公開日丨2016/06/25最終更新日丨2016/06/25
東電系の不具合により新電力の料金請求に遅れ
日経新聞によると、家庭向け電力小売に参入した新電力各社は、顧客に料金を請求できないトラブルが発生しているとのことです。これは電力使用量を集計する東京電力パワーグリッド(PG)のデータ処理が追いついていないためとのことです。
電力自由化以降、契約が新電力に切り替わったとしても、電力の集計は東電PGがおこなっていますが、4〜5月に切り替えが相次いだため、処理に問題が発生しているようです。
東電PGによれば、通知が遅れているのは全体の1.6%にあたる約22,000件。このうち最大で6,400件はデータ自体が不明となっていて、復旧も困難になっているようです。
東電PGは7月1日までに、電力・ガス取引監視等委員会へ改善計画を提出するとしています。