公開日丨2016/06/28最終更新日丨2016/06/28
島根県奥出雲町が電力会社を設立 地産地消を目指す
28日、島根県奥出雲町は23日付で奥出雲電力株式会社を東京の企業と共同で設立したと発表しました。自治体と民間企業が共同出資し、電力会社を立ち上げたのは県内初となります。
設立の目的は、町が所有する水力発電所を利用して電力を供給したり、利益を町内に還元したりすることなど。
これまでは町営の水力発電所で発電した電気を中国電力に売り、同社から再度買い取るカタチを取っていましたが、電力自由化を受け、エネルギーの地産地消と利益を外に流出させない仕組みが必要として設立準備を進めてきました。
11月から町内に電力を供給する予定で、設立3年目で経営の安定化と年間売上約1億8千万円を目指すとのことです。