかけとなる他、どうすればもっと電気料金を節約できるのかのヒントを得ることもできます。
電気の使用量を「見える化」できる
はぴeみる電に登録していると、過去25か月分の電気料金をグラフで確認することができます。
単純にグラフで毎月の電気料金や電力使用量を見るのではなく、使用量と一緒にその日の「最低、最高気温」、「日照時間」などの環境情報も同時に確認することができる優れものです。
なぜこの月はこんなに電力の使用量が多いのかを考える際に、そういった情報がすぐに閲覧できると「この日は最高気温が高く、日照時間が長かった。だから
エアコン代がかさんだのだな」など、「なぜ」その結果になっているかを予測し、対策を練る参考にもなります。
太陽光発電を導入しているご家庭では、受給電力量と買取金額も確認できますので、毎月大体どれくらい得しているかが一目でチェック可能です。
また、CO2排出量も同時チェックができますので、「エコ」に気を配っている方もチェックが欠かせません。
電気の契約を引っ越しの際に「移す」作業がらくちん
はぴeみる電の会員であれば、面倒な引っ越しの際にもWeb上でさっと手続きを済ませることが出来ます。
また、引っ越し前の場所と引っ越し先が両方とも関西電力の管内だった時には、古い家の電力供給を止める手続きと、新しい家に電力を供給する契約手続きを同じサイト上でスムーズに行えますので、引っ越しの予定がある方にはうれしいサービスです。
省エネの計画を立て結果を記録ができる
電気料金をできるだけ安く抑えたいというのはどの需要家も共通の課題だと思いますが、はぴeみる電では省エネの計画を自分でたてて、その結果を記録しながら自分で確認できるサービスも提供されています。
家族間で省エネを目指している家庭では、毎日どのくらい目標を達成しているかを確認することで、より楽しみながら省エネに励めますね。
はぴeみる電のデメリットを再確認
はぴeみる電は一見便利なサービスですが、デメリットと言える部分が2つだけあります。
メリットを見て退会方法の実行を迷っている方は、こちらのデメリットも確認してから最終的に判断してみて下さいね。
⇒関西電力『はぴeタイム』を徹底調査!乗り換えると損をする?
紙の検針票がもらえない
先述の通り、はぴeみる電はWeb上で「検針票の代わりに」電気料金を確認できるサービスです。
はぴeみる電に登録すると自動的に紙の検針票は配布されなくなりますが、検針票が紙の状態で必要な場合は、ログイン後に「過去3カ月の詳しい検針結果」からPDFをダウンロードして、そのデータを印刷することも出来ます。
検針票は毎月ダウンロードして保管しておくと、後ほど見直せますよ。
ログイン情報の扱いは慎重に
はぴeみる電は、家庭での電力の使用量や電気料金、最もよく電気を使う曜日などが分かりやすくグラフで確認できます。
しかし、それは裏を返せばはぴeみる電のアカウントのIDとパスワードが他者に知られてしまった場合、大体いつ仕事が休みなのかという情報まで予想できてしまい危険です。
アカウント情報が知られて困るのははぴeみる電のサービスだけではないですが、登録情報はくれぐれも慎重に扱うことが大切です。
各社便利なサービスが次々登場
関西電力のはぴeみる電、中部電力のカテエネなど、電力自由化が始まる中、各社様々な便利サービスを提供しています。
独自のポイントサービスや、はぴeみる電と同時提供されている「はぴe暮らしサポート」のように、追加料金を支払うだけで水まわりなどのトラブル時にも頼れるサービスを付加するなど、趣向を凝らした内容が盛りだくさんでどの会社も魅力的です。
2016年4月より電力自由化が本格スタートし、電気料金そのものだけではなく、こうした「プラスアルファ」の価値を提供するサービスを加味して今後電気料金プランやサービスを選んでいく事が、一つのトレンドになっていくことが予測されます。
各社負けないようにどんどん魅力的なサービス提供があるかと思いますが、電力というものは「長期にわたって」必要なものですので、一時的に魅力的なサービスだけに注目して安易に契約を決めてしまうのではなく、長期的な目線で選んでいく事が重要だと言えるでしょう。